透明サイドPCケースおすすめ15選【ミドルタワー・ミニタワー】

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透明サイドパネルPCケース
透明サイドパネルPCケース
透明サイドパネルPCケース
透明サイドパネルPCケース


 PCパーツで、LEDが装備されている製品がたくさんありますが、これを鑑賞するためにはやはりサイドパネルがアクリル製や強化ガラス製で透明になったPCケースを導入したいですよね。

 というわけで今回は、サイドパネルが透明なPCケース(ミドルタワー・ミニタワー)の選び方を説明したうえで、ECサイトで販売されている製品の中からピックアップしたおすすめを紹介していきたいと思います。

透明サイドパネルPCケースの選び方

MSI PCケース ATX ミドルタワー 初心者向け MAG FORGE 110R CS8337
出典:www.amazon.co.jp
 それでは早速、透明サイドパネルPCケースの選び方を見ていきましょう。

透明サイドパネルの仕様で選ぶ(アクリル・強化ガラス)

Thermaltake Versa H26 Black /w casefan ミドルタワー型PCケース [ブラックモデル] CS7070 CA-1J5-00M1WN-01
出典:www.amazon.co.jp
 透明サイドパネルを実現する素材としては、アクリルと強化ガラスがあります。これらのメリットとデメリットについて、普通のガラスも含めて比較すると次のようになります。

アクリルとガラスのメリット・デメリット
アクリル 強化ガラス 普通のガラス
強度 ◎(割れない) ◯(割れにくい) △(割れる)
キズ ×
重量 ◎(軽い) △(重い) △(重い)

 このように、アクリルは軽いのがメリットですが、キズが付きやすいのがデメリット。一方、強化ガラスはキズに強いのがメリットですが、重量があるのがデメリットです。

 PCケースについて言うと、アクリルは「軽いので、PCのメンテナンスの際の取り外し・取り付けが楽になる」が、「(特にメンテナンスの際などに)キズが付いてしまいやすい」ということです。

 強化ガラスは「重量があるので、PCのメンテナンスの際の取り外し・取り付けが面倒になる」が、それでも「どうしてもキズが付くのは嫌だ」という場合に適している、ということです。

 なので、上記のようなメリットとデメリットを踏まえて、アクリルと強化ガラスのどちらにするかを選びましょう。

PCケースの外形寸法を決める(ミドルタワー・ミニタワー)

MSI MAG VAMPIRIC 100R ミドルタワーPCケース 強化ガラス CS8121
出典:www.amazon.co.jp
 PCケースのサイズで一般的に用いられるのは、やはりミドルタワーミニタワーですよね。これらは基本的に、設置するスペースによって使い分けをします。設置スペースがそれなりにあればミドルタワー、省スペースを重視するならミニタワー、というようになります。

 また、ミドルタワーの方が内部の寸法が大きいので、組み込めるパーツ構成にも余裕があり、拡張性が高いと言えます。とは言っても、これはあくまで“比較すれば”ということであり、最近のミニタワーは内部レイアウトに工夫が施されているので、拡張性がそこまで低いということはありません。

組み込むマザーボードについて
 マザーボードは、フォームファクタによって外形寸法と拡張性が異なります。

 最も一般的なフォームファクタはATXで、外形寸法は305×244㎜、PCIスロットは×7、メモリスロットは×4です。これを組み込むには、基本的にミドルタワー以上のPCケースが必要になります。

 そして、ATXより小さいフォームファクタとして次のようなものがあり、こちらの場合はミニタワーPCケースにも組み込むことができます。

Micro-ATX……244×244㎜。ATXをやや小型化したもの。PCIスロット数は×4程度。メモリスロットは、ATXと同様に×4。
Mini-DTX……170×203㎜。上記より小型で、PCIスロット数は×2程度、メモリスロットは×2。
Mini-ITX……170×170㎜。上記よりさらに小型のため、PCIスロットは×1程度、メモリスロットは×2。

ドライブベイの数は最小限でOK

LIANLI ミドルタワーPCケース LANCOOL III RGB ブラック フロントメッシュパネル 140mm ARGBファン3基搭載 E-ATX(幅280mm以下)/ ATX/Micro ATX/Mini-ITX対応 USB 3.1 type Cコネクタあり 日本正規代理店品
出典:www.amazon.co.jp
 近年では、SSDやHDDの容量がかなり大きくなっているため、複数台を設置する必要性は低いと言えます。また、マザーボードには、M.2 SSD用のスロットが搭載されているのが当たり前になっています。なので、通常の使い方であれば2.5インチ・3.5インチ用のベイは最小限でも問題はないでしょう。

