小型PCケースおすすめ10選【省スペースなミニ・スリムタワーを比較】2018年

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 自作PCを置けるスペースが限られているのなら、ミドルタワーやフルタワーよりも省スペースな、ミニタワーやスリムタワーなどの小型PCケースがおすすめです。「小さいと拡張性がないのでは?」という心配もあるかと思いますが、ちゃんとパーツを選べば十分なスペックのPCを組み立てることができますよ。

 というわけで今回は、小型PCケースを検討する際のチェックすべき点や機能などを説明しつつ、ECサイトで入手できる製品のうちのおすすめを紹介していきたいと思います。参考にしてくださいね。

小型PCケースの選び方

Fractal Design Core 1100 マイクロタワー型PCケース CS4792 FD-CA-CORE-1100-BL
出典:www.amazon.co.jp
 ミニタワーなどの小型PCケースを選ぶ際のポイントとしては、対応するマザーボードの規格、外形寸法、サイドパネルの仕様(アクリルかスチールか)、ドライブベイの数、CPUクーラー・グラフィックボードの対応サイズなどがあります。

対応するマザーボードの規格を確認する

GIGABYTE GA-A320M-HD2 マザーボード [AMD A320チップセット搭載] MB3978
出典:www.amazon.co.jp
 マザーボードのうち最も一般的なフォームファクタであるATXはサイズが305mm×244mm、PCIスロットは×7、メモリスロットは×4です。これは、基本的にミドルタワー以上のサイズが対応します。そして、サイズの小さなケースでは、次のようなATXより小さいマザーボードを使用することになります。

Micro-ATX……244mm×244mm。ATXをやや小型化したもの。PCIスロット数は×4程度。メモリスロットは、ATXと同様に×4。

Mini-DTX……170mm×203mm。上記より小型で、PCIスロット数は×2程度、メモリスロットは×2。

Mini-ITX……170mm×170mm。上記よりさらに小型のため、PCIスロットは×1程度、メモリスロットは×2。

 ほとんどの小型ケースはMicro-ATXとMini-ITXの両方に対応しています。ただし中には、より小さいMini-DTXまたはMini-ITXにしか対応していない製品もあるため、この点は要確認です。

設置予定のスペースに収まる外形寸法にする

IN WIN 150W電源搭載 アルミシェルフロント採用 Mini-ITXケース Chopin-Black (型番:IW-BQ696B)
出典:www.amazon.co.jp
 サイズが小さいのがメリットの小型PCケース。ただし、製品によって外形寸法(縦×横×高さ)はそれぞれ違っています。そのため、基本的なことですが、設置する予定のスペースを確認しておき、そこにちゃんと入る製品を選びましょう。

内部のパーツを愛でるなら、サイドパネルがアクリル・強化ガラスの製品に

SAMA 左側面がフルアクリルパネル(透明)のμ-ATXマザー対応ミドルタワーPCケース MK-01W (舞黒透 maikurosuke)
出典:www.amazon.co.jp
 ケース内部に組み込んだLED付きのパーツを愛でたいのなら、サイドパネルがアクリルまたは強化ガラス製のウインドウになっている製品にしましょう。

 そうでないのなら、サイドパネルがスチール製のケースでよいですね。また、スチール製のもので、内側に遮音材が貼られて静音性が高くなっている製品もありますので、そこも選ぶ際のポイントになります。

必要なドライブベイの数を確認

REEVEN USB3.0/SSD対応 Micro-ATXミニタワーケース ゲーミング ツールフリー RE-M18002-B
出典:www.amazon.co.jp
 サイズが小さいPCケースは、当然のことながら、フルタワーやミドルタワーに比べて搭載可能なドライブの数も少なくなります。通常は、起動ディスクのSSDとデータ保存用のHDDの2つを搭載できるベイはありますが、それ以上の拡張性はそれほどはありません。また製品によっては、光学ドライブを搭載する5.25インチベイがないものもあります。

