
以前の記事で予告したように、GOKKO エフェクターボード Sの底面をカットして、パワーサプライに取り付けるためのスペースを作りました。しかし、正直いってこうした改造はやらない方がいいです。
というわけで今回は、改造の様子と出来栄え、そして改造をお勧めしない理由について書いてみたいと思います。
ちなみに、以前の記事は↓です。
目次
改造の経緯(以前のおさらい)


Amazonのセールで、格安の3,060円で購入した「GOKKO エフェクターボード S」。外形寸法はW380×D130×H50㎜(演奏者から見て手前側はH30㎜)とコンパクトです。

キャリングバッグも付いていて、なかなか良い製品だと思います。
ただし…


ボード底面は、床からの隙間が2cmほどしかなく、またフラットな形状となっているため、底面にパワーサプライ K.E.S KIP-001を取り付けることはできません。
この取付けができるように、底面をカットします。
底面をカット
作業の様子

マスキングテープで位置を決めてから、ミニルーターでカット。アルミの削り粉がけっこう出ました(←これ重要!)。もちろん、掃除機で吸い取りました。
ただ、このカット位置だとパワーサプライに干渉することが後に(一旦、完成した後に)発覚し、カットをやり直しました。寸法をちゃんと考えたつもりでしたが、なかなか上手くいかないです…。

カットしたところを塗装。
実はこの塗装、3回目です。
1回目は「見えないところだし、まぁいっか」と思って適当に塗ったため、塗ってないところとの境界が曲がってしまい、かつ塗装面がボコボコになって、あまりに見栄えが悪かったのでやり直しです。
2回目はマスキングテープで囲って、塗装の境界が真っ直ぐになるようにしました。しかし、1回目の上からそのまま塗ったため、塗装面がボコボコのまま…。なので、やり直し。
そして、3回目。塗装したところをサンドペーパーで削って平らにし、筆をゆっくり動かしながら薄く均一になるよう気をつけて塗りました。

サイズを合わせてカットしたスポンジシートを、両面テープで貼り付けたら、

完成です。マジックテープが付いているところにパワーサプライ K.E.S KIP-001を取り付けて、その隣(写真右上)にモバイルバッテリー UGREEN PB507を取り付けられるようにしました。
しかし…
問題が発覚、このままでは使えない…
試しに、KIP-001とPB507を取り付けていたときのことです。重大な問題に気づいてしまいました。それは、ミニルーターでカットしたときに出たアルミの削り粉が、パーツの隙間にたくさん残っている、ということです。もちろん、掃除機で吸ってはいたのですが、完全には落ちていませんでした。
また、アルミの削り粉は、ボードの中にもそれなりに入り込んでいると思われます。
もし、この削り粉がエフェクター内部に入ると回路がショートして、最悪エフェクターが故障してしまう危険があります。
このままでは、怖くてとても使えません。なので、分解・洗浄します。
分解・洗浄
分解してみると、アルミの削り粉が大量に!!


パーツを固定しているステーを外してみると、アルミの削り粉がこんなに残っていました。
さらに…


コーナーに差し込まれていた樹脂パーツを外すと、内部にも大量のアルミの削り粉が入り込んでいました。
このままエフェクターを組み込んで使用していたらと思うと、恐ろしいです。
洗浄して乾燥

お風呂場で洗浄し、乾燥させました。
実はこの洗浄が、ちょっと大変でした。
前述のように、一旦完成した後にカットをやり直しているのですが、そのとき貼り付けたスポンジシートを剥がしていて、その両面テープのノリ跡をキレイにするためにシリコンオフを使いました。このとき、シリコンオフを完全に拭き取れておらず、ノリとアルミの削り粉が混ざったシリコンオフの液体が奥の方に流れ込んで、そこでシリコンオフが揮発し、ノリとアルミの削り粉のベタベタの膜になって固まっていたのです(↓の樹脂パーツの左端に、このベタベタの膜があります)。

初めは中性洗剤とブラシで洗っていたのですが、このベタベタの膜は中性洗剤では落ちないので、再度シリコンオフを吹きかけて何とか落とすことができました。
今度こそ完成!!
乾燥したパーツを組み立てて、スポンジシートを貼り付けたら、

今度こそ完成です!!

ここのマジックテープに、パワーサプライ K.E.S KIP-001を取り付けます。
横幅が少しキツイくらいになっていて、スポンジシートの弾力で挟み込んで落ちないようになっています。

モバイルバッテリー UGREEN PB507を取り付ける個所です。
ちょうどこの隙間に、PB507を入れることができます(改造の途中で、ちょうど良い隙間になることが分かって、予定を変更しました)。ただ、これだと固定されないので、エフェクターボードに付属の面ファスナーのベルトを巻きます。
実際に取り付けると、


こんな感じになりました。

床面との隙間は、いちばん低いところで5㎜くらいあります。スポンジシートの弾力でけっこうしっかり挟み込めているので、そう簡単には落ちないと思います。
おわりに(カットはお勧めしません)
今回の改造は、カットや塗装をやり直したり、アルミの削り粉が残っていたために分解して洗浄したりなど、ものすごい時間と労力がかかりました。こんなに大変だとは思っていなかったです。なので、エフェクターボードのカットはお勧めしません。
初めから素直に、底面にパワーサプライが取り付けられるエフェクターボードを購入しましょう。


