



デスクトップPCで、そんなに高性能じゃなくていいから、Officeを快適に使いつつ、ときにはデジカメで撮った写真の整理・加工などもしたい、という人は結構多いのではないでしょうか。そうしたニーズに対応するCPUとして、IntelのCore i5があります。ただし、同CPUを搭載した製品はたくさんあるので、選ぶのが難しい部分も…。
そこで今回は、Core i5を搭載し、かつMicrosoft OfficeがプリインストールされたデスクトップPCを選ぶ際のポイントを解説しつつ、性能や価格で比較したうえでのおすすめ10製品をランキングの形で紹介していきたいと思います。参考にしてくださいね。
目次
Intel Core i5とは?
出典:www.amazon.co.jp
現在、多くのデスクトップPCに採用されているIntelのCPUのうち、上位のブランドがCoreシリーズです。これには性能の高い順にi7、i5、i3があり、想定される用途などで次のように棲み分けがされています。
・Core i7(ハイエンド)……高い処理能力が求められる動画の編集やエンコード、デジカメのRAWデータの現像、Photoshopでの解像度の高い画像の加工、最新ゲームのプレイなどに適しています。
・Core i5(ミドルレンジ)……i7より性能が劣るため時間はかかるものの、動画の編集や画像の加工などもこなせます。そして、WordやExcelなどは(画像が多く使われていても)快適に使用できます。
・Core i3(ローエンド)……比較的負荷のかからないネットやメールの使用、動画の視聴、WordやExcelなどの簡単な文書の作成・編集などに向いています。
そして、価格は高い順にi7、i5、i3となりますので、性能・用途からしてCore i5はとてもコスパに優れたCPUと言えるでしょう。
ちなみに、Coreシリーズから機能を削減した廉価版モデルとして、PentiumとCeleronがあります。この2つでは、前者の方が上位になります。
Core i5搭載デスクトップPCの選び方
ここからは、Core i5を搭載したデスクトップPCを選ぶ際のポイントを、具体的に見ていきたいと思います。
Core i5の型番を確認する
上記のようにCoreシリーズのミドルレンジであるCore i5。ただ、その中にはいくつものモデルがあり、性能が異なるので、それを確認する必要があります。
世代を知る
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CPUは世代を重ねるにつれて性能がアップしてきました。ですので世代を知ることが、性能を判断するひとつの目安になります。Core i5の世代は、次のように「Core i5」に続く数字で見分けることができます(i7とi3も同様)。
・Broadwell(第5世代、発売2015/6/18)……Core i5-5200Uなど5000番台
・Skylake(第6世代、発売2015/8/7)……Core i5-6400Tなど6000番台
・Kaby Lake(第7世代、発売2017/1/6)……Corei5-7400など7000番台
・Coffee Lake-s(第8世代、発売2017/11/2)……Corei5-8400など8000番台
末尾アルファベットの意味
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上記にもありますが、型番の末尾にTやUなどが付されているもの、付されていないものがあります。主なものをあげると次のような意味があり、やはり性能が異なってきますので、しっかりと確認しましょう。
デスクトップ向け
・K……倍率ロックフリー版。オーバークロックが可能。
・末尾なし……通常版。
・S……省電力版。通常版よりも周波数を抑えている。
・T……超省電力版。末尾Sよりも省電力、かつ周波数が低い。
など
モバイル向け
・H……ハイパフォーマンス版。
・U……低消費電力版。
など
こうした型番を確認して、より高性能な新しい世代のものにするか、価格を優先するかなどを検討すると良いでしょう。
ディスプレイ一体型、スリムタワー、ミドルタワーのどれにするか
省スペースならディスプレイ一体型
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ディスプレイと一体型の製品なら省スペースで邪魔にならず、別途ディスプレイを購入する必要がないので費用を抑えられます。ただし、PCIカードやストレージなどを内部に増設することができず、拡張性は高いとは言えません。
拡張性ならスリムタワー・ミドルタワー
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スリムタワー・ミドルタワー単体で販売されている製品は、別途ディスプレイの購入費用が必要になりますが、上記のようなパーツを内部に増設できるというメリットがあります。
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なお、製品によっては、PCIスロットがサイズの小さいロープロファイル(Low Profile)のみの対応となるものがあるので、その点に注意しましょう。
