長年使ってきた自作PCにパワー不足を感じることが多くなってきたため、CPU、マザーボード、メモリ、CPUクーラーなどを新しいものに交換してみました。また、OS(Windows 10)は新規インストールせずに、移行する形にしてみました(OSを新規インストールして環境を一から作り直すのは面倒なので)。今回は、その交換作業とOS移行の様子などを書いてみたいと思います。
目次
購入したパーツ・その購入理由
今回購入したのは、こちらの製品です。
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動画編集・書き出し、動画のファイル形式の変換などをするので、その時間短縮のためにはこれくらいのパワーがあった方が良いかと思って選びました。
GIGABYTE Z890 EAGLE WIFI7 ATXマザーボード MB6599
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似たようなスペックのマザーボードはたくさんあるのですが、この製品にはPCIe 4.0×4のスロットが2基あって価格が手頃、ということが決め手になりました。この拡張性の高さは、後々役立つのではないかと思います。
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完全にオーバースペックです。筆者の場合、32GB(16GB×2)で十分なので。しかし、どうせ買うならということで、64GB(32GB×2)にしてしまいました。
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まず、使用するケースの関係で、大きなラジエーターのある水冷CPUクーラーは不可です。なので、必然的に空冷となります。そして、Core Ultra 7 265Kを空冷で運用するには、デュアルタワー・デュアルファンが必須かと思いました。その中で、今回購入した上記の製品はヒートパイプがCPUに直に接するダイレクトタッチ式となっていて、これを使ってみたいと思って選びました。
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今回購入したマザーボード、GIGABYTE Z890 EAGLE WIFI7にはUSB-C(3.2 Gen2)の内部端子があるので、ここからフロントにUSB-Cポートを出すために購入しました。PCIブラケットは外して、3.5インチベイにUSB-Cポートを増設します。
パーツ交換をする自作PC
パーツを交換する自作PCの主なスペックは、以下のとおりです。
CPU、マザーボード、メモリ、CPUクーラーなどは2015年に購入して組んで、その後、M.2 SSD やHDD 3(12TB)、10Gbitイーサネットアダプタなどのパーツを追加・交換したりしています。ただ、光学ドライブや3.5インチ HDD 2・HDD 3(各2TB)などは、それ以前(2010年とか…?)から使い続けているものです(なかなか捨てられないので…)。
それと、PCケース GIGABYTE GZ-X1のサイドがアクリルパネルになっていますが、これは発泡ウレタンとアクリル板で自作したものです。このPCケースが発売されたのは2008年で、筆者の記憶では、当時は透明なPCケースというのはありませんでした。その後、サイドが透明なPCケースが発売されて、それを羨ましく思って、自作してみました。
また、搭載できるケースファンは、本来は120㎜のものがフロント下部とリアにそれぞれ1基なのですが、フロント上部にもネジと繰り返し使える結束バンドを使って120㎜ファンを設置しています。
そして、今回購入したCPU、マザーボード、メモリ、CPUクーラー以外のパーツは流用します(なので、けっこうアンバランスな構成になりますね、笑)。
パーツ交換等の作業
それでは、パーツ交換等の作業を始めています(作業順には多少の入れ替えがあります)。途中、けっこうな“やらかし”があります(詳細は後述)。
Q-Flash PlusでのBIOSアップデート
パーツ交換をする前に、BIOSのアップデートをします。
今回購入したマザーボード(GIGABYTE Z890 EAGLE WIFI7)は、BIOS画面を起動せずBIOS更新を行うことのできるQ-Flash Plusに対応していて、基盤の右上にQ-Flash Plusボタンがあります(製品によって位置が異なるみたいです)。なので、これを使用します。
メーカー製品ページから、BIOSデータをダウンロードします。筆者は、あらかじめバージョン「F10c」をダウンロードしていました。そして、解凍した更新データを「gigabyte.bin」にリネームして、FAT32でフォーマットしたUSBメモリに保存。これを、バックパネルの「BIOS」と表記されているUSBポートに挿し込みます。
自作PCから取り外した電源ユニットの24ピン電源端子、8ピン12V補助電源端子を、マザーボードに接続します。このとき、CPUやメモリなど他のパーツは全て外してある状態にする必要があるみたいです。
電源ユニットの主電源をONにして、Q-Flash Plusボタンを押します。すると、ボタンの下にあるLEDが点滅を始めます。
