



PCのストレージとして広く採用されているSSD。従来のHDDと比較すると非常に高速で、かなり快適ですよね。なのですが、自作PCユーザーからは「もっと速度をアップしたい」「小型PC用に物理サイズの小さなものが必要」という声も多く聞かれます。
そこで今回は、上記のようなニーズに対応できる「M.2」のSSDについて、選ぶ際のポイントなどを説明したうえで、おすすめの製品をいくつか紹介したいと思います。参考にしてくださいね。
目次
SSDの基本をおさらい
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まずはSSDについて、基本的な部分をおさらいしてみたいと思います。
SSDとは、フラッシュメモリを用いたストレージ
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SSD(Solid State Drive、ソリッドステートドライブ)とは、フラッシュメモリを用いたストレージ(データの保存場所)のこと。
「ソリッドステート」は、大もとの意味は「固体状態」で、固体を利用した電子回路・装置のことを示します。空間利用の真空管に対する用語です。また、可動する個所のない装置を指して用いられることもあります。
「フラッシュメモリ」とは、電力の供給がなくてもデータの保持が可能な(不揮発性の)半導体メモリのことです。
SSDには2.5インチ、M.2、mSATAがある
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SSDには写真の上から順に、2.5インチ、M.2、mSATA(Mini SATA)があります。
M.2とmSATAのものは見た目のとおり、そのコンパクトさが特徴で、スリムなノートPCや超小型PCなどに採用されています。
そして、M.2 SSDには内部接続がPCIe3.0×4/NVMe、PCIe4.0×4/NVMe、SATA3.0のものがあり、最も転送速度が優れているのはPCIe4.0×4/NVMeになります(詳しくは後述)。
SSDのメリット・デメリット(HDDとの比較)
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以下に、SSDのメリット・デメリットを、従来から用いられているHDD(ハードディスクドライブ)と比較する形で見てみます。
こうしたSSDのメリットを活かし、OSをインスールして起動ディスクにすると、PCの起動時間やソフトの起動などが速くなって良いですね。また、大量のデータを保存するには容量が物足りませんが、一時的に動画や写真などのデータを保存して作業スペースにすれば、読み込みと保存が速くなって作業効率が上がるでしょう。
M.2 SSDの選び方
ここからは、M.2 SSDを選ぶ際のポイントを説明していきたいと思います。
内部接続の種類と特徴を理解する
内部接続には「PCIe3.0×4/NVMe」、「PCIe4.0×4/NVMe」、「SATA3.0」がある
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前述したように、M.2 SSDの内部接続にはPCIe3.0×4/NVMe、PCIe4.0×4/NVMe、SATA3.0があります(端子の欠き切りが異なります。詳しくは後述)。
規格上の速度上限は、SATA3.0は6Gb/s(実行速度は600MB/s)、PCIe3.0×4/NVMeは32Gb/sと、かなり違いがあります。
また、PCIeのリビジョンは、現在の主流は「3.0」ですが、さらに高速な「4.0」の製品も増えてきています。PCIe4.0の1レーンあたりの転送速度は、3.0(8Gbps)の2倍の16Gbpsと高速化されています(PCIe4.0を使用するには、対応するCPUとチップセットが必要)。
●PCIe
「PCIe」は「PCI Express」のことで、PCに機器を増設するための規格「PCI」バスの帯域幅を拡張したものです。
PCIeは、レーンを複数束ねて高速化することも可能で、4レーンを束ねたのが「×4」と表記されているもの。ちなみに、グラフィックボードではさらに高速な「×16」が採用されています。
●NVMe
「NVM」は「Non-Volatile Memory」で、日本語では「不揮発性メモリ」になります。つまり前述した、電力供給がなくてもデータ保持が可能な「フラッシュメモリ」のことですね。これを「PCIe」バスを介してPCと高速接続するプロトコルが「NVM Express」で、短く「NVMe」という表記もします。
スピード重視ならPCIe3.0×4/NVMeまたはPCIe4.0×4/NVMe接続、ただし発熱に注意
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上記のように、SATA3.0接続よりも、PCIe3.0×4/NVMeまたはPCIe4.0×4/NVMe接続の方が転送速度に優れます。たとえば、スペック上のシーケンシャル(連続)の速度は、PCIe3.0×4/NVMeはリード3,400MB/s・ライト2,300MB/sなどで、SATA3.0はリード560MB/s・ライト510MB/sなど。ですので、よりスピードを求めるならPCIe3.0×4/NVMeまたはPCIe4.0×4/NVMe接続が良いでしょう。
ただし、PCIe3.0×4/NVMeとPCIe4.0×4/NVMe接続のM.2 SSDはスピードが速い分かなり発熱があるので、その冷却と排熱の方法(冷却ファンやヒートシンクを搭載するか、PCケース内のエアフローは十分かなど)も併せて検討する必要があります。
