Primy オフィスチェア 2402-HYを購入 & レビュー

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完成
 仕事用のオフィスチェアを再度買い替えました。購入したのは、「Primy オフィスチェア 2402-HY」です。今回はこちらの組み立ての様子や、実際に使ってみた感想などを書いてみたいと思います。

 ちなみに、以前に購入した「ナカバヤシ オフィスチェア ‎Z0613 グレー」ですが、やはり座面が硬い背もたれが低いという点が気になってしまい(詳しくは下記のリンクを参照)、いろいろ悩んだ結果、買い替えに至りました(こちらの使用期間は、約7か月でした)。

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Primy オフィスチェア 2402-HYの概要・選んだ理由

製品の概要

※価格は2024年11月11日時点のものであり、変更されている場合があります。


出典:www.amazon.co.jp

ブランド  Primy
色     ブラック
商品の寸法 59奥行き x 28幅 x 53高さ cm
特徴    ランバー調節機能, エルゴノミク

この商品について(一部を抜粋)
【人間工学 S字型の背骨】このオフィスチェアは、「S字型」の背骨デザインと5つのサポートポイントを備え、快適さと機能性のバランスを保ちながら、健康的な座り姿勢を確保できるようデザインされています。このデザインは背骨への負担を軽減し、長時間の着座による背中の不快感も軽減することができます。
・【多機能調整システム】3Dヘッドレストとランバーサポートは多方向に調整でき、頭と首を効果的に支えます。椅子は120°リクライニング機能を搭載し、特定のレバーを引くだけでロッキングモードを作動させることができる。
・【高品質と高耐久】背もたれと厚い座面は、超高品質のメッシュ素材でできており、汗がたまる心配はありません。
・【幅広い用途・省スペース】 90°跳ね上げ式アームレストがスペースを節約し、使わないときはすっきりと収納できるので、部屋のスペースを有効に活用できます。

出典:www.amazon.co.jp

この製品を選んだ理由

 まず(以前の記事と同じですが)、前提として、キャスターが付いている、背もたれが付いている、高さ調節ができる、ということで探しました(ちなみに、高さ調節が必要なのは、座面の上で正座をすることがあり、このときに座面を低くしたいからです)。

 そして、この製品を選んだ最大の理由は、背もたれが高くて広いヘッドレストが付いている座面のクッションが厚いことです。

 また、リクライニング機能90°跳ね上げ式のアームレストであることも重視しました。リクライニング機能は、それによって楽な姿勢で動画の視聴等ができそうだと思ったからです。アームレストの跳ね上げ機能は、デスクの下にオフィスチェアを収納する際に必要だからです。

 さらに、座面の高さが500㎜以上になることも考慮しました。他の製品の中には、座面の高さが480㎜くらいまでのものが多くあり、それだと筆者(172cm、60kg)の場合は少し低いんですよね(あくまで個人の意見です)。今回購入したPrimy オフィスチェア 2402-HYは、座面の高さが最大570㎜なので、この点も考慮しました。

梱包の大きさ・開封

梱包の大きさ

梱包
 箱は結構大きいです。測ってみたら、W590×D280×H520mmくらいありました。

 重さを測ってみると、13.8kgもありました。かなり重いです。これは、1人で運ぶのはちょっと大変ですね。

 Amazon倉庫からの発送作業をしてくれた方、届けてくれた運送業者の方、ありがとうございます!

開封・中身の確認

内容物
 箱を開けて出てきたのはこちら

・背もたれ
・座面
・レッグフレーム
・センターベースチューブ
・レッグフレーム(5本)
・キャスター(5個)
・ガスシリンダー
・アームレスト(左右各1個)
・座面ブラケット
・ネジ M6×35㎜(8本)
・ネジ M6×18㎜(4本)
・ネジ M6×12㎜(10本)
・ワッシャー(4個)
・六角レンチ
・装飾カバー(2個)
・フラット装飾カバー(2個)
・ヘッドレスト
・ハンガー
・組立説明書

