先日、自作PCのCPUをIntel Core i7-6700からIntel Core Ultra 7 265Kへ交換など、主要パーツを一新したのですが、その後から、マウスによってスリープが解除されるようになってしまいました。これは使いづらい…。
ということで今回は、スリープ解除をキーボードだけからできるようにして、マウスからはできないようにする方法について書いてみたいと思います。
ちなみに、先日の記事は↓になります。
目次
マウスでスリープが解除されてしまう
これまでは、キーボードでスリープを解除していました。
しかし、自作PCの主要パーツを一新した後から、上の動画のように、マウスを少し動かしただけでスリープが解除されてしまうようになってしまいました。これだと、かなり使いづらいです。
なので、スリープ解除をマウスからはできないようにします。
スリープ解除をマウスからできないよう設定する
デバイスマネージャーを表示させる
キーボードの (Windowsキー)+ X を押します。
表示された「クイック リンク」にある「デバイス マネージャー」をクリックします。
※画面左下の (スタートボタン)を右クリックしても、「クイック リンク」が表示されます。
マウスの「電源の管理」でチェックを外す
「マウスと他のポインティングデバイス」にある「HID 準拠マウス」をダブルクリックします。
「電源の管理」タブにある「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外します。
これでOK!
…のはずなのですが、なぜか上手くいきません。以前と同じく、マウスからスリープが解除されてしまう状態のままです。
キーボードの「電源の管理」でチェックを外す
いろいろと調べてみると、どうやらOSがマウスをキーボードとして誤認識している場合があるとのこと。
そこで「キーボード」を見てみることに。すると、「HID キーボードデバイス」が4つもありました。誤認識されているマウスは、一体どれなのか?
とりあえず、一つひとつダブルクリックして見てみます。
すると、1番目と3番目には「電源の管理」タブがありません。
2番目と4番目には「電源の管理」タブがありました。
このうち2番目は、本来のキーボードの設定のようです。
そして、4番目が誤認識されているマウスのようなので、これの「電源の管理」タブにある「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外しました。
すると、マウスからのスリープ解除を回避することができようになりました。
おわりに
この設定変更をするまでのしばらくの間、自作PCをスリープさせた後にマウスを動かさないよう「そぉ~」っと手を離したり、マウスを不用意な位置のままにしてスリープしないようにしたりなど、いろいろと気を使っていました。それでも、スリープした後にマウスの位置が邪魔で動かしてしまって、スリープが解除されてしまうことがあり、なかなか困りものでした。
しかし、今回の設定変更によって、スリープ後でもマウスを気兼ねなく動かすことができるようになり、余計な気を使わなくて済むようになって良かったです。
この記事が、同じような不便に悩まされているPCユーザーの少しでも参考になれば幸いです。