CPUクーラーおすすめ16選【トップフロー・サイドフロー別でランキング】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CPUクーラー
CPUクーラー
CPUクーラー
CPUクーラー


 CPUを冷却し、熱暴走を起こさないよう、またCPUの寿命を延ばしてくれるCPUクーラー。PCには欠かせない重要パーツのひとつです。ただ、いざ選ぶとなると、たくさんの製品が発売されていて、決めるのが難しいですよね。

 そこで今回は、CPUクーラーを選ぶ際にチェックしたいポイントなどについて説明したうえで、おすすめのCPUクーラーを紹介したいと思います。

CPUクーラーの選び方

CRYORIG CPUクーラー シングルファン サイドフロー H5 Ultimate 日本正規代理店品
出典:www.amazon.co.jp
 CPUクーラーを大きく分けると、サイドフロートップフローの2種類があるので、まずはそのどちらにするのかを検討しましょう。そして、サイズ的にPCケースに収まるかどうかや、回転数やノイズレベルなどのスペックについても確認してください。

サイドフローとトップフローの違いを理解して選ぶ

 以下に、サイドフローとトップフローの違いと、それぞれのメリットとデメリットを見ていきます。

サイドフローはマザーボードに対してファンが直角、そのメリットとデメリットは

Cooler Master Hyper TX3 EVO サイドフローCPUクーラー Intel/AMD両対応 日本正規代理店品 RR-TX3E-28PK-J1
出典:www.amazon.co.jp
 サイドフローは、マザーボードに対してファンが垂直に位置するタイプ。メリット・デメリットとしては、次のような点があげられます。

メリット……ケース内の「フロントファン(吸気)→リアファン(排気)」という基本的なエアフローを乱すことなく、それに沿って冷却できる。マザーボードを覆わないので、メンテナンス性が高い

デメリット……マザーボード上のチップセットやメモリ、グラフィックボードなどは冷却できない(これらの冷却は別途考慮する必要がある。ただし、最近のマザーボードは以前より熱に強いコンデンサを採用しているため、そこまで神経質になる必要はない)。高さがあるため、一部のミドルタワーやスリムPCケースには取り付けられない場合がある。

トップフローはマザーボードに対してファンが水平、そのメリットとデメリットは

Cooler Master 風神スリム トップフローCPUク―ラー 120mm大型PWMファン搭載 Intel/AMD両対応 FN730 RR-GMM4-16PK-J1
出典:www.amazon.co.jp
 トップフローは、マザーボードに対してファンが水平に位置するタイプです。メリット・デメリットとしては、次のような点があげられます。

メリット……CPUだけでなく、マザーボード上のチップセットやメモリ、グラフィックボードなども冷却できる。高さの低い製品を選べば、スリムPCケースにも取り付けられる。

デメリット……ケース内の「フロントファン(吸気)→リアファン(排気)」という基本的なエアフローを乱してしまう。マザーボードを覆ってしまい、メンテナンス性が低くなる。

 上記のようなメリットとデメリットを踏まえて、サイドフローとトップフローのどちらにするかを検討しましょう。

使用しているマザーボードのソケットに合う製品を選ぶ

ASUSTeK Intel Z270搭載 マザーボード LGA1151対応 ROG STRIX Z270I GAMING 【Mini-ITX】
出典:www.amazon.co.jp
 多くのCPUクーラーは、複数のCPUソケットで使用できるマルチソケット対応になっていますが、製品によってどれに対応するかが違っていますし、非対応のソケットもあります。ですので、使用しているマザーボードのCPUソケットを確認して、それに合う製品を選びましょう。

固定方式を確認

Cooler Master Hyper TX3 EVO サイドフローCPUクーラー Intel/AMD両対応 日本正規代理店品 RR-TX3E-28PK-J1
出典:www.amazon.co.jp
Cooler Master Hyper TX3 EVO サイドフローCPUクーラー Intel/AMD両対応 日本正規代理店品 RR-TX3E-28PK-J1
出典:www.amazon.co.jp
サイズ オリジナルCPUクーラー 虎徹 Mark II
出典:www.amazon.co.jp
 CPUの固定方式には、プッシュピン式(写真上)、フック式(写真中)、バックプレート式(写真下)があります。