LEDの点滅が消えれば、BIOSのアップデートが完了です。
CPUの取付け
CPUを取り付けていきます。
CPUソケットのレバーをロックから外して、カバーを上げます。
CPUの矢印が左下になるように乗せて、
カバーをしてからレバーを下げると、黒いカバーが飛び出します(けっこうビックリします)。そして、レバーをロックに掛ければ完了です。
CPUクーラーの取付け
CPUクーラーを取り付けていきます。
バックプレートの足に付いているスライダーの位置を「1700」に合わせます。Intel Core Ultra 7 265KのソケットはLGA1851ですが、CPUクーラーはLGA1700用のものと互換性があります。
バックプレートの両面テープを剥がして、
マザーボードの裏面に、穴に合わせて貼り付けます。
バックプレートのネジ穴が飛び出たところにスペーサーを置いて、
CPUクーラーのブリッジをネジ止めします。
CPUにサーマルグリスを塗ります。今回は「X」に塗ってみました。最初すごく固くて、強く押したらいきなり出てきたりして、キレイに塗れませんでした(笑)。
CPUクーラーの保護フィルムを剥がして、CPUの上に乗せてネジ止めすれば完了です。
しかし、後で(メモリの取り付け後に)CPUクーラーのカバーを付け忘れていたことに気づきまして、
取り付けました。爪をはめ込むだけです。
なのですが、このときCPUクーラーのネジがちゃんと締まっておらず、これが原因で悲劇を招くことに…。詳細は後述。
メモリの取付け
事前に、メモリを取り付けるスロットの位置を確認していました。
マザーボードを見ると、メモリスロットは左からB1、B2、A1、A2となっていて、このうちB2とA2が「FIRST」になっています。今回は32GBのものを2枚使用するので、「FIRST」のB2とA2に取り付けることになります。
スロットの両側にあるラッチを開いて挿し込めば完了です。
後で、メモリを取り付けるスロットをいろいろ変えてみたところ、適切なスロットでない場合は、BIOSでその旨の警告が出ました。
旧システムからパーツを取り外す
マザーボード・SSD・HDD・グラボなどを取り外す
PCケースからマザーボード・SSD・HDD・グラボなど、交換するパーツ、そして作業の邪魔になりそうなパーツを取り外します。
マザーボードのスロットからM.2 SSDを取り外す
M.2 SSDには、汎用のヒートシンクをサーマルパッドを挟んで、結束バンドで固定していました。なので、結束バンドを切って取り外します。
ちなみに、取り外したマザーボードは、別のPCに移植して使用する予定です。
M.2-PCIe変換ボードからM.2 SSDを取り外す
M.2-PCIe変換ボードからM.2 SSDを取り外します。
たしか、サーマルパッドが余っていたので、M.2 SSDの裏面にも貼り付けていたように思います。あまり意味ないですね(笑)。
新システムにパーツを取り付ける
M.2 SSDを取り付ける
先ほど取り外したM.2 SSDを新しいマザーボードに取り付けます。
M.2 SSD用のヒートシンクはツールレスで、ラッチを回すだけで取り外せます。すごく便利です!
M.2 SSDの固定もツールレスで、ラッチを回すだけで取り付けることができます。こちらも、すごく便利!
なお、写真上のM.2 SSD(PLEXTOR PX-256M8SeG)にはWindows 10がインストールされており、起動ディスクとしてそのまま流用する予定です(そう簡単には行きません。詳細は後述)。
M.2 SSD用ヒートシンクの保護フィルムを剥がして、M.2 SSD用ヒートシンクを取り付けます。
マザボをPCケースに設置してグラボやHDDなどを接続
マザーボードをPCケースに設置して、グラボやHDDなどを接続していきます。
ちなみに、グラボを刺すPCIeスロットのロックは、上の写真の赤丸のボタンを押すと外れるようになっています。なかなか良くできてますね。
なのですが、はじめ分からなくて、いつものように隙間に指を突っ込みながら「突起が小さくなって、ロックが外し難くなっている」と思ってしまいました。ボタンに「PUSH」などの刻印があれば分かりやすいかと思います。
USB-Cフロントパネルを自作
このUSB-Cポートをフロントの3.5インチベイに取り付けられるようにします。
PCIブラケットを外してUSB-Cポートのみにし、発泡エンビで作成したベースに、ネジや針金などを駆使して取り付けました。結構失敗しているので、裏側は見せられません。
取付け完了
各種配線をまとめたり、なるべく見えないように隠したりして、すべてのパーツの取付けが完了しました。
自作したUSB-Cフロントパネルも、キレイに収まったと思います。
電源をONにしてみると、CPUクーラーのARGBもちゃんと発光しました(LED効果は「波動2」)。でも、少し寂しいような気がします。リアのBlue LDE付きファンをARGBのものに交換しても良いかも…。
ARGBファンを追加購入(光の回転方向が違うが諦める)
ということで、(実際の時系列としては、もう少し後なのですが)リア用にARGBファンを購入しました。2つも…。これには、次のような理由があります。