「サーマルスロットリング」とは、温度が上がり過ぎた場合に、性能を落として製品の破損を防ぐ技術のこと。
通常、PCIe3.0×4/NVMeとPCIe4.0×4/NVMe接続のM.2 SSDにはこの技術が搭載されていて、高負荷時に温度が上がり過ぎると、転送速度が低下する仕様となっています。「サーマルスロットリング」を回避して、高負荷時でも本来の性能を発揮するためには、冷却が必要になります。
コンパクトさだけならSATA3.0接続、それでも遅くはないです
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SATA3.0接続のものは、発熱をほぼ気にする必要がありません。なので、小型PCケースを使用したり、基板裏面にM.2スロットがあるMini-ITXマザーボードを使用したりして排熱が難しい場合などで、コンパクトさだけが必要ならSATA3.0接続が適しているでしょう。
なおSATA3.0接続でも、実用上は十分な転送速度があるので、使っていて「遅い」と感じることはほぼないですね。
M.2 SSDの端子の欠き切りと、マザーボードのM.2スロットを確認
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写真左が「M key」、右が「B & M key」
前述のようにM.2 SSDの内部接続にはPCIe3.0×4/NVMe、PCIe4.0×4/NVMe、SATA3.0があり、端子の欠き切りが違っています。PCIe3.0×4/NVMeとPCIe4.0×4/NVMe接続の端子は写真左の欠き切りが1つのタイプで、これを「M key」と言います。SATA3.0接続の端子は写真右の欠き切りが2つのタイプで、これを「B & M key」と言います。
そして、マザーボードのM.2スロット側も、欠き切りに対応する凸のある形状になっています。なので、「B & M key」のみに対応するスロット(凸が2つ)には、「M key」端子は物理的に入りません。
「M key」スロット(凸が1つ)は、「M key」端子はもちろん入りますし、「B & M key」端子も入ります。そして、多くのマザーボードは、この「M key」スロットを搭載していて、「M key」と「B & M key」の両方の端子に対応し、内部接続の方式が切り替わるようになっています。
ですので、M.2 SSDを接続するスロットの仕様を確認して、それに合う製品を選びましょう。
物理サイズは「Type 2280」が一般的
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M.2 SSDのスペックに「Type 2280」といった記載がありますが、これは物理サイズの規格を示しています。「Type 2280」の場合、幅が22㎜で長さが80㎜という意味。これ以外には、幅は同じく22㎜で、長さ60㎜の「Type 2260」と、長さ42㎜の「Type 2242」があります。
このうち、最も一般的なのが「Type 2280」で、ほとんどのマザーボードが対応しています。なので、「Type 2280」の製品を選んでおけば間違いないでしょう。今回紹介する製品も、すべて「Type 2280」の製品になります。
ちなみに、「Type 2260」と「Type 2242」の製品はあまり数が多くないので、価格が高くなります。
容量は用途に合わせて選ぶ
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SSDの容量は以下のように、OSをインストールして起動ディスクとして使用するか、ソフトをたくさんインストールするか、多くの動画や写真のデータを保存するかなどを考慮して選ぶと良いでしょう。
OSと最低限のソフトだけをインストール……120GB程度
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PCではネット閲覧やワープロと表計算ソフトくらいしか使わない、他にデータ保存用のHDDを搭載しているといった場合は、120GB程度でも可です。ただし、後で「ソフトをインストールしたら容量が足りない!」という状況が起こりやすいので、あまりおすすめはしません。
OSとソフトをたくさんインストール……250GB程度
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PCでネット閲覧やワープロと表計算ソフトに加えて、写真や動画の編集なども行う、ゲームも少しする、ユーティリティソフトをたくさん使うといった場合は、250GB程度はあると余裕があって安心できます。別途、写真や動画などのデータ保存用のSSDまたはHDDも搭載すると、より良いですね。
OSと最新ゲームをいくつもインストール……500GB程度
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PCに最新ゲームをいくつもインストールしてプレイする場合は、ゲームの容量が30GBや60GBなどかなりの大きさのものもあるので、500GB程度は欲しいですね。そして別途、データ保存用のSSDまたはHDDも搭載しておきたいものです。
写真や動画などのデータをたくさん保存する……1TB以上
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SSDに、写真や動画などのデータも保存するなら、1TB以上の容量は欲しいですね。ただ、これくらいの大容量になると、価格もそれなりに高くなります。
NANDフラッシュメモリのタイプは「TLC」や「QLC」でOK!