 プッシュピン式とフック式は、工具が不要で着脱が可能。しかし、ピンやフックを引っ掛けるツメが破損しやすく、取り付けの圧力でマザーボードが反りやすいというデメリットがあります。

 バックプレート式は、取り付けに工具が必要となりますが、マザーボード裏面からプレートで支えるため大型で重いCPUクーラーも確実に固定でき、マザーボードも反りにくいと言えます。

 その他に、シンプルにネジによって固定する製品もあります。

冷却効率の良いヒートパイプを採用した製品に

Cooler Master Vortex Plus トップフローCPUク―ラー Intel/AMD両対応 日本正規代理店品 RR-VTPS-28PK-R2
出典:www.amazon.co.jp
 上の写真の銅のパイプが「ヒートパイプ」で、中には作動液(揮発性の液体)が入っています。作動液はCPUを冷却して、同時に温められて気化し、放熱フィン & 冷却ファンのある方に送られて、そこで冷却されて液化し、再びCPUのところに戻る、というように循環します。こうすることで、CPUの熱を大型の放熱フィン全体に伝えて、効率良く冷却できます。

 ですので、効率的な冷却を実現するために、ヒートパイプを採用した製品を選ぶと良いでしょう。

PCケースに収まる高さの製品にする

ENERMAX CPUクーラー 9cm サイドフロータイプ ETS-N30R-HE
出典:www.amazon.co.jp
 先に少し触れましたが、サイドフローの製品は高さがあるため、一部のミドルタワーやスリムPCケースには取り付けられない場合があります。ですので、取り付けるPCケースのサイズを確認し、そこに収まる高さのサイドフローの製品、またはトップフローの製品にしましょう。

ファンの風量、回転数、ノイズレベルをチェック

GELID 静音ファン Silent PWM 120mm ハイドロダイナミックベアリング採用静音FAN Silent12 PWMGELID Silent12 PWM
出典:www.amazon.co.jp
 CPUに付属しているファンの性能については、以下の点をチェックしましょう。

風量……単位はCFM(Cubic Feet per Minute)で、1分間に送れる気体の体積(立方フィート)を示しています。CFMの大きいファンは、冷却性能が優れているということになります。

回転数……単位はrpm(Revolution Per Minute)で、1分間に何回転するかを示しています。回転数が多ければ、CFMは大きくなりますが、その分ノイズレベルも上がります。

ノイズレベル……単位はdB(A)(デシベル)です。この「A」は、A補正という聴感補正のことで、人の可聴範囲の周波数帯をピックアップしているという意味。つまり、dB(A)は「人の耳での“うるささ”の程度」ということです。

 そして、ファンは直径と厚みが大きければ、同じCFMでもrpmを抑えることができて、dB(A)が小さくなります。

流体軸受けのファンを搭載した製品も
Deepcool AS500 アドレサブルRGB LED
出典:www.amazon.co.jp
 製品によっては「流体軸受け」のファンを採用しているものもあります。流体軸受けは、モーターの回転軸を流体(油や空気など)によって受ける方式で、摩擦が少なく、回転がより滑らかになります。これにより、耐久性と静音性が向上するので、この点も要チェックです。

【サイドフロー】CPUクーラー おすすめランキング

 ここからは、おすすめ製品をランキング形式で発表していきたいと思います。

 まずは、サイドフローのおすすめ製品のランキングを発表し、その後にトップフローのおすすめ製品のランキング発表と続きます。

※価格は2022年7月9日時点のものであり、変更されている場合があります。

第1位:サイズ 白虎弐 SCBYK-2000I

  • タイプ:サイドフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA775/1366/1156/1155/1150/1151
  • 固定方式:プッシュピン式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×3本、銅製(ニッケルメッキ処理)
  • ファン外形寸法:92×92×26㎜
  • 回転数:300(±200)~2,300rpm(±10%)
  • ノイズレベル:7.3~28.83dB(A)
  • 風量:6.75~48.878CFM
  • 外形寸法:W111.5×D84×H130㎜

全高130㎜設計、Intelプッシュピン専用モデル

SCYTHE SCBYK-2000I
SCYTHE SCBYK-2000I
出典:www.scythe.co.jp
 サイドフローでありながら、高さを130㎜にまで抑えた製品。このサイズなら、Mini-ITXなどの小型PCケースへの互換性が高いですし、取り付け作業もやりやすいですね。