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ロープロファイル(Low Profile)は、PCI拡張カード/スロットの小型規格のことです。規格の幅は、従来のPCIはボード106.68mm・ブラケット120mmでしたが、ロープロファイルではボード64mm・ブラケット80mmと、かなり小さくなっています。
メモリは8GBあれば十分だが、増設のためには空きスロットのある製品を
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今回想定している「Officeを快適に使いつつ、ときにはデジカメで撮った写真の整理・加工などもしたい」というニーズに対応するには、メモリは8GBあれば十分です。
もし、後々は動画の編集や高解像度の画像の加工などもしたいと考えているのなら、メモリが増設できる(メモリの空きスロットがある)製品を選ぶと後悔しませんよ。
起動ディスクにSSD、データ保存用にHDDが搭載されている製品が望ましい
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現在、デスクトップPCに採用されているストレージにはSSDとHDDがあり、それぞれ次のような特徴があります。
・SSD……スピードが非常に速く、消費電力も少ない。回転部品がないため振動・衝撃に強い。ただし、容量あたりの価格が高く、容量が比較的小さい(240GBなど)。
・HDD……2TBなど大容量のものがあり、容量あたりの価格が安い。ただし、速度は遅く、消費電力も大きく、ディスクが回転する機構のために振動・衝撃に弱い。
そして最も望ましいのは、起動ディスクがSSDで、それとは別にデータ保存用のHDDが搭載されている製品ではないでしょうか。この構成なら、OSやソフトの起動が速くて、かつデータの保存領域も十分確保されるという、SSDとHDDの両者のメリットを享受できます。
「ストレージ」には、「貯蔵、保管、倉庫」という意味があります。PC用語として使われる場合は、データを保存する HDD、SSD、eMMC、USBメモリー、SDカードなどを指します。
グラフィック性能を求めるなら、GPUが別途搭載されている製品に
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グラフィック性能を決定するGPU。製品によって、CPU内蔵のGPUを使用しているものと、別途GPUを搭載しているものがあります。より高性能なのは後者なので、ゲームを楽しみたい場合は、そうした製品を選びましょう。
ネットワーク性能やUSBポートも確認
ネットワーク機能は最新バージョンの製品か
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最近の製品はほとんどが、有線LANはGigabit(1000Mbps)に、Wi-FiはIEEE802.11acに対応しています。ただし、中には有線LANポートまたはWi-Fiを搭載していないものや、Wi-Fiが11nまでしか対応していないものもあるので注意が必要です。
現在のコンシューマ向け製品では、アンテナ1本あたりの最高速度は、11acは約433Mbps、11nは約150Mbpsです。
USBポートのバージョンと数をチェック
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周辺機器を接続するUSBポート。これについては、転送速度に優れたUSB 3.0ポートと、速度の遅いUSB 2.0ポートが、それぞれいくつあるかを確認しましょう。
外付けSSDやUSBメモリなど外部ストレージにはUSB 3.0、キーボードやマウスなどにはUSB 2.0ポートが適しています。
【ディスプレイ一体型】Core i5・Office搭載 デスクトップPCおすすめランキング5選
ここからは、おすすめ製品をランキング形式で発表していきたいと思います。冒頭で述べたように、紹介するのはすべてMicrosoft Officeがプリインストールされた製品になります。
まずは「ディスプレイ一体型」のおすすめ5製品を紹介し、その後に「スリムタワー・ミドルタワー」(ディスプレイ別売り)のおすすめ5製品と続きます。
※価格は2018年1月17日時点のものであり、変更されている場合があります。
第1位:デル Inspiron 22 3264 18Q12HB FHDタッチ
129,980円(税込)
・OS:Windows 10 Home 64bit
・CPU:Core i5-7200U(Kaby Lake、2.50GHz~3.10GHz)
・メモリ:8GB(空きスロット×1)
・ストレージ:1TB HDD
・GPU:CPU内蔵
・光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
・LAN:有線100BASE-TX、Wi-Fi 11ac
・USBポート:3.0×2、2.0×2
タッチ対応ディスプレイで対応ソフトを操作可能、IPS液晶
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この製品の最大の特長は、ディスプレイがタッチ対応であること。なので、対応ソフトを使用すれば、指先でディスプレイに直接触れることで操作することができます。そして、IPS液晶を採用しているので、表示はキレイですね。