最初に、お手頃価格ですぐに見つかった、写真左の「Thermalright TL-C12C-S」を購入しました。しかし、いざ取り付けて発光させてみると、LED効果「波動2」のときの光の回転が、CPUクーラーとは逆でした。よくよく見てみると、「Thermalright TL-C12C-S」は、CPUクーラーとは羽根の向きが逆で、回転方向も逆でした。
そのため、写真右の、羽根の向きと回転方向がCPUクーラーと同じ「Thermalright TL-P12-S」を購入しました。ところが、こちらを取り付けて発光させてみても、LED効果「波動2」のときの光の回転は、やはりCPUクーラーとは逆でした。
結局、ファンの羽根の向き・回転方向と、LED効果「波動2」の光の回転方向は無関係だったみたいです。なので、光の回転方向を合わせるのは諦めました(もうファンを買いたくない…)。
購入した2つのファンは、1つは予定どおりリアに設置し、もう1つは古くなったフロント下部のものと交換しました。元々リアに付いていたBlue LDE付きファンは、古くなったフロント上部のものと交換しました。
トラブル発生(CPUの温度異常)
CPUの温度が異常に高い
PCを新システムで起動します。すると、「Clear CMOS Information」と出ました。BIOSを更新したためですね。
そして、BIOSが立ち上がったのですが、CPUクーラーのファンがすごくうるさい! BIOS画面を見ると、CPUクーラーのファンは1,985rpmとほぼフル回転で、CPUの温度が104℃という異常な高温になっていました(Ultra 7 265KのTjMaxは105℃)。
「もしかしたら…」と思って見てみると、
サーマルグリスが広がっていませんでした。どうやらネジが斜めになっていて、CPUクーラーがちゃんと取り付けられていなかったようです。
念の為、サーマルグリスをヘラで広げて、CPUクーラーを再度取り付けました。
CPU温度は下がらず
「これで大丈夫!」のはずだったのですが、CPUの温度は変わらず104℃のまま、CPUクーラーのファンもほぼフル回転のままでした。実は、このときもネジが斜めになって、CPUクーラーがちゃんと取り付けられていなかったみたいです。それに気づかず、「CPUクーラーに付属のサーマルグリスが劣化していたのかな?」とか、いろいろ見当違いのことを考えてました(←他人のせいにするな!)。
そうやって考えた結果、ひとつの可能性に行き着きました。それは「BIOSのアップデートが上手くいってないのかも?」というものでした(←他人のせいにしすぎ!)。GIGABYTEの製品ページを見てみると、先程アップデートした「F10c」のあとに、「F10d」が出ているではありませんか。日付としては、1か月くらいしか間が空いていません。これを見た筆者は、「きっとBIOSのアップデートファイルに不具合があって、すぐに更新したんだな」と勝手に思い込みました(そんなことはありません。GIGABYTEさんに非はないです)。そして再度、BIOSをアップデートすることにしました。
BIOS画面の「Q-Flash」で更新 → 熱暴走 → BIOS破損
先程と同じように「Q-Flash PLUS」でアップデートしても良かったのですが、CPUやメモリなどのパーツを取り外すのが面倒だったので、今度はBIOS画面にある「Q-Flash」からアップデートすることにしました。
そして、アップデートファイルの書込みが始まってしばらくしたときです。急にPCの電源が切れてしましました。一瞬何が起こったのか分かりませんでしたが、ハッと気づきました。CPUが熱暴走を起こして、強制シャットダウンしてしまったことに。これでBIOSが破損してしまいました。顔から血の気が引いていくのを感じました。
その後、いくら電源ボタンを押しても、PCの電源が入ることはありませんでした。終わった、と思いました。
再度「Q-Flash PLUS」を実行 → BIOS復活!!
「破損したBIOSを直すには、メーカー修理に出すしかないかも…。時間とお金はいくらかかるのかな…?」などとしばらく考えていたのですが、そんなとき、ふとある考えが浮かびました。それは、「BIOSと独立しているQ-Flash PLUSを使えば、BIOSが復活するかもしれない」というものです。
とにかくやってみよう!
CPUやメモリなどのパーツを取り外し、電源ユニットの24ピン電源端子と8ピン12V補助電源端子のみマザーボードに接続した状態にして、祈るような気持ちで、再びQ-Flash PLUSを実行しました。
そして、Q-Flash PLUSが終了し、再びCPUやメモリなどのパーツを組み付けていたときです。CPUクーラーの取り付けネジがこれまでになく奥まで回っていくことに気づきました。「あっ、これが正常な位置だ!」と、ここでようやくCPUクーラーの取り付け不良が原因だったことを理解しました(←気づくのが遅い!)。
そして、PCの電源をONにしてみると、
BIOSが復活しました! また、CPU温度は40.0℃、CPUクーラーのファンの回転数も1,200rpm程度と、こちらも正常になりました! 本当に良かったです!