 そして、対応するソケットはIntelのみ(一部は非対応)として、部品点数を減らした潔いモデルでもあります。Intelの一部のCPUを使用するユーザーの場合、専用モデルの方がお手軽ですね。

 また、120㎜ファンには取っ手付きワイヤークリップが採用されていて、ホコリの掃除やファンの交換が容易にできる、ユーザーに優しい設計になっています。

第2位:ディープクール AK620

  • タイプ:サイドフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA2066/2011-v3/2011/1700/1200/1151/1150/1155 AMD AM4
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×6本、銅製
  • ファン外形寸法:120×120×25㎜
  • 回転数:500~1,850rpm
  • ノイズレベル:≦28dB(A)
  • 風量:68.99CFM
  • 外形寸法:W129×D138×H160㎜

6本のヒートパイプと2基の120㎜流体軸受けファンを搭載、TDPは260Wまで対応した高冷却モデル

Deepcool AK620 ベースプレート、ヒートパイプ、ヒートシンク
出典:www.amazon.co.jp
 6本のヒートパイプと120㎜のファンを2基搭載した製品。ファンは流体軸受けなので、高い冷却性能(TDP 260Wまで対応)と静音性の両立を実現しています(※TDPは「Thermal Design Power」の略で、日本語では「熱設計時消費電力」。簡単に言うと「発熱の指標」)。

 また、メモリーとの干渉を防ぐために、ファンと放熱フィンはマザーボードから43㎜のクリアランスが設けられています。マザーボードのレイアウトによっては、CPUファンとメモリーが干渉してしまうことがあるので、このクリアランスの値が事前に確認できるのはありがたいですね。

第3位:サイズ 虎徹 Mark II Rev.B

  • タイプ:サイドフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA1150/1151/1155/1156/1200/1700/2011/2011(V3) AMD AM4/FM2+/FM1/AM3+/AM2+
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×4本、銅製(ニッケルメッキ処理)
  • ファン外形寸法:120×120×26㎜ ※振動吸収ラバーパッドの厚み(1㎜)含む
  • 回転数:300(±200)~1,500rpm(±10%)
  • ノイズレベル:4.0~28.6dB(A)
  • 風量:16.90~67.62CFM
  • 外形寸法:H154×W136×D84㎜

効率よくエアを吸い込む形状の異なるフィンの組み合わせを採用、静音仕様のファン「KAZE FLEX II 120」を搭載

サイズ 虎徹 Mark II Rev.B 多重エアフロー透過構造
サイズ 虎徹 Mark II Rev.B 新型120mm PWMファン 「KAZE FLEX II 120」 を採用
出典:www.amazon.co.jp
 2枚の形状の異なるフィンの組み合わせたM.A.P.S(Multiple Airflow Pass-through Structure)を採用した製品。これにより、エアを効率良く吸い込んで、PCケース内により強いエアフローを生み出すことができます。

 付属の120㎜ファン(製品名「KAZE FLEX II 120」)は最大回転数1,500rpm(±10%)という静音仕様で、さらに振動を吸収する防振ラバーが装着されているので、防振性にも優れています。ファンの固定は、取っ手付きワイヤークリップで行うため、メンテナンスや換装が容易にできますね。

 ちなみに、ヒートシンクが大きく、ヒートパイプが6本になって、冷却性能がアップしたモデルもあります。

サイズ LGA1700対応 12cm サイドフロー 無限五 Rev.C SCMG-5200
5,973円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

第4位:ディープクール AS500

  • タイプ:サイドフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA2066/2011-v3/2011/1700/1200/1151/1150/1155 AMD AM4
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×5本、銅製(ニッケルメッキ処理)
  • ファン外形寸法:140×140×25㎜
  • 回転数:500~1,200rpm(±10%)
  • ノイズレベル:24.2dB(A)
  • 風量:70.81CFM
  • 外形寸法:H164×W142×D98㎜

フィンの上部にARGB LEDを搭載、大型の140㎜流体軸受けファンを採用

Deepcool AS500 アドレサブルRGB LED
出典:www.amazon.co.jp
 フィンの上部にはARGB(アドレサブルRGB) LEDを搭載し、付属のワイヤコントローラー、または、やはり付属のコネクターケーブルで接続してマザーボード側で発光を制御することができます。