CPUは、末尾「U」(モバイル向け低消費電力版で、周波数が低い)ですが、1世代前のKaby Lakeなので、Officeの操作において処理速度に不満を抱くケースはあまりないでしょう。
ただし、ストレージはHDDなので、データの読み込み/書き込み速度にはあまり期待できません。
なお、amazonの画面でより低価格のCeleronやCore i3のモデルを選ぶこともできます。
第2位:エイスース Vivo AiO V241ICUK
120,700円(税込)
・OS:Windows 10 Home 64bit
・CPU:Core i5-7200U(Kaby Lake、2.50GHz~3.10GHz)
・メモリ:8GB
・ストレージ:1TB HDD
・GPU:CPU内蔵
・光学ドライブ:-
・LAN:有線、Wi-Fi 11ac
・USBポート:3.0×4、2.0×1
7mmの超狭額ベゼルを採用した「フレームレスディスプレイ」、23.8インチIPS液晶
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一目で分かる特徴は、ベゼルがわずか7mmしかないディスプレイ。メーカーでは「フレームレスディスプレイ」と呼称しているように、フレームはほぼ気になりませんね。サイズは23.8インチと大きめで、IPS液晶を採用しているので、表示は見やすいでしょう。
そして、本体の奥行きは約16.5cmとスリムなので、スペースが限られたところでも、設置しやすいですね。
3W×2のステレオスピーカーには、191ccの大容量チャンバー搭載し、臨場感あふれるリアルなサウンドを再現。メーカー独自のサウンドシステム「ASUS SonicMaster」と、サウンドモードを選択できる「AudioWizard」によって、ミュージックやムービー、ゲームなどのサウンドをより楽しめるでしょう。
ただし、ストレージは速度の遅いHDDで、データの読み込み/書き込みには、少し時間がかかります。また、光学ドライブがないので、別途USB接続のものを用意する必要があります。
第3位:レノボ YOGA Home 500 F0BN0028JP
149,515円(税込)
・OS:Windows 10 Home 64bit
・CPU:Core i5-5200U(Broadwell、2.20GHz~2.70GHz)
・メモリ:4GB(交換・増設不可)
・ストレージ:1TB SSHD(HDD+8GBキャッシュ〔NAND型フラッシュメモリ〕)
・GPU:NVIDIA GeForce 920M
・光学ドライブ:-
・LAN:有線LANポートなし、Wi-Fi 11ac
・USBポート:3.0×3
2in1とマルチモード対応で、タブレットのようにも使えるテスクトップPC
出典:www.amazon.co.jp
21.5インチ一体型のデスクトップPC。なのですが、デスクの上に立てて使う(スタンドモード)だけでなく、バッテリーを搭載し、マルチタッチ対応なので、タブレットのように持ち運んで使うこともできます(フラットモード)。
また、1TBのSSHDを採用している点に要注目。SSHDはフラッシュメモリとHDDが一体になったストレージで、フラッシュメモリの優れた速度と、HDDの大容量で安価という両者のメリットをあわせ持っています。これなら動作がもたつくことはなく、かつデータ保存領域としても十分と言えるでしょう。
その他の特長としては、GPUにNVIDIA GeForce 920M(モバイルのローエンドですが)を搭載していて、CPU内蔵よりグラフィック性能が高くなっていることがあげられます。
ただ、少し前のモデルなので、CPUは3世代前のBroadwellで、しかも周波数が抑えられた末尾「U」のモバイル向け低消費電力版。そして、メモリが4GBしかなくて交換・増設が不可、光学ドライブと有線LANポートがないという点には注意が必要です。
第4位:エヌイーシー LAVIE Direct DA(S)
167,400円(税込)
・OS:Windows 10 Home 64bit
・CPU:Core i5-7200U(Kaby Lake、2.50GHz~3.10GHz)
・メモリ:8GB(空きスロット×1、最大32GB)
・ストレージ:1TB HDD
・GPU:CPU内蔵
・光学ドライブ:Blu-rayディスクドライブ(BDXL対応)
・LAN:有線Gigabit、Wi-Fi 11ac
・USBポート:3.0×3、2.0×2
大きめ23.8インチ、高画質なIPS液晶を採用した、TV視聴・録画ができるPC
出典:nec-lavie.jp
サイズは大きめの23.8インチ、IPS液晶を採用したディスプレイ一体型で、TVチューナーを搭載しているので、TV番組の視聴と録画が可能となっています。また、BDXL対応のBlu-rayディスクドライブを搭載しているので、録画したデータをBlu-rayディスクにどんどん保存していくことができます。
CPUは、周波数が抑えられた末尾「U」のモバイル向け低消費電力版ですが、最新のKaby Lakeなので、Officeの処理が遅いということはないでしょう。
ただ、ストレージが速度の遅いHDDなので、PCやソフトの起動の際に少しもたつくことがあるかもしれません。
