スティックPCおすすめ10選【高性能な最新・最強モデルも比較】2018年版

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 スティック型の小さなボディに、CPUやメモリなどのパーツを搭載したスティックPC。省スペースで邪魔にならず、持ち運ぶことも容易で、HDMI端子を液晶テレビやディスプレイに接続すれば使えるという、とっても使い勝手の良いPCです。

 そこで今回は、スティックPCが気になっている人へ向けて、選ぶ際に押さえておきたいポイントを解説しつつ、スペックや価格なども比較して、現在市販されている製品の中のおすすめを紹介していきたいと思います。参考にしてくださいね。

ステックPCの選び方

mouse パソコン スティックPC MS-CH01F
出典:www.amazon.co.jp
 前述のように、とても使い勝手の良いスティックPC。ただ、スペック面ではそれほど優れてはいないので、ネットやメールの使用、動画の視聴など比較的ライトな使い方が適しています。

 そんなスティックPC購入する際に確認すべき主なポイントを、以下に紹介していきたいと思います。

Windows10は32bitでいいか、それとも64bitにするか

Diginnos Stick DG-STK3
出典:www.dospara.co.jp
 現在市販されている一般的なPCのOSは、Windows10の64bit版です。ただし、スティックPCの中には、32bit版がインストールされているものがあります。

 一般的なPCなら64bit版をおすすめしますが、性能があまり高くないスティックPCでは64bit版のメリットを活かし切れないため、32bit版でも十分と言えます。もし64bit版が必要なら、性能が比較的高くて64bit版が入っている製品を選ぶと良いでしょう。

Webやメールなどライトな使用か、画像の多い文書の作成等も行うか

intel inside ATOM エンブレムシール
出典:www.amazon.co.jp
 現在のスティックPCに採用されているCPUは、ほとんどがIntelのAtom(Bay TrailまたはCherry Trail、後者の方が新しい)で、一部製品でCeleron(Apollo Lake)やCore m(Skylake)となっています。

 Atomは元々、タブレットなどポータブル端末向けに低消費電力と低価格を目指して開発されたもので、処理能力はだいぶ抑え気味。Celeron(Apollo Lake)は、その後継となるもので、やはり低消費電力が重視されたモデルになります。

 処理能力としては、Atom(Bay Trail)→Atom(Cherry Trail)→Celeron(Apollo Lake)→Core m(Skylake)の順に高くなります。

 そして、メモリ容量は2GB か4GBのいずれかとなっています(交換・増設不可)。

 ですので、前述のようなライトな作業なら処理能力を抑えたCPU & メモリ2GBの製品でも可ですが、画像が多めの文書作成といった作業を行うのなら、処理能力のより高いCPU & メモリ4GBの製品が適しています。

 ストレージは、多くの製品がeMMC 32GB で、OSを除いた空き容量は20GB弱。これだと、追加のソフトをインストールしたり、写真などのデータを保存したい場合には、ちょっと厳しいかも…。その場合は、eMMC 64GBを搭載した製品があるので、そちらを選ぶと良いでしょう。

ストレージとは
言葉そのものの意味は「貯蔵、保管、倉庫」です。PC用語としては、データを保存する HDD、SSD、eMMC、SDカード、USBメモリーなどを示します。

Wi-Fi速度は11nでいいか、より速い11acにするか

BUFFALO エアステーション WHR-1166DHP3
出典:www.amazon.co.jp
 前世代のスティックPCでは、IEEE802.11nまでの対応でした。しかし、最近のモデルでは、より高速な11acを採用しているものがあるので、スピードを重視するなら後者を選びましょう。

IEEE802.11nと11acの速さの違いは?
現在、一般に市販されている製品のアンテナ1本あたりのスピードは、11nは約150Mbps、11acは約433Mbpsです。

USBポートのバージョンと数をチェック

サンワサプライ USB3.0ケーブル 1.5m 黒 KU30-15BK
出典:www.amazon.co.jp
 USBポートは、製品によってスピードの遅い2.0にしか対応していないものと、より速い3.0に対応しているものがあります。データの転送速度が必要なら、後者の方が適しています。また、新しい形状のType-Cを採用している製品もあります。

 こうしたUSBポートの種類と搭載数は製品によって異なるので、拡張するUSB機器の数や、USB HUBを使うかなども踏まえて選択しましょう。

USB Type-C:小さくて、向きを気にせず接続できる
 USB Type-Cのコネクタは、従来のType-Aよりも小さくなっています。また、USB Type-Cは上下左右が対照の形状であるため、向きを気にせずに接続できます(Type-Aでは「向きが逆で差し直し」ということがよくありましたが、Type-Cでは解消されています)。