 そして、付属のファンは140㎜と大型。なので、かなりのエアフローが期待できますね。さらに、このファンは流体軸受けとなっているため、耐久性と静音性に優れています。

第5位:クーラーマスター Hyper H412R

  • タイプ:サイドフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA2066/2011-v3/2011/1200/1151/1155/1156/1366/1150/775 AMD AM4/AM3+/AM3/AM2+/FM2+/FM2/FM1
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×4本、銅製
  • ファン外形寸法:92×92×25㎜
  • 回転数:600~2,000rpm(±10%)
  • ノイズレベル:29.4dB(A)
  • 風量:34.1CFM
  • 外形寸法:H136×W102×D83.4㎜

ダイレクトコンタクトヒートパイプ採用、高さ136㎜のコンパクトデザイン

Cooler Master Hyper H412R ダイレクトコンタクトヒートパイプ
出典:www.amazon.co.jp
 4本の銅製ヒートパイプは、CPU の表面と直に接する「ダイレクトコンタクトヒートパイプ」なので、CPU の表面から効率良く熱を放熱フィンに移動させてくれます。

 また、世界トップクラス技術(メーカー)により、ヒートシンクのフィンは最適な間隔でデザインされ、その結果、高度な冷却性能と高さ136㎜(92㎜ファン搭載)のコンパクトサイズを実現しているとのことです。

第6位:アルズアイ M120DPlus

  • タイプ:サイドフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA1700/1200/1150/1151/1155/1156/1366/2011/2066 AMD AM4
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:◯ ×6本、銅製
  • ファン外形寸法:120×120×25㎜
  • 回転数:700~1,900rpm(±10%)
  • ノイズレベル:フロント18.5~38.2dB(A)(±10%) リア14.2~34.8dB(A)(±10%)
  • 風量:フロント27.18~73.76CFM(±10%) リア21.50~52.22CFM(±10%)
  • 外形寸法:W145×D105×H160㎜

温度計搭載でCPU表面の温度を表示、ダイレクトコンタクトヒートパイプを採用

ALSEYE M120DPlus ダイレクトコンタクトヒートパイプ
出典:www.amazon.co.jp
 一番の特徴は、やはり温度計を搭載していること。これで、CPUの表面温度をリアルタイムに表示してくれます。高負荷の処理でCPUの温度が上昇したり、それをファンで冷却したりして温度が下がったりするのをすぐに数値で確認できるのは、自作PCユーザーには嬉しいですよね。

 また、本体とファンにはARGB(アドレサブルRGB) 対応のLEDを内蔵。ASUS社のソフト「Aura Sync」に対応しているので、同社のマザーボードを使用する場合は、発光をカスタマイズすることができます。

 冷却性能面での特徴は、CPUの表面と直に接する「ダイレクトコンタクトヒートパイプ」を採用していることがあげられます。これにより、CPUの熱を効率よく放熱フィンに伝えて冷却することが可能です。

第7位:Novonest C92B

  • タイプ:サイドフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA1366/1156/1155/1151/1150/775 AMD FM2+/FM1/AM3+/AM2+/939/754
  • 固定方式:プッシュピン式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×4本、銅製
  • ファン外形寸法:92×92×25㎜
  • 回転数:800~1,800rpm(±10%)
  • ノイズレベル:16.1~27.7dB(A)
  • 風量:21.7~59.7CFM
  • 外形寸法:W95×D75×H125㎜

92㎜ファン(ブルーLED内蔵)で高さ125㎜、ダイレクトコンタクトヒートパイプを採用、コスパの良い製品

Novonest C92B ベースプレート ダイレクトコンタクトヒートパイプ
出典:www.amazon.co.jp
 搭載しているファンは92㎜と、他と比較して少しサイズが小さめですが、これでCPUクーラーの高さが125㎜に抑えられています。なので、スリムタイプのPCケースなどを使用する場合などに適していますね。

 冷却性能としては、4本の6㎜径銅製ヒートパイプがCPUコアに直接触する「ダイレクトコンタクトヒートパイプ」を採用し、効率のよい冷却を実現してくれることがあげられます。