 また、ベイの少ない製品は、基本的にケース前方への大型水冷ラジエーターの搭載が可能となるので、将来的に水冷式の導入も容易となります。

5.25インチベイ(光学ドライブ用)を搭載していないPCケースが多い
 一昔前までは、PCソフトはCD-ROMからインストールして、映像作品はDVDやBlu-rayで鑑賞していましたが、現在ではこれらは全てネットで済ませられますよね。

 また、「古いCD-ROM等からデータを取り出したい」という場合でも、USB外付けの光学ドライブを活用すれば可能です。

 ということは、PCケースにはもはやCD-ROM等を読み込む光学ドライブは必要ない、つまり光学ドライブ用の5.25インチベイは必要ない、ということです。

 こうしたことを踏まえて、最近のPCケースでは5.25インチベイを搭載していないものが多くなっています。

エアフローを考慮してデュアルチャンバー構造の製品に

DEEPCOOL CH510 MESH DIGITAL E-ATX対応 ミドルタワーPCケース R-CH510-BKNSE1-G-1 CS8604
出典:www.amazon.co.jp
 「デュアルチャンバー構造」とは、PCケースの内部を2つの「小部屋」(チャンバー:chamber)に分けて、それぞれでエアフローを設計し、効率的に冷却する仕様のことです。通常は、PCケースの上部にはCPUやグラフィックボード、下部には電源ユニットやHDDというように比較的大きな熱源ごとに仕切って、それぞれを効率的に冷却するエアフローを構築するようになっています。

 そして、近年ではPCパーツの性能が向上して発熱も大きくなっているので、基本的にはデュアルチャンバー構造のPCケースを選ぶのが良いですね。

ケースに搭載可能なCPUクーラー・グラフィックボードなどの最大寸法を確認

Thermaltake S100 TG Snow Edition 強化ガラス ミニタワーPCケース ホワイト スイングドアパネル採用 CA-1Q9-00S6WN-00 CS7886
出典:www.amazon.co.jp
 当然ですが、PCケースによって搭載できるCPUクーラーの最大高さ、グラフィックボードの最大長さ、ATX電源ユニットの最大長さなどが異なります。なので、組み込む予定のパーツの寸法を確認して、それが入るPCケースを選ぶようにしましょう。

冷却ファンの数は基本的には3つくらいで可

Fractal Design Pop Mini Air RGB White TG Clear Tint ミニタワー型PCケース FD-C-POR1M-01 CS8033
出典:www.amazon.co.jp
 一般的な自作PCのパーツ構成を考えると、CPU、グラフィックボード×1、システム用のSSD×1、データ保存用のHDD×1、くらいになります。これらを冷却するために必要となるファンは、だいだいですが、PCケースの背面と前面に計2つか3つですね。

 さらに多くの冷却ファンが必要になるとしたら、たとえば画像や動画の編集などのためにCPUをオーバークロックしていたり、グラフィックボードを2枚構成にしている場合などです。

 なので、冷却ファンがどれだけたくさん積めるかについては、そこまで気にしなくても大丈夫です。

【ミドルタワー】透明サイドPCケース おすすめランキング

 それではここから、透明サイドPCケースのおすすめ製品をランキング形式で紹介していきます。まずはミドルタワーPCケースのおすすめ製品を紹介し、その後にミニタワーPCケースのおすすめ製品と続きます。

※価格は2023年8月26日時点のものであり、変更されている場合があります。

第1位:MSI MAG FORGE 110R CS8337

スタイリッシュなシンプルデザイン、リアにARGBファンを標準搭載、コスパが優秀


出典:www.amazon.co.jp
 洗練されたスタイリッシュな印象のシンプルデザインで、飽きの来なさそうなPCケース。ですが、フロントパネルは大型のメッシュ構造、トップはマグネットフィルターを採用しているなど、エアフローを重視した仕様となっています。トップのフィルターはマグネットなので、簡単に取り外して清掃が可能です。

 水冷ラジエーターはフロントに240/140/120㎜、トップに240/120㎜、リアに120㎜のものを搭載することができます。また、標準で付属するリアのファンがARGB(Addressable RGB)なので、対応するマザーボードを組み込めば、発光をコントロールするも可能です。