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SSDのフラッシュメモリには「NAND型」(ナンド型)が用いられています。これは「Not AND(否定論理積)」の略で、シンプルな論理で「はい」か「いいえ」の結果を出すことのできる電子回路のこと。
NANDフラッシュメモリには「セル」という区画があり、そこにビット単位で情報を記録します。これは記録するビット数によって、次のように分かれます。
そして上記のメリットが考慮されて、現在コンシューマー向けに市販されているSSDの主流は、TLCまたはQLCとなっています。これには上記のようなデメリットもありますが、近年はコントローラーなどの技術が向上し、速度アップ、エラー回避、書き込むセルの分散による寿命の延長が図られているので、TLCやQLCを選んで全く問題はないでしょう。
「3D NAND」の製品が高速・省電力・高耐久性
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従来のSSDでは、NANDフラッシュメモリのセルを2次元(平面、2D)に配置することで、容量を増やしてきました。しかし、この方法での大容量化は物理的な面積が必要なので限界があり、しかもセルとセルの間が狭くなって電気的な干渉によるエラーが発生しやすくなってしまいます。
そこで登場したのが「3D NAND」。これは、垂直方向にもセルを積み重ねて3次元(立体、3D)のレイヤー構造とする技術です。これによって、セルとセルの間隔を保って電気的な干渉によるエラーを回避しながら大容量化することが可能となりました。
また、セルは物理的なサイズが小さくなるほど耐久性も低下しますが、3D NANDでは容量を増やす際にサイズを小さくしなくてもよいので、耐久性が増します。
さらに、上記のようにエラーが回避されるので、従来は必要だった「エラー訂正のプロセス」が省略されて速度がアップし、省電力にもなります。
このように良いこと尽くめなので、最近は3D NANDの製品が多くなっています。
シーケンシャル・ランダムの速度を確認
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SSDのスペックには、次のような記載があります。
シーケンシャルリード:3,200MB/s シーケンシャルライト:1,900MB/s 4KBランダムリード:380,000 IOPS 4KBランダムライト:360,000 IOPS |
■シーケンシャルリード/ライト
「シーケンシャル」は、「連続した領域を順番に」という意味。具体的には、動画や写真などある程度大きなデータを扱う場合になります。「MB/s」は、「1秒間に何メガバイト」ということ。ですので「シーケンシャルリード:3,200MB/s」は、「動画や写真などある程度大きなデータを、1秒間に3,200メガバイト読み込める」という意味になります。同様に「シーケンシャルライト:1,900MB/s」は、「大きなデータを1秒間に1,900メガバイト書き込める」という意味です。
■4KBランダムリード/ライト
「4KBランダムリード」と「4KBランダムライト」というのは、4キロバイト単位でのランダムな読み込み/書き込みを示します。「IOPS」は「Input/Output Per Second」の略で、1秒間にインプット/アウトプットできる回数のこと。ですので「4KBランダムリード:380,000 IOPS」とは、「4KB単位のランダムで、1秒間に380,000回読み込める」という意味になります。OSやアプリケーションの起動や操作時には、複数のファイルを同時に読み込むランダムアクセスが多いので、こちらの性能が起動時間や操作の快適さに影響してきます。
なお、スペックにあるベンチマークの数値は製品によって異なりますが、近年のSSDの転送速度はかなり速いので、使用する際の体感速度はどの製品でもほぼ変わりません。ただし、この数値は、ベンチマークソフトでユーザーが容易に目にすることができるものなので、選ぶ際にはやはり気になるところですね。

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製品によって、また同シリーズでも容量によって、耐久性(MTBF、平均故障間隔)、総書込バイト数(TBW)、消費電力は違っています。ただし実用上は、通常使用ができるだけの耐久性はありますし、壊れるときは壊れますし、SSDはもともと省電力なので、スペック上の違いはそこまで気にしなくても良いでしょう。
【PCIe3.0×4/NVMe接続】M.2 SSD おすすめランキング
ここからは、M.2 SSDのおすすめ製品を紹介していきます。まずはPCIe3.0×4/NVMe接続の製品を紹介し、その後にPCIe4.0×4/NVMe接続の製品、SATA3.0接続の製品と続きます。
それぞれの製品に容量のバリエーションがあるので、前述の容量の目安も踏まえながら、自分の用途に合ったものを選んでくださいね。
第1位:Crucial M.2 SSD P2 / P5
250GB Crucial M.2 SSD P2 CT250P2SSD8JP
5,273円(税込)
500GB Crucial M.2 SSD P2 CT500P2SSD8JP
6,900円(税込)
1TB Crucial M.2 SSD P2 CT1000P2SSD8
11,890円(税込)
2TB Crucial M.2 SSD P2 CT2000P2SSD8
50,951円(税込)
内部接続 | PCIe3.0×4/NVMe | |||
容量 | 250GB | 500GB | 1TB | 2TB |
---|---|---|---|---|
NANDフラッシュメモリタイプ | 64層 3D QLC NAND | |||
物理サイズ規格 | Type 2280 | |||
シーケンシャルリード | 2,100MB/s | 2,300MB/s | 2,400MB/s | |
シーケンシャルライト | 1,150MB/s | 940MB/s | 1,800MB/s | 1,900MB/s |
4KBランダムリード | 170,000 IOPS | 95,000 IOPS | 170,000 IOPS | 270,000 IOPS |