ということで、BIOSのアップデートに失敗しても、BIOSと独立しているQ-Flash PLUSを使えば、BIOSが復活できることが分かりました。これが分かったので、OKとしましょう(←自分に言い聞かせる)。
OSを起動させる(再インストールなしで)
喜びも束の間、まだOSを起動させるという大きなミッションが残っています。
前述のように、Windows 10がインストールされたM.2 SSD(PLEXTOR PX-256M8SeG)をそのまま流用して、OSの再インストールなしで使おうと考えています。
BIOSには「NO Bootable Device Found」
しかし、BIOS画面には無情にも「NO Bootable Device Found」と出ていて、もちろんWindows 10は起動しませんでした。
原因はパーティション形式が「MBR」だったこと
原因をいろいろと調べてみたところ、M.2 SSDのパーティション形式がMBRになっているからだろう、という見当をつけました。このWindows 10は、かなり昔(Windows XPの時代くらい?)から、新規インストールしないでアップグレードのみで引き継いで使ってきたものなのです。なので、GPTに変更することにします。
ただし、単純にGPTにしただけでは、Windows 10は起動しないようです(後でパーティションマスターを使って試してみたところ、やはり起動できませんでした)。そこで、AOMEI Backupperというバックアップソフトを使うことにしました。このソフトの「ユニバーサル復元」機能を使えば、パーティション形式を跨ぐ復元ができるみたいです。
旧システムで起動・AOMEI Backupperをインストール
ということで、M.2 SSDを旧システムに再接続して起動させました。
そして、AOMEI Backupperをインストールします。
AOMEI Backupperでバックアップ
「バックアップ」の「システムバックアップ」から、
保存先を選んで「開始」をクリック。
しばらく待つと、バックアップが完了します。
ブータブルメディアの作成
バックアップを復元するために、ブータブルメディアを作成します。
「ツール」の「ブータブルメディアの作成」をクリック。
「ブータブルメディアの種類」は「Windows PE」を選択します。
USBポートにUSBメモリを挿入し、「ターゲットデバイスを選択」で「USBブートデバイス」を選びます。
「フォーマットしてもよろしいでしょうか?」では「はい」をクリックして、
しばらくするとブータブルメディアが完成します。
M.2 SSDを「MBR」から「GPT」に変更
まず、余っていた2.5インチSSDを接続し、そこにWindows 10を新規インストールします。
そして、「ディスクの管理」を開いて、対象のM.2 SSD(上の画像では「ディスク4」)のボリュームを削除。
「未割り当て」になったら、右クリックで「GPTディスクに変換」を行います。
確認するには、右クリックをします。そこで「MBRディスクに変換」と表示されれば、GPTになっています。
AOMEI Backupperで復元
先程作成した、AOMEI Backupper のブータブルメディアでPCを起動します。
そして、「復元」の「イメージファイルを選択」をクリックすると、
先ほど取ったバックアップが自動的に選ばれています。
復元先(上の画像の「ディスク3」)を選んで「次へ」をクリックし、
「操作概要」の画面で下にある「ユニバーサル復元」にチェックを入れます。また、「SSD 4Kアラインメント」にチェックを入れると、SSDに最適化されます。「開始」をクリックして、
しばらくすると復元が完了します。
Windows 10が起動(以前のまま使える)
再起動すると、
読み込みが始まって、
無事に、流用したWindows 10が起動しました。インストールされていたアプリや設定も以前のままです。良かった!
新規にライセンス認証
OSのライセンスは、古いマザーボードに紐づいているようです。そのため、新しいマザーボードではライセンス認証されていない状態となっていました。
なので、だいぶ昔に購入して使っていなかったライセンスで認証させました。
おわりに
今回のPCパーツ交換では、筆者のCPUクーラーの取り付け不良により、熱暴走からのBIOS破損という予想外の事態に陥ってしまいました。しかし、BIOSから独立したQ-Flash PLUSを使用することで、なんとかBIOSを復旧させることができ、どうにかパーツの組み換えることができました。
また、OSを新規インストールせずに、これまで使ってきたWindows 10を流用することにも成功し、ソフトのインストールや設定等の手間が大幅に削減できました。
いろいろと時間がかかりましたが、ひとまず良かったです。
と思ったのも束の間、取り付けたCPUクーラーの冷却性能がイマイチらしく、CPUが十分に冷却されないという問題が新たに発生しています。次は、この問題に取り組むつもりです。