 ただ、アクリルウインドウの固定が手回しネジ4つなので、パーツ交換などで内部にアクセスする歳には、少し手間かもしれせん。

第2位:CORSAIR 4000D

高エアフローを実現するフロントパネル、アンチボルテックスファンを搭載、E-ATXマザーボードも対応、サイドパネルはツールレスで脱着


出典:www.amazon.co.jp
 やはり目に付くのは、メッシュ状のフロントパネル。これは見ての通り、高エアフローのために最適化されたもので、膨大なエアフローをもたらしてくれます。

 そして、フロントにはアンチボルテックスのファンを2基搭載。アンチボルテックスとは、回転方向の異なる2つのファンを隣接させて気流のボルテックス(渦巻き)効果を抑制し、エアフローを集中させて冷却効率アップする構造です。水冷ラジエーターも大型のものに対応し、フロントは360㎜、トップは280㎜のものを搭載することができます。また、対応マザーボードには、大きなE-ATXも含まれます。

 強化ガラス製のサイドパネルは、スライドさせるだけで着脱することが可能。また、マザーボードの背面にすべてのケーブルをまとめてレイアウトできる「CORSAIR RapidRoute ケーブル管理システム」を採用しているので、パーツの組み込みや配線の際の煩わしい作業からユーザーを開放してくれます。

 グラフィックボードの垂直搭載にも対応しているので(PCIeを延長するライザーケーブルが別途必要)、グラフィックボードに施されたイラストやLEDのイルミネーションを存分に楽しむことができます。

 紹介しているのはブラックで、他のカラーバリエーションとしてホワイトもあります。

CORSAIR 4000D エアフロー強化ガラス製ミドルタワー ATX PCケース ホワイト CC-9011201-WW CS7976
11,718円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

第3位:Thermaltake Versa H26

アクリルウインドウを採用した低価格帯の製品でも、それなりの拡張性を確保


出典:www.amazon.co.jp
 アクリルウインドウ採用の製品の中で、低価格帯に位置する製品。ですが、ドライブは最大7基、ファンも最大7基が搭載可能。さらに、水冷システムのためのラジエーターはトップに360/280㎜、フロントに360㎜、リアに120㎜のものが搭載可能という、それなりの拡張性を有した製品となっています。

 気になるのは、アクリルウインドウが4つの手回しネジで留まっていること。パーツを頻繁に交換するユーザーの場合は、外すのが少し手間かもです。

 紹介しているのはブラックで、他のカラーバリエーションとしてホワイトもあります。

Thermaltake Versa H26 White /w casefan ミドルタワー型PCケース [ホワイトモデル] CS7071 CA-1J5-00M6WN-01
6,816円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

第4位:NZXT H5 ELITE

フロントとサイドに強化ガラスを採用、余計なものを削ぎ落としたデザイン、グラボの垂直搭載に対応、E-ATX(最大272mm)に対応


出典:www.amazon.co.jp
 外側には装飾的なものが一切ない、非常にシンプルなデザインのPCケース。それでも、フォルムとバランスの美しさが印象的な製品となっています。特に、サイドだけでなく、フロントにも強化ガラスを採用しているのがスタイリッシュさを増していますね。

 そして、フロントにはデフォルトで2基のRGBファンが搭載されているので、追加パーツなしでイルミネーションを楽しめます。ファンの回転数とLEDはコントローラーとオリジナルソフトの「CAM」によって設定・制御することが可能。このソフトはハードウェアモニタ機能も搭載しているので、CPUやGPUの温度などをモニターすることができます。

 また、グラフィックボードの垂直搭載に対応しているので(PCIeを延長するライザーケーブルが別途必要)、LED搭載モデルやこだわりのデザインが施されたモデルを、サイドの強化ガラスから愛でることができます。フロント下部には、グラフィックボード冷却用のファンも搭載されています。

 内部は、NZXT製PCケースではおなじみ、5.25インチベイのない広々としたレイアウトで、パーツの装着や交換がしやすくなっています。水冷ラジエーターは、フロントに280㎜/140㎜が1基(厚み45㎜まで)、トップに240㎜/120㎜が1基、リアは120㎜1基に対応しています。対応マザーボードにE-ATX(最大272mm)が含まれるのも、大きな特徴です。