4KBランダムライト | 260,000 IOPS | 215,000 IOPS | 370,000 IOPS | 380,000 IOPS |
QLCを採用したハイコスパなモデル、速度は控えめ
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1セルに4ビットの情報を記録するQLC(Quad Level Cell、クアッドレベルセル)を採用したモデル。価格が低く抑えられているのがメリットですが、他の製品に比べて速度の数値は控えめです。それでも、普段使いには十分な性能ですよ。
そして、Crucial独自のSLCキャッシュ実装技術「Dynamic Write Acceleration」を採用することで、より安定したパォーマンスを発揮できるようになっています。
なお、TLCを採用し、速度を向上させた以下のモデルもあります。
TLC採用、スピードをアップさせたCrucial M.2 SSD P5
250GB Crucial M.2 SSD P5 CT250P5SSD8JP
6,135円(税込)
500GB Crucial M.2 SSD P5 CT500P5SSD8JP
7,973円(税込)
1TB Crucial M.2 SSD P5 CT1000P5SSD8JP
17,900円(税込)
2TB Crucial M.2 SSD P5 CT2000P5SSD8JP
37,800円(税込)
内部接続 | PCIe3.0×4/NVMe | ||||
容量 | 250GB | 500GB | 1TB | 2TB | |
---|---|---|---|---|---|
NANDフラッシュメモリタイプ | 3D TLC NAND | ||||
物理サイズ規格 | Type 2280 | ||||
シーケンシャルリード | 3,400MB/s | ||||
シーケンシャルライト | 1,400MB/s | 3,000MB/s | |||
4KBランダムリード | 210,000 IOPS | 390,000 IOPS | 430,000 IOPS | ||
4KBランダムライト | 355,000 IOPS | 500,000 IOPS |
第2位:Western Digital M.2 SSD WD Blue SN550
250GB Western Digital M.2 SSD WD Blue SN550 DS250G2B0C-EC
6,129円(税込)
500GB Western Digital M.2 SSD WD Blue SN550 WDS500G2B0C-EC
8,178円(税込)
1TB Western Digital M.2 SSD WD Blue SN550 WDS100T2B0C-EC
13,119円(税込)
2TB Western Digital M.2 SSD WD Blue SN550 WDS200T2B0C-EC
26,968円(税込)
内部接続 | PCIe3.0×4/NVMe | |||
容量 | 250GB | 500GB | 1TB | 2TB |
---|---|---|---|---|
NANDフラッシュメモリタイプ | 96層 3D TLC NAND | |||
物理サイズ規格 | Type 2280 | |||
シーケンシャルリード | 2,400MB/s | 2,600MB/s | ||
シーケンシャルライト | 950MB/s | 1,750MB/s | 1,950MB/s | 1,800MB/s |
4KBランダムリード | 170,000 IOPS | 300,000 IOPS | 410,000 IOPS | 360,000 IOPS |
4KBランダムライト | 135,000 IOPS | 240,000 IOPS | 405,000 IOPS | 384,000 IOPS |
96層 3D TLC NANDを採用した、コスパの高いミドルレンジ
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Western Digitalではストレージのクラスをカラーで区別していますが、この製品はメインストリーム向けのミドルレンジに位置づけられた製品。TLC 3D NANDは96層もあり、かなり高いコストパフォーマンスを実現しています。コストを抑えつつ、大容量のM.2 SSDでデータの保管場所を実現したいユーザーには、嬉しい価格ですね(ちなみに、ハイパフォーマンスPCユーザー向けの「WD BLACK」シリーズと、コスト重視のエントリーモデル「WD GREEN」シリーズは後で紹介します)。
そして、同社のドライブ管理・監視ソフト「Western Digital SSD Dashbord」を無料でダウンロードして使うことができます。
ちなみにですが、以下は同じ製品のブランド違いになりますね。
SanDisk Ultra M.2 NVMe 3D 内蔵SSD 500GB / SDSSDH3N-500G-G25 / 転送速度 最大 2400MB/秒
8,061円(税込)
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第3位:KIOXIA M.2 SSD EXCERIA
250GB KIOXIA M.2 SSD EXCERIA SSD-CK250N3/N
5,980円(税込)
500GB KIOXIA M.2 SSD EXCERIA SSD-CK500N3/N
6,980円(税込)
1TB KIOXIA M.2 SSD EXCERIA SSD-CK1.0N3/N
11,980円(税込)
内部接続 | PCIe3.0×4/NVMe | |||
容量 | 250GB | 512GB | 1TB | |
---|---|---|---|---|
NANDフラッシュメモリタイプ | 3D TLC NAND(国産BiCS FLASH) | |||
物理サイズ規格 | Type 2280 | |||
シーケンシャルリード | 1,700MB/s | |||
シーケンシャルライト | 1,200MB/s | 1,600MB/s | ||
