オフィスチェア アイリスプラザ OFC-MAL ブラックをレビュー

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アイリスプラザ OFC-MAL ブラック 完成

 長年に渡って使用していた仕事用のオフィスチェアが寿命を迎えたため、買い替えました。購入したのは、アイリスプラザ OFC-MAL ブラックです。

 今回は、このアイリスプラザ OFC-MAL ブラックの組み立ての様子や、実際に使ってみた感想などを書いてみたいと思います。

アイリスプラザ OFC-MAL ブラックの概要・選んだ理由

製品の概要

※価格は2024年4月10日時点のものであり、変更されている場合があります。

アイリスプラザ OFC-MAL 外形寸法 重量 耐荷重
出典:www.amazon.co.jp

商品の説明

・通気性に優れたメッシュ素材:暑い日でも蒸れずに快適に使用できるオフィスチェア。
・腰を支えるサポートバー:腰部分のサポートバーと程よいクッション性で、長時間の作業でも腰や背中が疲れにくい。
・キャスター付き:キャスター付き事務椅子だから、向きを変えて作業をする際などにとても便利。
・高さ調節バー付き:ワンタッチで最大12cmまで高さ調整が可能。座る人やテーブルの高さに合わせて変更ができる。
・男女ともゆったりと座れる:ほどよいサイズ感でゆったりとした座り心地。
・その他仕様:肘掛けなし/360度回転可能/ガス圧昇降式。

出典:www.amazon.co.jp

この製品を選んだ理由(背もたれがメッシュ)

 まず、前提として、キャスターが付いている、背もたれが付いている、高さ調節ができる、ということで探しました(ちなみに、高さ調節が必要なのは、座面の上で正座をすることがあり、このときに座面を低くしたいからです)。

 そして、この製品を選んだ最大の理由は、背もたれがメッシュになっているということ。夏場の暑い日でも、背中が蒸れずに快適に座れるのが良いと思いました(しかし、この願いは叶いませんでした。詳しくは後述します)。

梱包の大きさ・開封

梱包の大きさ

梱包
 佐川急便で届きました(いつもありがとうございます)。

 箱は結構大きいです。測ってみたら、590×570×200㎜くらいありました。

 重さは、もちろん1人で持てる程度ですが、「まあまあ、あるなぁ。10kgくらいかな」と感じました。後で測ったら、9.5kgでした。

開封・中身の確認

内容物
 箱を開けて出てきたのはこちら

・背もたれ×1
・座面×1
・座面取付金具×1
・ガスシリンダー×1
・ガスシリンダーカバー×1
・脚×1
・キャスター×5
・ボルト(小)×4
・ボルト(大)×5
・六角レンチ×1
・予備パーツ(ボルト(小)×1、ボルト(大)×1)
・説明書