 そして、ファンに搭載されているLEDはブルーでのみ発光するタイプで、他の製品のARGB(アドレサブルRGB)タイプとは見劣りするかも…。ただしその分、価格が抑えられているので、LEDのイルミネーションが不要な場合には、入手しやすくて良いのではないでしょうか。

第8位:オウルテック OWL-SC200V2

  • タイプ:サイドフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA1156/LGA1155/LGA1150/LGA1151/LGA1200/LGA1700 AMD AM4
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:◯ ×4本、銅製(ニッケルメッキ処理)
  • ファン外形寸法:130×130×25㎜
  • 回転数:800~1,600rpm
  • ノイズレベル:18~28.6dB(A)
  • 風量:38.4~81CFM
  • 外形寸法:W130×D75×H159㎜

大型の130㎜流体軸受けファンを採用、TDPは200Wまで対応、初心者に優しい可動式バックプレート採用

オウルテック OWL-SC200V2 ダイレクトタッチヒートパイプ 130㎜大型ファン
オウルテック OWL-SC200V2 可動式バックプレート
出典:www.amazon.co.jp
 130㎜という大型の流体軸受けファンを搭載し、TDPは200Wまで対応するという製品(※TDPは「Thermal Design Power」の略で、日本語では「熱設計時消費電力」。簡単に言うと「発熱の指標」)。銅製ヒートパイプは4本で、CPUコアに直接触する「ダイレクトコンタクトヒートパイプ」となっているため、CPUを効率よく冷却してくれます。

 そして、取付方法にも工夫が施されており、ネジ受けをスライドさせることで複数のCPUソケットに対応する可動式バックプレートを採用。また、前モデルで好評だったという新型アタッチメントも引き続き採用されています。さらに、メモリとの干渉を防ぐため、ヒートシンクを薄型設計に。これなら、自作PC初心者でも迷うことなく取り付けられて良いですね。

第9位:ディープクール Gammaxx GT BK

  • タイプ:サイドフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA1700/1200/1151/1150/1155 AMD AM4
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×4本、銅製
  • ファン外形寸法:120×120×25㎜
  • 回転数:500~1,600rpm(±10%)
  • ノイズレベル:27dB(A)
  • 風量:56.5CFM
  • 外形寸法:H156×W135×D85㎜

ファンとフィンの上部にはARGB LEDを搭載、コスパの良い製品

ディープクール Gammaxx GT BK
出典:www.amazon.co.jp
 ファンとフィンの上部にはARGB(アドレサブルRGB) LEDを搭載した製品。発光は、付属のワイヤコントローラーで制御するか、または、やはり付属のコネクターケーブルで接続してマザーボード側で制御することもできます。お手軽にイルミネーションを楽しみたいユーザーに適していますね。

 また、付属のファンは流体軸受けとなっているため、耐久性と静音性に優れています。

 そして、コスパがかなり良いので、自作PC初心者でも購入しやすいと言えるでしょう。

【トップフロー】CPUクーラー おすすめランキング

 続きまして、トップフローのおすすめ製品のランキングを発表していきたいと思います。トップフローの製品は、高さのあるサイドフロータイプを取り付けられない一部のミドルタワーやスリムPCケースのユーザーが導入する場合が多いと思われますので、その“高さ”に注目して見てみてください。

※価格は2022年7月9日時点のものであり、変更されている場合があります。

第1位:アイネックス CC-06S

  • タイプ:トップフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA1150/1151/1155/1156
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:-
  • ファン外形寸法:96×96×25㎜
  • 回転数:800(±300)~2,200rpm(±10%)
  • ノイズレベル:19dB(A)
  • 風量:46CFM
  • 外形寸法:H62×W96×D96㎜

【高さ75㎜】Intel LGA 115x用のクーラー、銅製コアを採用

AINEX CC-06S 銅製コア
出典:www.amazon.co.jp
 Intel LGA 115x用で(AMDには非対応)、ヒートシンクとファンという(ヒートパイプは不採用の)シンプルな構成のクーラー。それでも、ヒートシンクのCPUと接する部分には、熱伝導率の高い銅が採用されているので、効率的な冷却が期待できます(TDP: ≦95W ※TDPは「Thermal Design Power」の略で、日本語では「熱設計時消費電力」。簡単に言うと「発熱の指標」)。