4KBランダムリード | 200,000 IOPS | 350,000 IOPS | ||
4KBランダムライト | 290,000 IOPS | 400,000 IOPS |
キオクシア(旧東芝メモリ)の「BiCS FLASH」技術による国産3Dメモリ、信頼性の向上と低消費電力化を実現
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東芝メモリを前身とするキオクシアが、コンシューマー向けに立ち上げたブランド「キオクシア(KIOXIA)」の製品。同社の「BiCS FLASH」技術を採用した国産3Dフラッシュメモリを搭載することにより、信頼性の向上と低消費電力化を実現しています。
また、マネジメントソフトの「SSD Utility」を無料でダウンロードでき、これによりSSDのメンテナンス、モニタリング、チューニングなどの管理に役立てることができます。
なお、ゲーミングPCなどのために、速度を向上させた以下のモデルもあります。
ハイエンドモデル、KIOXIA EXCERIA PLUS
500GB KIOXIA M.2 SSD EXCERIA PLUS SSD-CK500N3P/N
10,480円(税込)
1TB KIOXIA M.2 SSD EXCERIA PLUS SSD-CK1.0N3P/N
20,280円(税込)
2TB KIOXIA M.2 SSD EXCERIA PLUS SSD-CK2.0N3P/N
41,080円(税込)
内部接続 | PCIe3.0×4/NVMe | |||
容量 | 512GB | 1TB | 2TB | |
---|---|---|---|---|
NANDフラッシュメモリタイプ | 3D TLC NAND(国産BiCS FLASH) | |||
物理サイズ規格 | Type 2280 | |||
シーケンシャルリード | 3,400MB/s | |||
シーケンシャルライト | 2,500MB/s | 3,200MB/s | ||
4KBランダムリード | 420,000 IOPS | 680,000 IOPS | ||
4KBランダムライト | 570,000 IOPS | 620,000 IOPS |
第4位:Samsung M.2 SSD 970 EVO Plus
500GB Samsung M.2 SSD 970 EVO Plus MZ-V7S500B/EC
11,494円(税込)
1TB Samsung M.2 SSD 970 EVO Plus MZ-V7E1T0B/EC
19,990円(税込)
2TB Samsung M.2 SSD 970 EVO Plus MZ-V7E2T0B/EC
40,800円(税込)
内部接続 | PCIe3.0×4/NVMe | ||
容量 | 500GB | 1TB | 2TB |
---|---|---|---|
NANDフラッシュメモリタイプ | 90層以上 3D TLC NAND(Samsung 3D V-NAND) | ||
物理サイズ規格 | Type 2280 | ||
シーケンシャルリード | 3,500MB/s | ||
シーケンシャルライト | 3,200MB/s | 3,300MB/s | 2,500MB/s |
4KBランダムリード | 480,000 IOPS | 600,000 IOPS | 620,000 IOPS |
4KBランダムライト | 550,000 IOPS | 560,000 IOPS |
独自の90層以上「Samsung 3D V-NAND」を採用、温度を監視・維持する技術を搭載
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Samsung独自の90層以上3D構造フラッシュメモリ「V-NAND」をTLCとして使用している製品。この技術により、安価ながらも高速、そして最大2TBという大容量を実現しています。
さらに、ライト性能を加速させるために、「Intelligent TurboWrite」を搭載しています。これは、フラッシュメモリの一部をSLCとし、領域を可変させながらキャッシュにする技術です。
発熱にも配慮がされており、貼付されたラベルは銅箔の層を含むヒートスプレッダとなっていて、これによって放熱性が高められています。コントローラーにも先進のニッケルコーティングが施され、優れた放熱が可能。さらに、動作温度を監視して最適な温度を維持する「Dynamic Thermal Guard」を搭載し、熱によるパフォーマンスの低下を最小限に抑えてくれます。
第5位:Western Digital M.2 SSD WD BLACK SN750
250GB Western Digital M.2 SSD WD BLACK SN750 WDS250G3X0C-EC
6,334円(税込)
500GB Western Digital M.2 SSD WD BLACK SN750 WDS500G3X0C-EC
9,665円(税込)
1TB Western Digital M.2 SSD WD BLACK SN750 WDS100T3X0C-EC
19,000円(税込)
2TB Western Digital M.2 SSD WD BLACK SN750 WDS200T3X0C-EC
34,723円(税込)
内部接続 | PCIe3.0×4/NVMe | |||
容量 | 250GB | 512GB | 1TB | 2TB |
---|---|---|---|---|
NANDフラッシュメモリタイプ | 64層 3D TLC NAND | |||
物理サイズ規格 | Type 2280 | |||
シーケンシャルリード | 3,100MB/s | 3,470MB/s | 3,100MB/s | |
シーケンシャルライト | 1,600MB/s | 2,600MB/s | 3,000MB/s | 2,900MB/s |
4KBランダムリード | 220,000 IOPS | 420,000 IOPS | 515,000 IOPS | 480,000 IOPS |
4KBランダムライト | 180,000 IOPS | 380,000 IOPS | 560,000 IOPS | 550,000 IOPS |