 ですので、組立時に搭載するドライブの数と、今後ドライブがどれくらい増えるかといったことも考慮して製品を選ぶと良いでしょう。

搭載可能なCPUクーラーの高さ・グラフィックボードの長さを確認

サイズ オリジナルCPUクーラー 虎徹 Mark II
出典:www.amazon.co.jp
https://www.amazon.co.jp/dp/B01M360WG6
出典:www.amazon.co.jp
 サイズが小さいPCケースは、対応可能なCPUクーラーの高さも、やはり小さくなります。製品によっては、背の高いサイドフロータイプのCPUクーラーが取り付けられない場合もあるため、どれくらいまで対応しているのかをしっかり確認しましょう。

 同様に、対応可能なグラフィックボードの長さも小さくなるので、こちらも確認しておきましょう。

内部の発熱を考慮するなら、搭載できるケースファンが多い製品に

Novonest 120mm PCケースファン 静音タイプ 25mm厚 3ピン1200rpm(3本1セット)
出典:www.amazon.co.jp
 小型PCケースはその小ささのため、高度な処理をしてCPUやグラフィックボードに負荷をかけた場合に、内部に熱がこもりやすいと言えます。冷却するには、ケースファンの設置が効果的でしょう。

 小型PCケースでは設置できるケースファンの数は多くはありませんが、製品によってファンを3つ程度搭載可能なものもあるので、高度な処理をする予定があるなら、そうしたものを選ぶと良いですね。

小型PCケース おすすめランキング10選

 それではここから、ミニタワーやスリムタワーなどの小型PCケースのおすすめ製品を、ランキング形式で発表していきたいと思います。

※価格は2018年5月2日時点のものであり、変更されている場合があります。

第1位:サマ MK-01W (舞黒透 maikurosuke)

左サイドに全面アクリルウインドウを採用した、非常にコスパの良い製品

SAMA MK-01W 内部
出典:www.amazon.co.jp
 左サイドパネルに全面アクリルウインドウを採用していて、この価格は非常にコスパが良いですね。デザインもシンプルで洗練されている感じがします。そして、奥行きが377mmしかなく、とてもコンパクト。

 ただし価格が安い分、サイドパネルを外すためにネジを4つも緩める必要があったり、ドライブのツールレス機構がないなど、メンテナンス性は少し劣ります。また、対応するCPUクーラー高は145mmまでなので、サイドフロータイプで大きなものだと入らない可能性も…。最大グラフィックボード長が315mmまでなのも、少しもの足りないかもです(その分、奥行きが小さいですが)。

 スペックよりも、アクリルウインドウでとにかくコスパの良い製品を求めるユーザーにおすすめの製品ですね。

第2位:フラクタルデザイン CS4792 FD-CA-CORE-1100-BL

フロントにアルミを採用、洗練されたビジュアルのミニタワー

Fractal Design Core 1100 CS4792 FD-CA-CORE-1100-BL 内部
出典:www.amazon.co.jp
 SSDまたはHDDを垂直に取り付ける着脱式のトレイを採用しているのが特徴。トレイを取り外せば、ドライブの取り付け・取り外しが容易に行えますね。拡張カードのスペースも大きく、グラフィックボードは最大350mmまで対応します。

 そして、フロントパネルにつや消しアルミニウムを採用し、フラクタルデザインらしい洗練された外観がとても良いですね。

第3位:恵安 KT-MB103

スリムながらも5.25インチドライブに対応、300W SFX電源ユニットが付属、横置きも可能

KEIAN KT-MB103 内部
出典:www.amazon.co.jp
 幅がW103mmというスリムなボディながらも、スタンダードな5.25インチドライブに対応。一般的な5.25インチの光学ドライブを搭載できるのは嬉しいですね。またスリムな割に、2.5/3.5インチベイが計3つ、拡張スロット(ロープロファイル)が4つと、拡張性もまずまず。さらに、スリムなボディに合わせて、標準で300W SFX電源ユニットを搭載し、縦置き(スタンドが付属)/横置きの両方に対応しているところも好評価です。

 価格的にも抑えられているので、スリムさと拡張性、そしてコスパのバランスのとれた製品と言えるのではないでしょうか。

「ロープロファイル」は、PCIの小型規格のこと
Low Profile PCI
出典:www.ratocsystems.com
 ロープロファイル(Low Profile)は、PCI拡張カード/スロットの小型規格。規格の幅は、従来のPCIはボード106.68mm・ブラケット120mmでしたが、ロープロファイルではボード64mm・ブラケット80mmと、かなり小さくなっています。