 なお、フロントをメッシュとしてエアフローを向上させ、サイドはスモーク仕様の強化ガラスとなったモデルもあります。

NZXT H5 Flow ミドルタワー PCケース Black CC-H51FB-01 CS8549 ブラック
12,626円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

第5位:Thermaltake H200 TG RGB

フロントにRGBのLEDバー搭載、スイングドアパネルを採用


出典:www.amazon.co.jp
 特徴的なのは、やはりフロントパネルの縁に配置されたRGBのLEDバー。ロゴ部分もRGBのLEDになっていて、これらはI/Oポート部(トップの前側)にあるコントロールスイッチにより、19種類のライティングモードで発光させることができます。

 また、強化ガラス製の左サイドパネルには、スイングドア方式を採用。これにより内部へのアクセスが容易になって、パーツ交換やメンテナンスを頻繁に行うユーザーには嬉しいですね。ただし、スイングドアを開ける際には、ケース横にかなりのスペースが必要になるので、設置場所に配慮しましょう。

 冷却性能としては、水冷ラジエーターはフロントに280/240㎜、トップに240mmのものを搭載可能です。また、CPUクーラーの高さは180㎜までと、比較的高いのものに対応しているので、大きめのCPUクーラーを装着してガンガン冷やすことができます。

 紹介しているのはブラックで、他のカラーバリエーションとしてホワイト(Snow Edition)もあります。

Thermaltake H200 TG RGB Snow Edition ミドルタワー型PCケース 強化ガラス フロントLEDバー搭載 CA-1M3-00M6WN-00 CS7633
8,768円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

第6位:Thermaltake S200 TG

高エアフローに最適化されたフロントメッシュパネル、フロントにはARGBファンを3基搭載


出典:www.amazon.co.jp
 フロントに、高エアフローのために最適化されたメッシュパネルを搭載した製品。そのメッシュパネルの内部には、ARGB(アドレサブルRGB)ファンを3基搭載しています。このファンはASUS、ASRock、GIGABYTE、MSI社製の対応マザーボードからコントロールすることができます(マザーボードに5V RGBピンヘッダを搭載している必要あり。詳細は各マザーボードの仕様を確認)。

 ケースのトップとボトムにはダストフィルターが装備されていて、ホコリなどの内部への侵入を防止し、ホコリによる配線ショートなど故障のリスクを軽減してくれます。水冷ラジエーターは、フロントに360/280㎜、トップに280㎜、リアに120㎜のものを搭載することができます。

 紹介しているのはブラックで、他のカラーバリエーションとしてホワイト(Snow Edition)もあります。

Thermaltake PCケース S200 TG Snow Edition CA-1X2-00M6WN-00 CS8592
8,659円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

第7位:ZALMAN S4 Plus

トライカットデザインのフロントパネル、3基の120mm RGB LEDファンを標準搭載、コスパの良い製品


出典:www.amazon.co.jp
 フロントパネルの「トライカットデザイン」が特徴的なPCケース。まあまあのインパクトがあるので、シンプルなデザインが好みの人には向いていないですね。

 そして、標準でRGB LEDファンがフロントに2基、リアに1基搭載されています。フロントの左半分くらいがメッシュになっていて、そこからファンの光を鑑賞することが可能。また、アクリル製のサイドパネルからも、LEDの発光を愛でることができます。

 搭載できる水冷ラジエーターは大きくなく、フロントは240/120㎜、リアは/120㎜のものに対応。なので、水冷システムの導入はあまり考慮していないユーザー向けと言えるでしょう。コスパも良いですしね。

【ミニタワー】透明サイドPCケース おすすめランキング

 続きまして、ミニタワーの透明サイドPCケースのおすすめ製品をランキング形式で紹介していきます。

※価格は2023年8月26日時点のものであり、変更されている場合があります。

第1位:Thermaltake Versa H18

ファンは最大5基、水冷ラジエーターは大型の280㎜が搭載可能、コスパも高し


出典:www.amazon.co.jp
 全体的にスッキリした外観ですが、フロント全体がメッシュになっていて、高いエアフローを実現するのに適したPCケースです。

 ケースに取付け可能なファンは最大で5基で、最大数を搭載すればCPUやグラフィックボードなどの熱を、かなり効率的に排出してくれそうです。また、水冷ラジエーターはフロントに280/240㎜、リアに120㎜のもの搭載可能。、フロントは大型の280㎜に対応しているので、効果的な水冷システムを構築したいユーザーにも適応します。