WDのハイパフォーマンスPCユーザー向け「BLACK」シリーズ、「ゲームモード」を搭載
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ハイパフォーマンスPCユーザーに向けた「WD BLACK SN750」シリーズの製品。パワフルなゲーム愛好家や、ベンチマークの数値を上げたい自作PCユーザーなんかに適していますね。
また、専用ユーティリティ「WD Black SSD Dashboard」でゲームモードをオンにすると、省電力機能が無効化されて、ディスクアクセス性能が常に高い状態を維持できるように。これによって、ゲームプレイに最適な環境を提供してくれるとのことです。
なお、ヒートシンクを搭載したモデルもあります。
ヒートシンク搭載のWestern Digital M.2 SSD WD BLACK SN750
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500GB Western Digital M.2 SSD WD BLACK SN750 ヒートシンク搭載 WDS500G3XHC-EC
11,971円(税込)
1TB Western Digital M.2 SSD WD BLACK SN750 ヒートシンク搭載 WDS100T3XHC-EC
19,555円(税込)
2TB Western Digital M.2 SSD WD BLACK SN750 ヒートシンク搭載モデル WDS200T3XHC-EC
37,593円(税込)
【PCIe4.0×4/NVMe接続】M.2 SSD おすすめランキング
続きまして、PCIe4.0×4/NVMe接続の製品を紹介していきたいと思います。
PCIe4.0×4/NVMe接続のM.2 SSDで、ベンチマークソフトが叩き出す圧倒的なハイスコアを堪能しましょう!(発熱対策を忘れずに)
第1位:Samsung PCIe4.0 M.2 SSD 980 PRO
250GB Samsung PCIe4.0 M.2 SSD 980 PRO MZ-V8P250B/EC
9,980円(税込)
500GB Samsung PCIe4.0 M.2 SSD 980 PRO MZ-V8P500B/EC
16,141円(税込)
1TB Samsung PCIe4.0 M.2 SSD 980 PRO MZ-V8P1T0B/EC
25,232円(税込)
内部接続 | PCIe4.0×4/NVMe | ||
容量 | 250GB | 500GB | 1TB |
---|---|---|---|
NANDフラッシュメモリタイプ | 100層以上 3D TLC NAND(Samsung 3D V-NAND) | ||
物理サイズ規格 | Type 2280 | ||
シーケンシャルリード | 6,400MB/s | 6,900MB/s | 7,000MB/s |
シーケンシャルライト | 2,700MB/s | 5,000MB/s | |
4KBランダムリード | 500,000 IOPS | 800,000 IOPS | 1,000,000 IOPS |
4KBランダムライト | 600,000 IOPS | 1,000,000 IOPS |
ハイパフォーマンスモデル、温度を監視・維持する技術を搭載、ただし価格は高め
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前出の「Samsung M.2 SSD 970 EVO Plus」よりも新しい、同社独自の100層以上 3D構造フラッシュメモリ TLC NAND(Samsung 3D V-NAND)を採用した製品。NANDの層(レイヤー)を増やすと、通常はエラーやレイテンシー(遅延)が起こりやすくなるため、この製品では回路設計が見直されています。これにより、NAND自体の性能の向と、省電力も実現しています。
また、前出と同様、ライト性能を加速させる「Intelligent TurboWrite」(フラッシュメモリの一部をSLCとし、領域を可変させながらキャッシュにする技術)や銅箔の層を含むヒートスプレッダとなるラベルなども採用されています。
ただし、こうした技術と圧倒的な速度のために、価格は高めですね。コスパはあまり気にせず、とにかくスペックを求めるユーザーにおすすめです。
第2位:Western Digital PCIe4.0 M.2 SSD WD Black SN850
500GB Western Digital PCIe4.0 M.2 SSD WD Black SN850 WDS500G1X0E-EC
16,378円(税込)
1TB Western Digital PCIe4.0 M.2 SSD WD Black SN850 WDS100T1X0E-EC
25,602円(税込)
2TB Western Digital PCIe4.0 M.2 SSD WD Black SN850 WDS200T1X0E-EC
58,296円(税込)
内部接続 | PCIe4.0×4/NVMe | ||
容量 | 512GB | 1TB | 2TB |
---|---|---|---|
NANDフラッシュメモリタイプ | 3D TLC NAND | ||
物理サイズ規格 | Type 2280 | ||
シーケンシャルリード | 7,000MB/s | ||
シーケンシャルライト | 5,100MB/s | 5,300MB/s | 4,100MB/s |
4KBランダムリード | 記載なし/s | ||
4KBランダムライト | 記載なし/s |
ハイパフォーマンスPCユーザーに向けてさらなる高速化、「ゲームモード」でアクセス性能を維持、2TBの大容量モデルも
出典:www.amazon.co.jp
前出の「Western Digital M.2 SSD WD BLACK SN750」( PCIe3.0)の上位モデル。同社の「WD_BLACK」シリーズはハイパフォーマンスPCユーザーに向けですが、この製品はPCIe4.0に対応し、新たなキャッシュ技術によってケームなどのロード時間を短縮するなど、さらなる速度の向上を実現しています。