USB Type-A Type-C
出典:www.ratocsystems.com
左がType-A、右がType-C

 そして、USB 3.1 USB Type-Cでは、USB PD(USB Power Delivery)に対応し、最大100Wまでの電力を供給することが可能。これにより、たとえばUSB 3.1 USB Type-Cで、PC本体やディスプレイの電源を取ることもできます。

 さらに、USB 3.1 USB Type-Cは、オルタネートモード(別規格のポートとして動作するモード)に対応し、映像出力用としても使用可能となっています。

USB 3.1:Gen1とGen2があり、後者が高速
 USB 3.1にはGen1とGen2があります。規格上の最大転送速度は、Gen1は5Gbps(USB 3.0と同じ)で、Gen2は10Gbpsです。

静音性ならファンレス、安定して利用したいなら冷却ファン付きモデルに

Diginnos Stick DG-STK4D
出典:www.dospara.co.jp
 ファンレスモデルは、静音性に優れています。ただし、負荷がかかり続けると熱によって動きが緩慢になったり、フリーズしてしまうこともあります。

 冷却ファンが付いているモデルなら、ファンの音はするものの、排熱性能が高いので、負荷がかった状態でも比較的安定して利用できるでしょう。

スティックPCおすすめランキング10選

 ここからは、おすすめのスティックPC をランキング形式で発表していきたいと思います。価格が安いに越したことはないのですが、使いにくい製品ではあまり良くないので、今回はその点を踏まえた順位にしています。

※価格は2018年4月20日時点のものであり、変更されている場合があります。

第1位:ドスパラ Diginnos Stick DG-STK4D

64bit OSで快適動作、大口径の冷却ファンで効率的な排熱

Diginnos Stick DG-STK4D 冷却ファン
出典:www.dospara.co.jp
 メーカーサイトのキャッチコピーに「普段のパソコンと変わらない快適動作」とあるように、CPUはAtomのCherry Trailの大きな型番、メモリは4GBを搭載して、一般的なPCにインストールされている64bitのOSが、より快適に動作するようになっています。

 また、大口径の冷却ファンで内部の熱を効率よく排出し、長時間の安定動作を実現。さらに、2つのUSB3.0ポートで高い拡張性を備え、外付けのWi-Fiアンテナで通信の安定性も確保しているなど、使い勝手にとても配慮された製品になっています。

第2位:Compute Stick M1S

全体的にスキのない高いスペック

Compute Stick M1S インターフェイス
出典:www.amazon.co.jp
 OSは64bit、CPUはCherry Trail、メモリは4GB、ストレージは64GB、Wi-Fiは11ac対応、USBポートは3.0対応という、スペックが全体的に高いレベルでまとまった製品。これを選んでおけば、性能的に不満を抱くことはないでしょう。

 強いて言うなら、メーカーがよく分からないところが、不安材料かもしれません。

第3位:マウス スティックPC MS-CH01FV2

32bit OSとスペックのバランスがとれた製品

mouse MS-CH01FV2 USB端子
出典:www.mouse-jp.co.jp
 CPUはAtomのCherry Trailで、USBポートは3.0に対応、Wi-Fiは11acという、それなりのスペック。メモリは2GBしかありませんが、OSが32bitなので、動作に特に問題はないでしょう。

 そして、メーカーがスティックPCを世に知らしめたmouseであるという部分で、安心感のもてる製品ではないでしょうか。

第4位:ドスパラ Diginnos Stick DG-STK3

金属製のメッシュを採用、性能は控えめ

Diginnos Stick DG-STK3 ボディの一部がメッシュ
出典:www.dospara.co.jp
 スペック的に少し古い前のモデルとなるので、性能はやや控えめとなっています。

 ファンレスモデルですが、ボディが金属製で一部がメッシュになっているので、放熱性に優れています。ただし、ネットでは「冷却ファンやヒートシンクで排熱処理をすることで、性能が発揮される」といったレビューが多くあるので、そうした工夫をした方が良さそうです。

第5位:VANGOOD Apollo Lake Celeron搭載 スティックPC

Celeron(Apollo Lake)を搭載した比較的スペックが高い製品、ただしメモリは変則的な3GB

VANGOOD Apollo Lake Celeron搭載 スティックPC インターフェイス
出典:www.amazon.co.jp
 CPUにCeleron N3350(Apollo Lake)を搭載した、処理能力が比較的高い製品。ストレージは64GB eMMC、Wi-Fiは11acなので、全体的なスペックも高い方ですね。

 ただし、メモリ容量はちょっと変則的。通常なら2GBか4GBなどの偶数になるのですが、この製品では3GBになっています。もちろん、これでも問題はありません。Atomでは少しもの足りなさを感じて、Celeron(Apollo Lake)を試してみたいなら、この製品を選んでも良いのではないでしょうか。

