パワーサプライ K.E.S KIP-001をレビュー /『圧強め』な9.4V以上

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

エフェクター4台の電源をオン

 エフェクター用のフルアイソレートパワーサプライ、K.E.S KIP-001を購入しました(中古です)。これまで、デジアナ混在なのに電源分岐ケーブルでデイジーチェーンしていて、ノイズはとりあえず出ていませんでしたが、「やっぱり、フルアイソレートのパワーサプライにした方がいいかな?」と考えていたからです。

 というわけで、K.E.S KIP-001についてレビューしていきます。

K.E.S KIP-001を開封

※価格は2026年8月23日時点のものであり、変更されている場合があります。

 それでは早速、K.E.S KIP-001を開封していきます(実は、撮影前に開封していますが…)。

箱
 箱のデザインから凝ってますね。フォントとイラストに遊び心が感じられます。

 開けてみると、

本体の入った中箱
 本体の入った「筐体在中」と書かれた中箱が出てきました。書いてあるとおり、開封前に廃棄してはいけませんよ!

 中箱を開けると、

中箱から出した 緩衝材に守られた本体
緩衝材から取外した本体
 本体が姿を現しました。このオレンジの筐体がなかなか良いと思ったのも、この製品を選んだ理由のひとつです。

本体と同梱品
 箱の下に入っていた説明書、ACアダプター、DCケーブル(60cm×2本、30cm×3本)も取り出しました。

KIP-001 本体
 本体の外形寸法は80×80×25㎜、重量144gと、かなりのコンパクト・軽量デザインとなっています。

5つの出力ポート
 出力ポートは5つ。アダプターへの給電が100Vを確保できている状況で、無負荷時電圧9.4V以上になるように設計されています。「このパワーサプライ『圧強め』」がコピーです。これにより、特にディストーションやオーバードライブ系での音の張りと厚み、そしてブライトネスの向上が期待できるそうです。

 また、5番ポートは、9V/12V/18Vで電圧の切り替えが可能となっています。

電圧切替えスイッチ、12V DC入力ポート、連結ポート
 反対側には、5番ポートの電圧切替えスイッチ、ACアダプターを接続する12V DC入力ポート、連結ポートがあります。

 連結ポートには、別売りの追加ユニット(KIP-AD5)をケーブル接続して拡張することができます。連結は理論的には無限に可能ですが、使用するエフェクターの消費電流の合計が2A(2,000mA)まで使用可能とのことです。

底面には両面テープ
 中古で購入したのですが、底面には両面テープが貼ってありました。

テスターで測定

フルアイソレートを確認

 テスターを使って、フルアイソレートになっていることを一応確認してみます。別に疑ってるわけではありません。

 ちなみに、パワーサプライの中には「独立動作」などの説明があっても、実際にはアイソレートでないものもありますよね。

 2本のプローブを別のポートに当てて導通があったら「アイソレートではない」ってことになるのですが…

フルアイソレート 導通テスト
 大丈夫でした。全ての組み合わせで、テスターの表示は「O.L」(オーバーロード)となりました。フルアイソレートで間違いないです。

『圧強め』を測定

 前述のように「9.4V以上になるように設計されています」ということなので、テスターで計測してみます。

1番ポートの電圧 2番ポートの電圧
3番ポートの電圧 4番ポートの電圧

 1~4番ポートは「9.50V」、「9.57V」または「9.58V」でした。ちゃんと「圧強め」です。

 そして、9V/12V/18Vで電圧が切り替えられる5番ポートは、次のようになりました。

5番ポート 9V設定の電圧 5番ポート 12V設定の電圧
5番ポート 18V設定の電圧

・9V設定では「9.41V」
・12V設定では「12.54V」
・18V設定では「18.69V」

 9V設定のときは、他のポートより多少低めの電圧となるようです。それでも、9.4V以上出ています。

エフェクターを接続

電源オン!! 『圧強め』でLEDの輝きも違う?

エフェクター4台を接続
 メインで使うエフェクター4台を接続しました。

・Kz Guitar Works Kz CLEAN BOOSTER
・JHS Morning Glory V4
・One Control GRANITH GREY BOOSTER
・MXR Carbon Copy Mini

 冒頭で書いたように、「デジアナ混在なのに電源分岐ケーブルでデイジーチェーン」していて、それが気になっていたからフルアイソレートのパワーサプライを購入したのに、4台ともアナログです(笑)

エフェクター4台の電源をオン
 電源オン!!

 「このパワーサプライ『圧強め』」の9.4Vで、LEDも力強く光っている気がします。

音を鳴らしてみる→良い感じ

 やはり、フルアイソレートなのでノイズが少なくなっているようです! 特に、オーバードライブのMorning Glory V4が良い感じ!

 このK.E.S KIP-001が1万円を切る価格なのですから、コスパも優秀なパワーサプライではないでしょうか。

おわりに

 次回は、K.E.S KIP-001を、USB PDトリガーケーブルを使って、モバイルバッテリーで駆動してみようと思います。そして、モバイルバッテリーでもちゃんと「このパワーサプライ『圧強め』」なのかを検証してみます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする



トップへ戻る