また、ゲームプレイの際には、前出と同様、専用ユーティリティ「WD Black SSD Dashboard」でゲームモードをオンにし、省電力機能を無効化することで、ディスクアクセス性能を常に高い状態で維持できるようになります。
そして、この速度ながらも、ラインナップに2TBの大容量があるので、保存データの多いユーザーにはコピー時間の短縮等になって嬉しいですね(価格は置いといてですが…)。
第3位:Seagate PCIe4.0 M.2 SSD FireCuda 520
500GB Seagate PCIe4.0 M.2 SSD FireCuda 520 ZP500GM3A002
14,422円(税込)
1TB Seagate PCIe4.0 M.2 SSD FireCuda 520 ZP1000GM3A002
22,756円(税込)
2TB Seagate PCIe4.0 M.2 SSD FireCuda 520 ZP2000GM3A002
55,441円(税込)
内部接続 | PCIe4.0×4/NVMe | |||
容量 | 512GB | 1TB | 2TB | |
---|---|---|---|---|
NANDフラッシュメモリタイプ | 96層 3D TLC NAND | |||
物理サイズ規格 | Type 2280 | |||
シーケンシャルリード | 5,000MB/s | |||
シーケンシャルライト | 2,500MB/s | 4,400MB/s | ||
4KBランダムリード | 430,000 IOPS | 760,000 IOPS | 750,000 IOPS | |
4KBランダムライト | 630,000 IOPS | 700,000 IOPS |
プロレベルのゲーマーの要求に応じるカスタムチューンドコントローラーを採用
出典:www.amazon.co.jp
Seagateのゲーミング向け「FireCuda」シリーズとして登場した製品。プロレベルのゲーマーの要求に応じるために、カスタムチューニングが施されたコントローラーの採用、ファームウェアの改良なども行われて、かなりの高速を実現しています。
また、同社から管理ソフトの「SeaTools SSD」が無料で提供されているため、これを使ってSSDの診断やフォーマット、チューンアップなどを実行することができます。
容量のラインナップには2TBがあるので、この大容量なら残りスペースについていろいろ考える必要がなくなり、気軽にデータを残しておけますよ。ただ、価格は高いですね。
第4位:CFD PCIe4.0 M.2 SSD PG3VND
500GB CFD PCIe4.0 M.2 SSD PG3VND CSSD-M2B5GPG3VND
10,311円(税込)
1TB CFD PCIe4.0 M.2 SSD PG3VND CSSD-M2B1TPG3VND
17,980円(税込)
2TB CFD PCIe4.0 M.2 SSD PG3VND CSSD-M2B2TPG3VND
49,980円(税込)
内部接続 | PCIe4.0×4/NVMe | ||
容量 | 512GB | 1TB | 2TB |
---|---|---|---|
NANDフラッシュメモリタイプ | 3D TLC NAND | ||
物理サイズ規格 | Type 2280 | ||
シーケンシャルリード | 4,950MB/s | ||
シーケンシャルライト | 2,500MB/s | 4,400MB/s | 4,200MB/s |
4KBランダムリード | 450,000 IOPS | 600,000 IOPS | |
4KBランダムライト | 550,000 IOPS | 600,000 IOPS |
スピードは他よりは控えめ(それでも爆速)、比較的安価な製品
出典:www.cfd.co.jp
リード/ライトの性能を他の製品と比較すると少し劣りますが(それでも、かなりのスピード!!)、その分、価格的に魅力のある製品となっています。
機能的には、空き容量に応じてリード/ライトのパフォーマンスを調整・管理する「Smart data processing」、NANDの一部をキャッシュに使用する「SLC Caching」、コマンドを予測して受信することでリード性能を向上させる「Predict & Fetch」などの技術を採用。これらにより、従来よりも高いパフォーマンスを実現しています。
【プラスα】M.2 SSD用ヒートシンクのおすすめ
以下の記事で、M.2 SSD用ヒートシンクのおすすめを紹介していますので、見てみてくださいね。
【SATA3.0接続】M.2 SSD おすすめランキング
最後に、SATA3.0接続のおすすめ製品を紹介していきたいと思います。
SATA3.0接続の製品は、転送速度は遅くなりますが、その分、発熱はほとんど気にする必要がなく価格も抑えられているので、小型PCやサブマシンなどに導入するのに適していますね。
第1位:Western Digital M.2 SSD WD Blue
250GB Western Digital M.2 SSD WD Blue WDS250G2B0B
5,111円(税込)
500GB Western Digital M.2 SSD WD Blue WDS500G2B0B
7,010円(税込)
1TB Western Digital M.2 SSD WD Blue WDS100T2B0B
13,343円(税込)
2TB Western Digital M.2 SSD WD Blue WDS200T2B0B
26,364円(税込)
内部接続 | SATA3.0 | |||
容量 | 250GB | 500GB | 1TB | 2TB |
---|---|---|---|---|
NANDフラッシュメモリタイプ | 64層 3D TLC NAND | |||
物理サイズ規格 | Type 2280 | |||
シーケンシャルリード | 550MB/s | 560MB/s | ||
シーケンシャルライト | 525MB/s | 530MB/s | ||
4KBランダムリード | 95,000 IOPS | |||
4KBランダムライト | 81,000 IOPS | 84,000 IOPS |
64層 3D TLC NANDを採用し、最大2TBを実現した製品