第5位:レノボ AIO 520S F0CU006XJP
170,530円(税込)
・OS:Windows 10 Home 64bit
・CPU:Core i5-7200U(Kaby Lake、2.50GHz~3.10GHz)
・メモリ:16GB(交換・増設不可)
・ストレージ:256GB SSD
・GPU:CPU内蔵
・光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
・LAN:有線Gigabit、Wi-Fi 11ac
・USBポート:3.0×4
IPSの「ボーダーレス液晶」を搭載、ストレージに高速なSSDを採用
出典:www.amazon.co.jp
ベゼルの狭い「ボーダーレス液晶」(メーカー)を採用し、スタイリッシュな外観の一体型PC。最薄部は7.2mmしかなく、4.44Kgと軽量なので、設置場所の自由度が高いですね。
そして、デザインを損なわないよう、USBポートとカメラが引き出し式になっていて、使用しないときには本体に収納できるようになっています。こうした部分に、デザイナーのこだわりが感じられますね。
ストレージには、高速なSSDを採用しているので、OSやアプリの起動はキビキビして速いでしょう。ただし、容量が256GBしかないので、写真や映像などのデータがたくさんある場合は、別途、外付けUSB接続のHDDを用意した方が良さそうです。
価格的には少し高めですが、このスタイリッシュなデザインと高速なSSD、そしてUSBポートとカメラのギミックに興味があるなら、選んでも良いのではないでしょうか。
【スリムタワー・ミドルタワー】Core i5・Office搭載 デスクトップPCおすすめランキング5選
続きまして「スリムタワー・ミドルタワー」(ディスプレイ別売り)のおすすめ5製品を紹介したいと思います。
スリムタワー・ミドルタワー単体のものは、別途ディスプレイの購入費用が必要ということを踏まえて検討してくださいね。
※価格は2018年1月17日時点のものであり、変更されている場合があります。
第1位:デル Inspiron 3668
104,980円(税込)
・CPU:Core i5-7400(Kaby Lake、3.00GHz~3.50GHz)
・メモリ:8GB(空きスロット×1)
・ストレージ:128GB SSD + 1TB HDD
・GPU:NVIDIA GeForce GT730
・光学ドライブ:DVD-RWドライブ
・LAN:有線Gigabit、Wi-Fi 11ac
・USBポート:3.0×2、2.0×4
速度的にも十分なバランスのとれたパーツ構成、そしてコスパも◎
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CPUは1世代前のKaby Lakeで、ストレージは128GB SSD+1TB HDD。この構成なら速度的にも、データ保存スペース的にも快適と言えます。SSDは128GBで、ゲームなどをたくさんインストールするのでなければ、この容量でも大丈夫でしょう。
GPUはローエンドのNVIDIA GeForce GT730ですが、これは消費電力がCPU内臓のGPUとほとんど変わりなく、発熱がとても少ない製品。発熱問題を伴わずにグラフィック性能がアップするのですから、この意味で存在感は示していると言えます。
光学ドライブは、他と比べると少し劣るDVD-RWドライブ。しかし、最近は光学ドライブをあまり使わないユーザーも多いため、スペックを低くしてコストダウンが図られているという意味で、歓迎できる選択なのではないでしょうか。
以上のことから、全体的にバランスがとれた構成で、コスパ的にも優れた製品かと思います。
なお、amazonの画面でGPUをNVIDIA GeForce GT1030に変更したり、Core i7のモデルを選ぶこともできます。
第2位:デル Inspiron 3268
89,980円(税込)
・CPU:Core i5-7400(Kaby lake、3.00GHz~3.50GHz)
・メモリ:8GB(空きスロット×1)
・ストレージ:1TB HDD
・GPU:CPU内蔵
・光学ドライブ:DVD-RWドライブ
・LAN:有線Gigabit、Wi-Fi 11n
・USBポート:3.0×2、2.0×4
スペックはそれなり、低コストで導入したいならオススメ
出典:www.amazon.co.jp
CPUは1世代前のKaby lakeなので、Officeの操作には特に問題なく、快適に使用できるでしょう。また、ロープロファイル(Low Profile)のPCIスロットが2つ搭載されているので、対応する拡張カードを増設することができます。
その他に際立ったスペックのパーツはなく、ストレージは速度の遅いHDD、Wi-Fiは11nというように性能はそれなりなのですが、その分価格はお手頃。ですので、たとえば既にディスプレイを持っている人なら、かなり費用を抑えて導入することができるでしょう。
なお、amazonの画面でより安価なCeleronやCore i3のモデル、より処理能力に優れたCore i7のモデルを選ぶこともできます。
第3位:マウス LM-K5081SHAB-ZBF
119,299円(税込)
・CPU:Core i5-7400(Kaby Lake、3.00GHz~3.50GHz)