 そして、価格がかなり抑えられているので、コスパは高いと言えるでしょう。

第2位:Thermaltake S100 TG Snow Edition

強化ガラスのスイングドアパネルを搭載、トップとボトムにダストフィルター


出典:www.amazon.co.jp
 左サイドには、強化ガラスのスイングドアパネルを搭載。簡単に開閉できてケース内部へのアクセスしやすくなり、メンテナンス性が向上します。

 トップに装着できる冷却ファンは、最大で200㎜のものを1基。ファンは、大きいほど冷却性能が増し、静かになるので、優れた冷却性能と静音性が両立できます。そして、トップとボトムにはダストフィルターを装備し、ホコリの侵入を最小限に防いでくれます。

 水冷ラジエーターは、トップとフロントにそれぞれ280/240㎜、背面に120㎜のものが搭載可能。最大280㎜と大型なので、動画編集などヘビーな使い方をするユーザーなら、水冷を採用するのもアリです。

 紹介しているのはホワイトで、他のカラーバリエーションとしてブラックもあります。

Thermaltake S100 TG ミニタワーPCケース スイングドアパネル採用 CA-1Q9-00S1WN-00 CS7885
4,959円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

第3位:ZALMAN Z1 Iceberg

氷山からインスピレーションを得た多角形デザイン、サイドパネルにヒンジ式ハンドルを装備、


出典:www.amazon.co.jp
 多角形デザインのフロントパネルが印象的ですが、これは氷山からインスピレーションを得ているとのこと。また、ケース表面にはパウダーコートコーティングを採用しているので、美しさと耐久性を兼ね備えたビジュアルとなっています。

 そして、3㎜厚の強化ガラス製サイドパネルには、ヒンジ式のハンドルを搭載。これにより、サイドパネルの開閉が容易になるので、パーツ交換などの際に役立ちそうです。また、ケースの各所にダストフィルターを装備し、ホコリの掃除も簡単にすることができます。

 水冷ラジエーターは、トップに240/120㎜、フロントに280/240/120㎜、リアに120㎜のものを搭載することができます。

 紹介しているのはブラックで、他のカラーバリエーションとしてホワイトもあります。

ZALMAN Z1 Iceberg White ミニタワー型PCケース 多角形デザイン ホワイト CS8340
5,612円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

第4位:Deepcool CC360 ARGB

標準でARGB LEDファンを3基搭載、電源カバー上部にも120㎜ファン2基を搭載可能、メッシュ多用でエアフロー重視


出典:www.amazon.co.jp
 標準で、アドレサブルRGB(ARGB)LED付きの120㎜ファンが、フロントに2基、リアに1基搭載されたPCケース。冷却ファンは、オプションで電源カバーの上部にも2基設置できるので、工夫すればオリジナリティの高いエアフロー設計ができそうです。水冷ラジエーターはフロントに360/280/240/140/120㎜、リアに120㎜、トップに240/140/120㎜のものが搭載できます。

 また、エアフローのためメッシュを多用。見た目的にはフロントの両端にあるメッシュが特徴的です。トップのメッシュ部分にはマグネット式のダストフィルターが搭載されていて、エアフローの確保しつつもホコリの侵入を防ぎ、かつ掃除がしやすくなっています。

 ただ、強化ガラスのサイドパネルは、4つの手回しネジで取り付ける仕様なので、脱着が少し面倒かもしれません。

 紹介しているのはブラックで、他のカラーバリエーションとしてホワイトもあります。

Deepcool ARGBファン3基標準搭載 高エアフローMicroATXケース・ホワイトモデル [ CC360 WH ARGB ]
8,498円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

第5位:Cooler Master MasterBox Q300L White

フチなしクリアサイドパネル、モジュラー型I/Oパネル、横置き対応、幾何学模様のマグネット式ダストフィルター


出典:www.amazon.co.jp
 サイド全体を覆う、フチなしのクリアパネルが目を引く製品。クリアパネル側のサイドにあるI/Oパネルはモジュラー型で、枠ごと回転させたり、逆サイドに取り付けることで、位置を自由に決めることができます。また、横置きにも対応しているので、使い方やインテリアに合わせた配置が可能となっています。