 なお、ほぼ同スペックでファンにブルーLEDを搭載したモデルもあります。こちらは、電源をONにしたときにイルミネーションを楽しむことができますね。

アイネックス LGA115x用 LED CPUクーラー トップフロータイプ CC-06B
1,555円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

第2位:シルバーストーン SST-NT09-1700

  • タイプ:サイドフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA1700
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:-
  • ファン外形寸法:92×92×25㎜
  • 回転数:500~2,500rpm
  • ノイズレベル:13.6~32.5dB(A)
  • 風量:5.6~46.4CFM
  • 外形寸法:W96×D96×H45㎜

【高さ45㎜】Intel LGA1700専用、バネネジ設計で適度な圧力で設置

シルバーストーン SST-NT09-1700 高さ45㎜
シルバーストーン SST-NT09-1700 事前に塗布されたサーマルペースト
出典:www.amazon.co.jp
 Intel LGA 1700専用の製品。高さはわずか45㎜しかないので、小型PCケースで省スペースなシステムを構築したいユーザーに適した製品と言えます。

 また、CPUとの接地面に予めサーマルペーストが塗布されていたり、バネネジ設計で適度な圧力になるなど、使いやすさにも配慮されています。

 なお、ほぼ同スペックで、Intel LGA115/1155/1150/1151/1200に対応したモデルもあります。

SilverStone ( シルバーストーン ) ロープロファイル CPUクーラー SST-NT09-115X 【 国内正規流通品 】
2,000円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

第3位:アイネックス IS-40X-V2

  • タイプ:トップフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA1150/1151/1155/1156/1200/1700 AMD AM4
  • 固定方式:ネジどめ式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×4本、銅製
  • ファン外形寸法:92×92×15㎜
  • 回転数:800(±200)~2,800rpm(±10%)
  • ノイズレベル:14~35.2dB(A)
  • 風量:46CFM
  • 外形寸法:H45×W94×D101㎜

【高さ45㎜】ヒートパイプ採用でもこの低さ、ダイレクトコンタクトヒートパイプを採用

AINEX IS-40X-V2 ダイレクトコンタクトヒートパイプ
出典:www.amazon.co.jp
 ヒートパイプを採用すると構造が複雑になるのですが、それでも高さ45㎜を実現した意欲的な製品。ヒートパイプは黒く塗装されているのですが、CPUと接触する部分は銅を露出させて「ダイレクトコンタクトヒートパイプ」とし、熱伝導の効率を高めています。

 固定方式はネジ留めで、バックプレートがない分、マザーボードの周辺部品との干渉がしにくくなっています。

 そして、全体の黒と白いファンのコントラストが、シックな雰囲気で良いのではないでしょうか。

第4位:クーラーマスター i50

  • タイプ:トップフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA1200/1156/1155/1151/1150
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:-
  • ファン外形寸法:92×92×25㎜
  • 回転数:2,000rpm(±10%)
  • ノイズレベル:最大28dB(A)
  • 風量:最大34.1CFM(±10%)
  • 外形寸法:H60×W95×D95㎜

【高さ60㎜】Intel LGA 1200/115x用のクーラー、圧倒的なコスパの製品

Cooler Master i50 斜めから見たところ
出典:www.amazon.co.jp
 ヒートパイプはなしで、ヒートシンクにファンを組み合わせたシンプルなCPUクーラー。対応ソケットはIntel LGA 1200または115x用で、AMDには非対応となります。

 こうした思い切った仕様により、コスパが圧倒的に良いですね。初心者が「とりあえず、お試し」という感じで使いたい場合や、「PCをとにかく価格を抑えて作りたい」といったコアなユーザーのニーズに対応できる製品と言えます。

第5位:サイズ 超天 CHOTEN

  • タイプ:トップフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA755/11515/11505/11555/11565/12005/13665/1700 AMD AM2/AM2+/AM3/AM3+/FM1/FM/FM2+/AM4
  • 固定方式:Intelはプッシュピン式、AMDはフック式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×4本、銅製(ニッケルメッキ処理)
  • ファン外形寸法:120×120×25㎜
  • 回転数:300(±300)~1,200rpm(±10%)
  • ノイズレベル:4.0~24.9dB(A)
  • 風量:16.6~51.17CFM
  • 外形寸法:W130×D130×H120㎜