 ネジと装飾カバーには、それぞれ1つずつ予備が付いていました。

 ちなみに、部品点数が多く、それぞれプチプチなどに巻かれていたいので、梱包を解くのに10分くらいかかりました。

組立説明書
 組立説明書は、図が大きくて分かりやすいです。

ネジ類
 ネジ類にも説明書きがあって、なかなか親切です。

組み立て

 それでは、組み立てていきます。

 なお、以下のリンク先に「Primy オフィスチェア 組立てビデオ 2402-HY」(Amazonのページ)があるので、そちらを見るのも良いかもしれません。

Primy オフィスチェア 組立てビデオ 2402-HY

 ちなみに、組立説明書の表紙にQRコードがあって、そこから組立ビデオのページに飛べるみたいなのですが、なぜかページは真っ白で、組立ビデオは表示されませんでした。

レッグフレームをセンターベースチューブに取り付ける

レッグフレームとセンターベースチューブ
 レッグフレーム(5本)をセンターベースチューブに取り付けます。

レッグフレームをセンターベースチューブに挿入してネジ留め
 レッグフレームをセンターベースチューブに挿入し、ネジ(M6×12㎜)を締めます。

 このとき、レッグフレームは結構強く押して、しっかりと根元まで挿入する必要があります。そうしないと、ネジ穴が合わないからです。

レッグフレームとセンターベースチューブの組立て完了
 残りも同じようにして、5本のレッグフレームの取り付けができました。

キャスターをレッグフレームに差し込む

キャスターとレッグフレーム
 キャスターをレッグフレームに差し込みます。

キャスターをレッグフレームに差し込む
キャスターをレッグフレームに差し込んだところ
 少し力を入れれば簡単に差し込むことができました。

キャスターのレッグフレームへの差し込み完了
 残りも同じようにして、5つのキャスターのレッグフレームへの差し込みができました。

ガスシリンダーをセンターベースチューブに取り付ける

ガスシリンダーとセンターベースチューブ
 ガスシリンダーをセンターベースチューブに取り付けます。

ガスシリンダーをセンターベースチューブに取り付けたところ
 穴に差し込むだけです。

アームレストを背もたれに取り付ける

アームレストと背もたれ
 アームレストを背もたれに取り付けます。

アームレストを背もたれにネジ留め
 アームレストを背もたれの側面に当てて、背面からネジ(M6×35㎜)を2か所締めます。

装飾カバーとフラット装飾カバー
 ネジ穴には、装飾カバーとフラット装飾カバーを付けます。上の穴にはフラット装飾カバー、下の穴には装飾カバーが対応します。

装飾カバーを付けたところ
 装飾カバーとフラット装飾カバーが付きました。

アームレストを背もたれに取り付けたところ
 反対側も同じようにして、アームレストの背もたれへの取り付けができました。この状態になると、自立します。

座面をアームレスト・背もたれに取り付ける

座面とアームレスト・背もたれ
 座面をアームレスト・背もたれに取り付けます。

台の上に乗せてひっくり返し、座面の底部とアームレストのネジ穴を合わせる
 台の上に乗せてひっくり返して、座面の底部とアームレストのネジ穴を合わせます。

座面の底部とアームレストをネジ留めする
 ワッシャーを付けて、ネジ(M6×35㎜)を締めます。

座面のアームレスト・背もたれへの取り付けが完了
 反対側も同じようにして、座面のアームレスト・背もたれへの取り付けができました。

座面ブラケットを座面の底面に取り付ける

座面ブラケットと座面の底面
 座面ブラケットを座面の底面に取り付けます。

座面ブラケットの「↑FRONT」と、座面の底面にある「FRONT↑」
 このとき、座面ブラケットの「↑FRONT」と、座面の底面にある「FRONT↑」の向きが同じになるようにします。

