GoPro用 JHTC互換バッテリーを購入/純正品と比較

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GoPro用の互換バッテリーを購入
 GoPro用の互換バッテリーを購入したので、手持ちの純正バッテリーと、撮影時間と充電時間を比較してみました。

JHTC互換バッテリーを購入(コスパが良い)

JHTC Hero 12 Enduro バッテリー Hero 11/10/9 バッテリー充電式 2 パック 1800mAhと Gopro Hero 12/11/10/9 Blackカメラに完全対応
2,480円(税込)

※価格は2024年9月16日時点のものであり、変更されている場合があります。


 購入したのは、JHTCの互換バッテリー(AHDBT-901)です。

 容量は1,800mAhで、純正バッテリーの1,720mAhよりも大きくなっています。

 価格は、2個セットで2,480円。純正のEnduroバッテリーの2個セットが8,500円なので、その約3割の価格と圧倒的にコスパが良いです。

JHTC互換バッテリーと純正バッテリーを比較

互換バッテリーと純正バッテリー
 ここからは、購入したJHTC互換バッテリーと、手持ちの純正バッテリー(SPBL1B)の使用感の比較をしてみたいと思います。

 なお、手持ちの純正バッテリーの容量は1,720mAhです。製造年月日は「2021-05-04」で、それなりに使用したものですが、異常な膨らみなどはありません。

撮影時間の比較

撮影時間の比較
まずは、GoProの撮影時間を比較してみます。

使用したのはGoPro HERO9 black(Maxレンズモジュラー装着)です。主な設定は、解像度 2.7K、フレームレート 50fps、画角 MaxSuperView、MaxHyperSmooth オン、水平ロック オン、となっています。

 これにJHTC互換バッテリーと純正バッテリー(SPBL1B)を装着して撮影し、バッテリー残量が低くなって自動的に電源がオフになったときの動画の長さを見てみると、次のようになりました。

撮影時間
JHTC互換バッテリー 純正バッテリー(SPBL1B)
1時間46分 1時間23分

 比較対象の純正バッテリーが新品ではないので公平ではありませんが、JHTC互換バッテリーの撮影時間は悪くないように思います。予備として持っていて、交換しながら使用するのには十分ですね。

充電時間の比較

充電時間の比較
 次に、バッテリーへの充電時間を比較してみます。

 充電には、GoPro純正の充電器(BLBC1)を使用しました。ここに、残量0%になったJHTC互換バッテリーと純正バッテリー(SPBL1B)を同時に装着して、充電が完了するまでにかかった時間を計測しました。結果はこちらです。

充電時間
JHTC互換バッテリー 純正バッテリー(SPBL1B)
2時間32分 1時間50分

 前述の撮影時間もあわせて考えると、JHTC互換バッテリーの充電時間は少し長いように思います。なので、余裕をもって充電した方がよいですね。

JHTC 互換バッテリーの気になった点

 ここからは、互換バッテリーの気になった点について見ていきます。

自然放電しやすい

互換バッテリーと純正バッテリー

2週間ほど放置したら残量0%に

 JHTC互換バッテリーの購入後すぐに、テストとして数分間の撮影を1回だけして、そこから100%まで充電し、GoProに装着したまま2週間ほど放置したのですが、いざ使おうとしたらJHTC互換バッテリーの残量がなくなっていて、GoProの電源が入りませんでした。

 同じ状況の純正バッテリー(SPBL1B)の方は、まだまだ残量がありました(たしか、80%くらい?)。

放置テストでも残量の減りが早い

 また、100%まで充電したJHTC互換バッテリーと純正バッテリー(SPBL1B)をGoProに装着したまま7日間放置するテストを実施してみたところ、残量は次のようになりました。

100%充電し、GoProに装着して7日後の残量
JHTC互換バッテリー 純正バッテリー(SPBL1B)
4% 86%

 このように、JHTC互換バッテリーは自然放電しやすいみたいです。

 バッテリーの残量が0%になったままある程度長い時間が経つと、GoProの設定がリセットされることがあるので、こうなってしまうと使いにくいですね。

膨らんでしまった(個体差あり)


 前述のように2週間ほど放置した際に、JHTC互換バッテリーのうちの1つに膨らみが出てしまいました。もう1つの方は膨らんでおらず正常だったので、個体差(当たりハズレ)かあるかもです。

 しかし、その後何度か撮影(放電)と充電を繰り返したら、膨らみがなくなって平らになりました。これは、膨らんだのは0%の状態で長時間放置したからで、充電をすれば正常に戻る、ということかもしれません。

 いずれにせよ、JHTC互換バッテリーは純正バッテリーよりも、長時間の放置に気をつけた方が良さそうです。

おわりに

 以上のように、JHTC互換バッテリーには気をつけたほうが良い点もありますが、性能と価格を考えればコスパが良く、購入する価値は十分にあるかと思います。

 この記事が、互換バッテリーの購入を検討されているGoProユーザの参考になれば幸いです。

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