出典:www.wdc.com
Western DigitalのSSD「WD Blue」は、性能とコストのバランスを重視したラインナップである、メインストリーム向けの製品。
名称にあるとおり3次元構造の「3D NAND」を採用し、64層のレイヤーによって、手の届く価格に抑えながらも転送速度の高速化と大容量、耐久性の確保、省電力などを実現しています。特に、2TBという大容量のモデルは、動画の編集などで作業の効率化と大きな保存領域を求めるユーザーには魅力的ではないでしょうか。
第2位:Crucial M.2 SSD MX500
250GB Crucial M.2 SSD MX500 CT250MX500SSD4/JP
6,141円(税込)
500GB Crucial M.2 SSD MX500 CT500MX500SSD4/JP
8,565円(税込)
1TB Crucial M.2 SSD MX500 CT1000MX500SSD4/JP
14,518円(税込)
内部接続 | SATA3.0 | ||
容量 | 250GB | 500GB | 1TB |
---|---|---|---|
NANDフラッシュメモリタイプ | 3D TLC NAND | ||
物理サイズ規格 | Type 2280 | ||
シーケンシャルリード | 560MB/s | ||
シーケンシャルライト | 510MB/s | ||
4KBランダムリード | 95,000 IOPS | ||
4KBランダムライト | 90,000 IOPS |
クライアント向け「MX」の最新シリーズ、3D TLC NANDを採用
出典:www.amazon.co.jp
MX500はCrucialのクライアント向けSSD製品「MX」シリーズの最新モデル。同社で初めて3D TLC NANDを採用したMX300の後継に当たる製品で、速度がさらにブラッシュアップされています。
NANDフラッシュメモリの一部をSLC方式でアクセスするキャッシュとして利用する「Dynamic Write Acceleration」による(特にランダムアクセスでの)高速化や、データ破損を防止する「Exclusive Data Defense」による高い耐久性を実現しています。
第3位:Samsung M.2 SSD 860 EVO
500GB Samsung M.2 SSD 860 EVO MZ-N6E500B/EC
8,071円(税込)
1TB Samsung M.2 SSD 860 EVO MZ-N6E1T0B/EC
18,498円(税込)
2TB Samsung M.2 SSD 860 EVO MZ-N6E2T0B/EC
30,283円(税込)
内部接続 | SATA3.0 | |||
容量 | 500GB | 1TB | 1TB | |
---|---|---|---|---|
NANDフラッシュメモリタイプ | 64層 3D TLC NAND(Samsung 3D V-NAND) | |||
物理サイズ規格 | Type 2280 | |||
シーケンシャルリード | 550MB/s | |||
シーケンシャルライト | 520MB/s | |||
4KBランダムリード | 97,000 IOPS | |||
4KBランダムライト | 88,000 IOPS |
独自の64層「Samsung 3D V-NAND」を採用、領域を可変させるキャッシュ技術を搭載
出典:www.amazon.co.jp
Samsung独自の64層 3D 構造フラッシュメモリ「3D TLC NAND(Samsung 3D V-NAND)」を採用した製品。64層の積層により、最大2TBの大容量を実現しています。
前出の同社製品と同じく、フラッシュメモリの一部をSLCとし、領域を可変させながらキャッシュにする「Intelligent TurboWrite」を搭載し、ライトをより加速させています。
第4位:Western Digital M.2 SSD WD Green
120GB Western Digital M.2 SSD WD Green WDS120G2G0B
3,121円(税込)
240GB Western Digital M.2 SSD WD Green WDS240G2G0B
4,800円(税込)
内部接続 | SATA3.0 | |
容量 | 120GB | 240GB |
---|---|---|
NANDフラッシュメモリタイプ | TLC NAND | |
物理サイズ規格 | Type 2280 | |
シーケンシャルリード | 540MB/s | 540MB/s |
シーケンシャルライト | 430MB/s | 465MB/s |
4KBランダムリード | 37,000 IOPS | 37,000 IOPS |
4KBランダムライト | 63,000 IOPS | 68,000 IOPS |
エントリー向けの「Green」、性能よりもコストを重視するユーザーに
出典:www.amazon.co.jp
Western DigitalのSSD「Green」は、パフォーマンスよりもコストを重視したシリーズ。前出の「Black」や「Bleu」よりも廉価なコントローラチップを採用するなどして、価格を抑えています。このため、ベンチマークのリード/ライト数値は、他の製品と比較して高くはありません。
それでも、通常使用においては十分な性能は有しているので、エントリーユーザーには導入しやすい嬉しい価格設定ではないでしょうか。また、120GBと240GBという少ないラインナップは、やはりエントリーユーザーの使用を想定しているためとのことです。
おわりに
今回は、M.2 SSDのおすすめ製品を、PCIe3.0×4/NVMe接続とSATA3.0接続で分けて、それぞれの容量ラインナップも含めて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
技術の進歩により、小型化・高速化・大容量化が進んできたストレージ。それは常に、発熱との戦いの歴史でもありました。前述したように、PCIe3.0×4/NVMe接続のM.2 SSDは発熱がかなりあるので、エアフローを考慮するなどして、是非ともその戦いに勝利し、技術の進歩を思う存分享受してくださいね。