座面ブラケットの座面の底面への取り付けが完了
 ネジ(M6×18㎜)を締めて、座面ブラケットの座面の底面への取り付けができました。

組立品を合体させる

組立品を合体させる
 これまでに組み立てたものを合体させます。座面ブラケットの穴に、ガスシリンダーを差し込むだけです。

組立品の合体が完了
 合体できました。

ヘッドレストとハンガーを背もたれに取り付ける・完成

背もたれ上部の穴
 ヘッドレストとハンガーを、背もたれ上部の穴に取り付けます。

背もたれ上部の穴にヘッドレストを差し込む
 ヘッドレストの柄の部分を、背もたれ上部の真ん中の穴に差し込みます。

背もたれ上部の穴に、ハンガーを差し込む
 その両サイドの穴に、ハンガーを差し込みます。

完成
 完成しました。

 部品点数が多く、まあまあ手間がかかりました。撮影しながらですが、1時間10分くらいかかりました。

実際に使ってみた感想

良かった点

ヘッドレストの自由度が高い

ヘッドレストの高さ 最低
ヘッドレストの高さ 最高
 ヘッドレストの高さは、15段階で80㎜の調節ができます。

ヘッドレストの角度 垂直

ヘッドレストの角度 斜め
 角度は、無段階で(45°くらい)調節できます。

ヘッドレストの前後 いちばん後ろ
ヘッドレストの前後 いちばん前
 さらに、前後も3段階で45㎜の調節ができます。

 これで、ヘッドレストをちょうど良い快適な位置にすることができました。

ランバーサポートの自由度が高い

ランバーサポート いちばん後ろ
ランバーサポート いちばん上
ランバーサポート いちばん前
 ランバーサポートは、上下に50㎜、前後に50㎜で調節できます。

ランバーサポート 角度調節
 また、60°くらいで角度の調節もできます。

 こちらも、ちょうど良い快適な位置にすることができました。

座面のクッション性が良い

座面のクッション
 座面のクッションは高反発で厚みが十分にあり、底突き感がなく、とても快適です。

低反発クッションを使う
 それでも、筆者は愛用の低反発クッションを敷いて使います(完全に筆者の好みです)。

残念な点

アームレストの質感が良くない

アームレストの質感がザラザラ
 アームレストの質感がザラザラしていて、半袖のときに腕の肌が直接触れると、少し痛いです。

アームレストにアームカバー
 なので、アームカバー(日焼け止め用)を被せています。これは、汚れ防止の意味もあります。

アームレストの高さ調節ができない

 アームレストの高さは固定されていて、調節することができません。そして、筆者の体格(身長172cm、体重60kg)では、アームレストが少し低く感じました。高さ調節ができたら、もっと良かったと思います(価格的に難しいのかも…)。

跳ね上げ式アームレストを途中で止める
 ただ、アームレストは90°跳ね上げ式で、動きは結構固いので、途中のちょうど良い位置で止めて使用しています。

座面の最低高(470㎜)は思ったより高い(筆者の環境の場合)

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出典:www.amazon.co.jp
 スペックにあるとおり、座面の高さは470~570㎜で調節することができます。これで、筆者が使用している高さ738㎜のデスクと組み合わせても問題ないと思って購入しました。

 しかし、実際に使ってみると、座面470㎜はそれなりに高さがある感じで、細かい作業をするときなど、顔をデスクに近づけるときには、もう少し低くなってくれると良かったです。

 また、デスクの上でラーメンを食べるときには、もっと低い方が食べやすいです。なので、ラーメンを食べるときは、丼の下に分厚い本を置いて、丼の方を高くしています。

リクライニングが固定できない

 昇降レバーを引いてリクライニングのロックを外し、後ろに体重をかけると、全体を倒すことができます。

 ただ、後ろに倒した状態で固定することができません。また、バネの反発が結構強いので、体重(60kg)だけでは、倒した状態で維持することができません。これが固定できたら良かったです。

※価格は2024年11月11日時点のものであり、変更されている場合があります。

おわりに

 以上のように「Primy オフィスチェア 2402-HY」は、自由度の高いヘッドレスト、リクライニング機能、90°跳ね上げ式のアームレストなど、なかなか高性能なオフィスチェアだと思います。今回こそは、長く使えそうな気がします。

 この記事が、購入を検討されている人たちの少しでも役に立てば嬉しいです。

 ちなみに、これの前に使っていた「ナカバヤシ オフィスチェア ‎Z0613 グレー」の使用期間は(前述のように)約7か月で、特に壊したり汚したりすることなく、キレイに使っていたつもりです。そして、これをリサイクルショップに持っていったら、100円で引き取ってくれました。予想は500円くらいだったのですが、こんなものですね(処分料を請求されないだけ良かったです)。

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