 なお、ガスシリンダーには、最初からガスシリンダーカバーが装着された状態でした。

説明書
 説明書は、図が大きくて分かりやすいです。

ボルト、工具
 ボルトと工具にも説明書きがあって、親切だなと思いました。

組み立て

 それでは、組み立てていきます。

脚にキャスターを取り付ける

キャスターを取り付ける
 脚を裏返して、5つの穴にキャスターを差し込んでいきます。少し力を入れれば簡単に入ります。また、簡単に抜けます。

キャスター5つの取付完了
 キャスター5つの取付ができました。

ガスシリンダーを取り付ける

ガスシリンダーを取り付ける
 キャスターを付けた脚に、ガスシリンダーを差し込みます。

脚にガスシリンダーが付いた
 差し込むだけなので簡単です。

 ちなみに、この時点では、手で抜くこともできます(しかし、完成後に座って体重がかかってからだと、手では抜くことはできませんでした)。

座面に座面取付金具を取り付ける

座面に座面取付金具を取り付ける
 座面に、座面取付金具を取り付けていきます。付属の六角レンチとボルト(小)×4を使います。

「FRONT↑」の向きを合わせる
 座面にある「FRONT↑」と、座面取付金具の「FRONT↑」の向きを合わせます。

ボルトは均一に締める
 そして、ボルトを締めていきます。このとき、対角に少しずつ締めていった方が良いです。そうしないと、座面取付金具が歪んでしまいます。

背もたれを取り付ける

背もたれを取り付ける
 座面に、背もたれを取り付けていきます。付属の六角レンチとボルト(大)×4を使います。

膝の上に置いてボルトを締める
 作業台があれば良かったのですが、ないので、膝の上に置いてボルトを締めました。

 そして、こちらについても、ボルトを対角に少しずつ締めていった方が良いです。そうしないと、背もたれの金具が歪んでしまいます。

 ちなみに、床に置いてやろうとすると、ボルトの位置が低くて締めにくいです。

座面に背もたれが付いた
座面と背もたれを立ててみる
 足の筋肉がプルプルしながらも、座面に背もたれを取り付けることができました。

組立品を合体させる・完成

組立品を合体させる
 上記で組み立てたものを合体させます。座面取付金具をガスシリンダーに差し込むだけです。

完成
 これで完成です。撮影しながらでも、30分くらいでできました。

実際に使ってみた感想

良かった点

座面のクッション性は高い

座面のクッション性・広さ
 座面は思っていたより柔らかくて、クッション性が高いです。長時間座っていても、おしりが痛くなることはなさそう。

低反発クッションを使う
 それでも、筆者は愛用の低反発クッションを敷いて使います。

座面の広さも十分

 座面には十分な広さがあって、安定して座ることができます。

 そして、筆者はイスの上でよく“あぐら”をかくのですが、そのときでも座面の広さに問題はないです。

座面と背もたれの隙間
 また、正座もよくします。このとき、つま先が座面と背もたれの隙間にちょうど入る感じでやりやすいです。

背もたれのカープがフィット

背もたれのカープ
 背もたれは、カープが背中にフィットしてちょうどよい感じ。位置調整のできる腰サポートバーもあって、疲れにくそう。

 ただし、筆者の場合、この恩恵は受けられなくなります(詳しくは後述)。

上下昇降は緩やか

 上下昇降は、かなり緩やか。一気に上がったり、いきなり「ストン」と下がったりせず、使いやすいです。

軽く移動できる

 チェアの重量を実際に図ったら、7.9kgでした。また、キャスターも滑らかに回転するので、軽く移動できます。

残念な点

背もたれ上部のパイプが肩甲骨に当たる

背もたれ上部のパイプが肩甲骨に当たる
 しばらく使ってみてから気づいたのですが、背もたれに寄り掛かかっていると、上部のパイプが肩甲骨に当たって痛くなってきます。これは予想外でした…。

※これは、あくまで筆者の体型・体格(172cm、60kg)の場合です。全員が同じになるとは限りません。

 そのため、色々と試行錯誤しまして、

背もたれにクッション
 背もたれにクッションを被せることにしました。

背もたれにクッションを後ろから見たところ
 後ろから見ると、こうなっています。家にあったニトリのロングクッションカバーにクッションを入れて、それを折りたたんで袋状にし、ちょうど良いところを安全ピンで留めて、背もたれに被せました。

 そのため、背もたれがメッシュであることに意味がなくなってしまいました。せっかく、暑い日でも蒸れずに快適に使えると思ったのに…。

床が滑るようになった

床が滑るようになった
 使ってしばらくして、オフィスチェアから立ち上がろうとしたときに、スリッパが滑ることに気づきました。他のところでは滑らないので、オフィスチェアの周りだけだと思います。

 もしかしたら、オフィスチェアのキャスターにワックスか何かが染み込んでいて、それが床に付いて滑るようになったのでしょうか? とりあえず、キャスターと床を雑巾で拭いてみましたが、しばらくするとまた滑るようになりました。

 さらにキャスターと床を雑巾で拭くのを繰り返せば、滑らなくなるかもしれません。引き続き、様子を見ようかと思います。

※価格は2024年4月10日時点のものであり、変更されている場合があります。

おわりに

 以上のように、アイリスプラザ OFC-MAL ブラックは簡単に組み立てられて、使い勝手の良いオフィスチェアだと思います。ただ、前述のように、筆者の体型・体格(172cm、60kg)の場合は、背もたれの上部のパイプが合いませんでしたが…

 この記事が、購入を検討されている人たちの少しでも役に立てば嬉しいです。

※追記
 前述のように、背もたれにクッションを被せましたが、それでもしばらくすると、やはり背もたれ上部のパイプが肩甲骨に当たって痛くなってきます…。その痛みに耐えきれず、結局オフィスチェアを買い替えました。それについては、以下の記事を参照してみてください。

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