第6位:MEEGOPAD T08pro

USB 3.1 Type-Cを搭載し、デュアルディスプレイが可能

MEEGOPAD T08pro ボディの網目デザイン
出典:www.amazon.co.jp
 この製品は、最新のUSB 3.1 Type-Cを搭載しているのが大きな特徴(製品のお尻の部分)。このポート経由で映像出力ができるので、HDMIと同時に使用すればデュアルディスプレイが可能となります。この点は、他の製品と比べてかなり優れていると言えますね。

 ただし、OSについては「Windows 10 Home」とあるだけで、32bitか64bitかは表記がないので、こういう部分は気になります。それと、USB 3.1 Type-Cを搭載している分、価格もそれなりに高くなっています。

第7位:インテル Compute Stick BOXSTK2M3W64CC

Core m3搭載で高い処理能力、USB3.0ポートは×3

Intel Compute Stick BOXSTK2M3W64CC 付属品
出典:www.amazon.co.jp
 CPUはCore m3でメモリは4GB、ストレージは64GB eMMC、Wi-Fiは11n、USB3.0ポートを3つ搭載した、非常に高いスペックを誇る製品。USB3.0ポートは本体に1つと、ACアダプターに2つという変則的ですがおもしろいアイデアによって、計3つを搭載しています。

 ただし、高い性能のために価格もかなり高くなっていますね…。スティックPCの使い勝手を享受し、かつメインPCに近い使い方をしたい(スペックに妥協したくない)人なら、この製品を選んでも良いかもしれません。

第8位:ヴァングッド BBen MN9

高性能な割に低価格で、コスパに優れた製品

VANGOOD VG-MN9 インターフェイス
出典:www.amazon.co.jp
 第8位の「エイスース VivoStick TS10 TS10-B078D」と基本スペックは同じで、CPUはAtomのCherry Trail、メモリ4GB、64GB eMMCという性能の比較的高い製品。そして、こちらはmicroSDカードスロットが搭載されているにも関わらず、価格は4,000円以上も安くなっています。コスパはかなり良いですね。

 ただし、OSについては「Windows 10」としかなく、homeかどうかも、32bitか64bitかについても表記がありません(価格からしてhomeだとは思われますが…)。メーカーも日本ではほぼ無名なので、こういうところは少し心配が残ります。

※画像にある「TF port」は、microSDカードスロットの別名で、仕様は同じです。

第9位:エイスース VivoStick TS10 TS10-B078D

全体的に高いスペック、スタイリッシュなデザイン、ただしmicroSDカードスロットはなし

ASUS VivoStick TS10 インターフェイス
出典:www.amazon.co.jp
 CPUはAtomのCherry Trailで、メモリは4GB、ストレージは64GB eMMC、USBポートは3.0に対応、Wi-Fiは11acという、比較的性能の高い製品。また冷却ファンが付いているので、安定した動作が期待できます。

 デザイン的には、全体の滑らかなシルエットと両端部のラインが、スタイリッシュな印象ですね。

 ただし、microSDカードスロットがない点に注意が必要。他のスティックPCはほとんどに同スロットがあり、少ないストレージ容量をカバーできるようになっているのですが、この製品ではそれができません。そして、価格はやや高めですね。

第10位:アイオーデータ CLPC-32W1

4K映像出力に対応

I-O DATA  CLPC-32W1 4K出力
出典:www.iodata.jp
 この製品の最大の特徴は、4K(3840×2160)の映像出力に対応していること。4K対応ディスプレイと組み合わせれば、高精細な映像を表示することができます。しかも、本体の電源オン/オフが、ディスプレイの電源と連動するので、使い勝手がかなり良いですね。

 ただし、メモリが2GBでストレージが32GB eMMCなのは、少し心許ないかも…。普段使いと言うより、公共施設や店頭での情報発信に適した製品と言えます。

 価格的には、4Kに対応しているだけあって、やや高めとなっています。

スティックPCにおすすめのワイヤレスキーボードとマウス

 スティックPCは基本的に本体のみで販売されていて、キーボードとマウスは別に用意する必要があります。そんなスティックPCにおすすめのワイヤレスキーボードとマウスを、以下の記事で紹介していますので、見てみてくださいね。

おわりに

 今回紹介した、スティックPCのおすすめランキングはいかがでしたでしょうか?

 出たばかりの頃の製品はスペック的にやや不安な部分があったのですが、世代が新しくなって性能がアップし、より快適に使えて、しかも価格がこなれてきています。スティックPCに興味を持っている人は、これを機に是非購入を検討してみてくださいね。

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