 そして、フロントとトップを覆う幾何学模様も印象的ですよね。これは単なる飾りではなく、高い冷却性能を実現するために全体がパンチングされたトップとフロントに取り付ける、マグネット装着式ダストフィルターとなっています。なお、ボトムも同様にパンチング処理がされていて、ゴム足付きのダストフィルターを取り付ける構造です。水冷ラジエーターは、フロントに240/120㎜、リアに120㎜のものを搭載することができます。

 ただし、5.25インチベイはなく、3.5インチベイは1基、2.5インチベイは2基と、最低限の数しかありません。拡張性よりも、ビジュアルとスタイルを優先するユーザーに適した製品と言えるでしょう。

第6位:Fractal Design Pop Mini Air RGB White TG

「オープンレイアウト」で高いエアフロー性能、優れたメンテナンス性


出典:www.amazon.co.jp
 エアフローを重視したというPop Airシリーズの製品。フロントパネルはハニカムデザインのメッシュで、ここから冷たい空気を取り込むことができます。また、内部空間を広くしエアフローを向上させて冷却性能を重視した「オープンレイアウト」を採用しています。

 水冷ラジエーターは、トップに240/120㎜(最大幅121㎜)、フロントに240/140/120㎜、リアに120㎜のものを搭載することができます。

 そして、メンテナンス性に優れるのも、この製品の特徴。ケース各所には、ダストフィルターを搭載しているので、ホコリの清掃が簡単です。内部には、ケーブルマネジメント用の専用スペースと、ベルクロストラップを装備。ケース下部の5.25インチベイには、光学ドライブはもちろん、USBメモリーやSDカードなどを収納できる小物入れを付けることもできます(光学ドライブと小物入れは排他利用)。

 紹介しているのはホワイトで、他のカラーバリエーションとしてブラックもあります。

Fractal Design Pop Mini Air RGB Black TG Clear Tint ミニタワー型PCケース FD-C-POR1M-06 CS8072
14,341円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

第7位:DeepCool MACUBE 110 WH

マグネット式の強化ガラスパネルを採用、HDDケージ・SSDホルダー・GPUホルダーの調節が可能


DeepCool MACUBE 110 WH マグネット式の強化ガラスパネル
出典:www.amazon.co.jp
 強化ガラス製のサイドパネルは、マグネットによって脱着が可能という製品。ネジなどを使わずに簡単に脱着ができるので、メンテナンスやパーツの交換作業などがやりやすいですね。

 デュアルチャンバー構造の下部にあるHDDケージは移動・取り外し可能で、この位置を調節することで長さのある電源ユニットでも搭載することができます。また、プッシュピン方式のSSDホルダーを採用し、ツールレスでのアクセシビリティを実現。グラフィックボードのホルダーも調節が可能なので、内部スペースのレイアウトの自由度がかなり高いと言えますね。

 水冷ラジエーターは、トップに280/240/140/120㎜、フロントに280/240/140/120㎜、リアに120㎜のものを搭載することができます。

 紹介しているのはホワイトで、他のカラーバリエーションとしてブラックもあります。

Deepcool MACUBE 110 ブラック ミニタワーPCケース マグネット式強化ガラス R-MACUBE110-BKNGM1N-G-1 CS8059
5,955円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

第8位:Antec DP301M

フロントにデザイン性のあるメッシュとARGB LEDを搭載、LEDモードコントロールボタンで発光を制御


出典:www.amazon.co.jp
 フロントパネルが印象的なPCケース。カットにデザイン性があるだけでなく、メッシュになっているので、ここからエアーをケース内部に取り込むことができます。また、カットの裏側にARGB(アドレサブルRGB)LEDを搭載。これは、フロント上部にあるLEDモードコントロールボタンで制御できるので、ワンボタンで多彩なイルミネーションを楽しむことができます。

 水冷ラジエーターはフロントに280㎜、リアに120㎜のものを搭載すること可能となっています。

 ただ、サイドパネルは4つの手回しネジで取り付ける仕様なので、脱着には少し手間がかかるかもしれません。

おわりに

 今回は、サイドパネルが強化ガラスまたはアクリルで透明となったPCケースのおすすめを、ミドルタワーとミニタワーで分けて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

 ずいぶん昔ですが、PCケースと言えばクリームっぽい白色が定番で、デザイン性もほとんどなく、いわゆる“事務機器”のような雰囲気でしたね。しかし、現在はスタイリッシュなPCケースが多く、上記のようなサイドパネルが透明なモデルもあるので、PCケース選びが楽しいですね。

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