【高さ120㎜】省スペースよりも、トップフローのメリットを享受したいユーザー向け

SCYTHE 超天 CHOTEN 横から見たところ
出典:www.amazon.co.jp
 サイドフロー版で前出の「サイズ 虎徹 Mark II」をトップフロータイプにした製品。搭載ファン(KAZE FLEX)は最大回転数1,200rpm(±10%)の120㎜静音仕様で、防振ラバーも装着されています。また、ファンは取っ手付きワイヤークリップでの固定となります。

 ただ、この製品は高さが120㎜あり、さほど背が低いわけではありません。そのため、スリムPCケースだと、取り付けた際のスペースに余裕がない場合もあり得ます。ですので、省スペースというより、トップフローのメリット(メモリやマザーボードのチップなども冷却できる)を享受したいユーザー向けと言えるでしょう。

第6位:アイネックス CC-01

  • タイプ:トップフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA1150/1151/1155/1156
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:-
  • ファン外形寸法:96×96×17㎜
  • 回転数:700(±300)~2,700rpm(±10%)
  • ノイズレベル:12~33dB(A)
  • 風量:最大35CFM
  • 外形寸法:W96×D96×H32㎜

【高さ32㎜】Intel LGA115X用、銅製コアを採用

AINEX CC-01 銅製コア
AINEX CC-01 バックプレート
出典:www.ainex.jp
 高さがわずか32㎜しかない製品。この高さなら、Mini-ITX、HTPC(ホームシアターPC)、SFF(スモールフォームファクタ)などに組み込むのに最適でしょう。

 そして、ヒートシンクのCPUと接する部分に、熱伝導率の高い銅が採用されているので、効率的な冷却が期待できます。やはり、高さが32㎜しかなので、こうした工夫が大切になりますね。

第7位:サイズ BIG SHURIKEN3 Rev.B 大手裏剣3

  • タイプ:トップフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA1150/1151/1155/1156/1200/1700/2011/2011(V3)/2066 AMD AM4/AM3+/AM3/AM2+/AM2/FM2+/FM2/FM1
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×5本、銅製(ニッケルメッキ処理)
  • ファン外形寸法:120×120×14㎜(防振ラバーパッド込みで15㎜厚)
  • 回転数:300(±200)~1,800rpm(±10%)
  • ノイズレベル:2.58~27.8dB(A)
  • 風量:8.16~48CFM
  • 外形寸法:H67×W122×D122㎜

【高さ67㎜】静音仕様のファンを搭載、より厚みのあるファンへの換装も可能

SCYTHE BIG SHURIKEN3 取り付け例
出典:www.amazon.co.jp
 付属の120㎜ファン(KAZE FLEX II 120 SLIM)は最大1,800rpmという静音仕様。かつ、ファンは防振ゴムラバーも搭載しているので、静寂性に優れています。

 また、付属のファンは14㎜厚(防振ラバーパッド込み15㎜厚)ですが、より強いエアフローを得たい場合、または静音性をより高めたい場合は、25㎜厚(防振ラバーパッド込みでは26㎜厚)のものに変更できるよう、換装用のネジも付属しています。この仕様なら、使用するPCケースの大きさに合わせてファンを交換し、最適なエアフローを構築できますね。

 なお、メーカーが変更できるファンとして挙げている製品のひとつとして、以下の製品があります(以下の製品は最大1,200rpmで、より静音性に優れています)。

サイズ SCYTHE オリジナル設計12cmケースファン 新開発渦巻状フィン Wonder Snail 120 PWM 1200rpm
1,044円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

おわりに

 今回はCPUクーラーを、サイドフローの製品とトップフローの製品で分けて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

 CPU(Central Processing Unit)は日本語で「中央処理装置」で、PCのまさに中心的なパーツであり、それを冷却するCPUクーラーの役割も重要です。今回紹介したランキングを参考にして、CPUクーラーを新規導入または交換し、CPUを効率良く冷却して、PC作業の処理の効率化も図ってくださいね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする



トップへ戻る