・メモリ:8GB
・ストレージ:240GB SSD + 1TB HDD
・GPU:CPU内蔵
・光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
・LAN:有線Gigabit、Wi-Fiなし
・USBポート:3.0×4、2.0×4
高性能でコンパクトなデスクトップPC
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CPUは1世代前のKaby Lake、ストレージは240GB SSD+1TB HDDなので、速度とデータ保存の領域のいずれも十分に満足できるでしょう。
また、USBポートは3.0×4と2.0×4の計8つも搭載しているので、USB機器を接続する際にポートが足りないということは、まずないかと思います。
そして、幅102mm、高さ270mm、奥行き368mmというコンパクトサイズなので、省スペースで邪魔になりません。これなら、デスクの上に置くのもアリですね。
なお、amazonの画面でCPUの種類(Celeron、Core i3、Core i7)やメモリ・SSD・HDDの容量などのカスタマイズが可能です。
第4位:マウス MPS-K511SHAB-ZS
138,499円(税込)
・CPU:Core i5-7400(Kaby Lake、3.00GHz~3.50GHz)
・メモリ:16GB(最大32GB)
・ストレージ:240GB SSD + 1TB HDD
・GPU:CPU内蔵
・光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
・LAN:有線Gigabit、Wi-Fiなし
・USBポート:3.0×4、2.0×4
Windows 10 Pro 64bitをプリインストール、
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この製品の大きな特徴はプリインストールされているOS。一般的にはWindows 10の「home」が多いのですが、この製品は同「Pro」が採用されています。なので、「Pro」にしかないWindows Update for Business(任意のタイミングでのOSアップデート)、Windows Remote Desktopのホスト(操作される側)、Bit Locker(USBメモリやDVD-ROMなどを保護)などの機能が利用可能です。
スペック的にも優秀で、CPUは1世代前のKaby Lake、ストレージは240GB SSD+1TB HDDと、速度的にも容量的にも十分。USBポートは3.0×4と2.0×4の合計8つあるので、拡張性も十分です。
OSがWindows 10の「Pro」の分、価格はやや高めとなりますが、上記のような「Pro」特有の機能を必要とするユーザーなら、その費用として支払う意味はあるかと思います。
なお、amazonの画面でCPUの種類(Celeron、Core i3、Core i7)やメモリ・SSD・HDDの容量などのカスタマイズが可能です。
第5位:富士通 MV ESPRIMO DHシリーズ WD2/B2
112,480円(税込)
・CPU:Core i5-7500(Kaby lake、3.40GHz~3.80GHz)
・メモリ:8GB(空きスロット×0)
・ストレージ:1TB HDD
・GPU:CPU内蔵
・光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
・LAN:有線Gigabit、Wi-Fiなし
・USBポート:3.0×6、2.0×2
スリムタワーでも、高い拡張性を持ったPC
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スリムタワーなのですが、PCI Express x16とPCI Express x1のスロットを各1つ搭載していて、このサイズの製品にしては拡張性がかなり高くなっています。ただし、拡張カードのサイズによっては(ハイエンドの大きなグラフィックボードなど)、筐体に納まらないこともあるので、その点は注意が必要です。
また、USB 3.0ポートを×6と2.0ポートを×2も搭載していて、これだけで(別途USB HUBを用意しなくても)かなりの数のUSB機器を接続できるところも、好評価です。
ただ、ストレージが速度の遅いHDDという点は、少し気になります。
なおamazonの画面で、CPUがより高速なCore i7のモデルや、21.5インチ液晶のセットも選べます。
おすすめのディスプレイ
上記のスリムタワー・ミドルタワーPCにおすすめのディスプレイを、以下の記事で紹介していますので、見てみてくださいね。
おわりに
今回は「CPUにIntel Core i5を搭載し、Officeを快適に使えるデスクトップPC」というコンセプトで製品を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
たくさんのパーツで構成されたPCは、購入の際にチェックすべきポイントも多くなるので、選ぶのがなかなか難しい部分があるかと思います。上記のランキングを参考にして、是非Officeを快適に使える1台をゲットしてくださいね。