第4位:シルバーストーン Precision SST-PS07B

3.5インチベイは6基、標準でフロントに120mmファンが2基

SilverStone Precision SST-PS07B フロントドアを開けたところ
SilverStone Precision SST-PS07B 内部を後方から
出典:www.amazon.co.jp
 搭載されているドライブベイが5.25インチ×2、3.5インチ×6(1つはオープン)、2.5インチ×1と多く、特に3.5インチ×6もあるので、HDDをたくさん積みたいユーザーに適していると言えるでしょう。3.5インチベイは

 ファンは標準で計3つ(フロント120mm×2、リア120mm×1)搭載されていて、それなりの冷却性能があります。とりあえずは、追加のファンはなくても大丈夫そうですね。

 マザーボードを逆さに設置する倒立レイアウトが採用されているのですが、マザーボード・トレイは着脱可能なので、作業はやりやすいでしょう。また、マザーボードの裏にスペースがあり、裏面配線が可能。ただしその分、幅が210mmと大きめになります。

 電源ユニットは上部に配置することになります。上部パネルは取り外し可能なので、取り付け作業も容易。上部パネルの電源ユニット部には、排熱のためにメッシュ構造になっています。

 こうした性能の割には、価格は抑えられている印象なので、お買い得なのではないでしょうか。

第5位:エアロクール QS-240 Window

メッシュパネル採用した、通気性の良いケース

Aerocool QS-240 Window 内部
出典:www.amazon.co.jp
 フロントとトップに通気性に優れたメッシュパネル採用。フロントには120mmのファンを2基、または240mmサイズの大型ラジエータ搭載可能なので、エアフローはかなり稼げます。そして、サイドはアクリルウインドウになってるので、LED付きの水冷システムを組み込んで鑑賞するのに適したケースと言えるでしょう。

 電源ユニットは、イマドキの底面設置をする仕様。これは、ミドルタワー以上では当たり前なのですが、ミニタワーでは珍しいです。

 ただし、5.25インチベイはないので、光学ドライブは別途、外付けUSB接続のものを用意する必要があります。奥行きは372.2mmとコンパクトなのですが、そのためにグラフィックボードは320mmまでの対応に。また、突起部分のためか、幅209mm、高さ419mmと多少サイズは大きめです。

第6位:シルバーストーン PRECISION SERIES SST-PS09B

両サイドパネルに遮音材を装備した、静音性の高い製品

Silver Stone SST-PS09B 内部
出典:www.amazon.co.jp
 左右のサイドパネル内側に遮音材が貼られているので、CPUファンやグラフィックボードのファンなど内部のパーツの音が漏れにくく、静音性の高いケースとなっています。

 ドライブベイは5.25インチ×2、3.5インチ×4、2.5インチ×1と比較的多め。ただし、ベイのレイアウトが少し古いタイプで、ツールレス機構もないので、取り付け・取り外しの作業はやりにくいかもしれません。また、CPUクーラーは高さ140mmまでの対応のため、背の高いサイドフローのタイプだと、取り付けられない可能性があります。

 ファンは標準では付属していないので、別途用意する必要があります。こうした性能の分、価格は抑えられているので、購入はしやすいでしょう。

 デザインは基本的にシンプルなのですが、フロントの5.25インチベイ部分が凹んでいるのが、好みが分かれるところではないでしょうか。

第7位:クーラーマスター Silencio 352(SIL-352M-KKN1-JP)

拡張性の高い、水冷システムに対応した静音モデル

Cooler Master Silencio 352 内部
出典:www.amazon.co.jp
 ドライブベイが5.25インチ×1、3.5インチ×3、2.5インチ×4と、拡張性が高くなっています。グラフィックボードは最長 427mm まで対応可能なので、かなり大きなものを搭載することができますね。電源ユニットは、最近のトレンドに沿った底面設置をする仕様です。

 また、フロント部には120/240mm サイズの液冷ラジエータを設置することができ、ケース背面には水冷ホースホールがあるなど、水冷システムを柔軟に構築できる仕様となっています。さらに、遮音材がフロントドアと左右両サイドの内側に設置されているので、静音性の面でも優秀です。

 ただし、こうした高いスペックために、価格もお高めですね。それと、グラフィックボードが最長 427mm まで対応のために、奥行きも453mmmと大きくなっています。

第8位:インウイン IW-CF07B 301-Black

サイドパネルに強化ガラスを採用し、シンプルでエレガントが外観

IN WIN IW-CF07B 301-Black 内部にLEDパーツ
出典:www.amazon.co.jp
 左サイドパネル全面に強化ガラスを採用した、シンプルでエレガントなミニタワー。ガラスサイドパネルはツールレス・スクリューレスで取り付け・取り外しができるので、メンテナンス性は良いでしょう。冷却ファンは120mmのものをフロント・リア・ボトムに計5基搭載可能。水冷ラジエータはフロントが240mm、リアが120mmに対応しているので、空冷・水冷のどちらでもエアフロー性能は高いと言えます。

 また、電源を入れると、フロントのロゴとI/Oに配されたLEDが発光するというギミックも面白いですね。

 ただし、強化ガラス採用ということもあってか、価格は安くはないです。そして、ドライブベイは少なめで、5.25インチはなし、2.5/3.5インチが×1、2.5インチ×2なので、拡張性はさほど重視せず、LED付きの水冷システムを構築して愛でたいユーザーにおすすめのケースです。

第9位:ジョンスボ RM2S

フルアルミのボディで、ミニタワーながらATXにも対応した製品

JONSBO RM2S 内部
出典:www.amazon.co.jp
 ミニタワーのコンパクトさを保ったまま、ATXのマザーボードにも対応した非常にレアな製品。これは、マザーボードを逆さに設置する倒立レイアウトを採用することで実現しています。また、ボディ全体にアルミを採用しているので、ちょっとした高級感もありますね。トップにはメッシュ仕様のスリットが配されていて、通気性が良くなっています。

 ただ、マザーボードが倒立レイアウトで、CPUの設置部のすぐ隣に電源ユニットがくるレイアウトのため、対応するCPUクーラーの高さは95mmまでに留まります。グラフィックボードの最大長さもそれほどなく、290mmまで。全体的にかなり小さいので、パーツを組み込んだ内部はそこそこ窮屈になるでしょう。そしてアルミボディということもあってか、価格は少し高くなっています。

第10位:インウイン Chopin-Black(IW-BQ696B)

スリムなコンパクトサイズの、Mini-ITX用ケース

IN WIN Chopin-Black IW-BQ696B トップのメッシュ
IN WIN Chopin-Black IW-BQ696B 電源部
出典:www.amazon.co.jp
 幅が84mmというスリムなフォルムが目を引く、とてもコンパクトなケース。フロントの素材には4mm厚のアルミが採用されているので、スタイリッシュな印象ですね。また、トップとサイドにはメッシュ状の通気孔が配されていて、コンパクトなケース内部にこもりがちな熱を排出できるようになっています。

 ただしそのスリムさ故に、対応するマザーボードはMini-ITXのみ(Micro-ATXは非対応)。拡張性も高くなく、ドライブベイは2.5インチ×2だけで、グラフィックボードもファンも搭載できません。対応するCPUクーラーも高さ43mmまでなので、かなり背の低いものを用意する必要があります。

 電源ユニットについては、サイズ的に一般的なATX電源は搭載できないため、初めから150W電源が組み込まれています。それもあって、価格はやや高め。とにかくコンパクトなPCを求めるユーザーに対応した製品と言えますね。

おわりに

 今回は、ミニタワーやスリムタワーなどの小型PCケースのおすすめを10製品紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

 コンパクトを優先させると、どうしてもスペックや拡張性が犠牲になる部分もありますが、それでもメーカーの創意工夫によって、尖った性能を有した製品もあります。上記のランキングを参考にして是非、コンパクトながらもどこかスペックの尖った自分らしいPCを組み上げてくださいね。

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