CPUクーラーおすすめ15選【トップフロー・サイドフロー別でランキング】

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CPUクーラー
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 CPUを冷却し、熱暴走を起こさないよう、またCPUの寿命を延ばしてくれるCPUクーラー。PCには欠かせない重要パーツのひとつです。ただ、いざ選ぶとなると、たくさんの製品が発売されていて、決めるのが難しいですよね。

 そこで今回は、CPUクーラーを選ぶ際にチェックしたいポイントなどについて説明したうえで、おすすめのCPUクーラーを紹介したいと思います。

CPUクーラーの選び方

CRYORIG CPUクーラー シングルファン サイドフロー H5 Ultimate 日本正規代理店品
出典:www.amazon.co.jp
 CPUクーラーを大きく分けると、サイドフロートップフローの2種類があるので、まずはそのどちらにするのかを検討しましょう。そして、サイズ的にPCケースに収まるかどうかや、回転数やノイズレベルなどのスペックについても確認してください。

サイドフローとトップフローの違いを理解して選ぶ

 以下に、サイドフローとトップフローの違いと、それぞれのメリットとデメリットを見ていきます。

サイドフローはマザーボードに対してファンが直角、そのメリットとデメリットは

Cooler Master Hyper TX3 EVO サイドフローCPUクーラー Intel/AMD両対応 日本正規代理店品 RR-TX3E-28PK-J1
出典:www.amazon.co.jp
 サイドフローは、マザーボードに対してファンが垂直に位置するタイプ。メリット・デメリットとしては、次のような点があげられます。

メリット……ケース内の「フロントファン(吸気)→リアファン(排気)」という基本的なエアフローを乱すことなく、それに沿って冷却できる。マザーボードを覆わないので、メンテナンス性が高い

デメリット……マザーボード上のチップセットやメモリ、グラフィックボードなどは冷却できない(これらの冷却は別途考慮する必要がある。ただし、最近のマザーボードは以前より熱に強いコンデンサを採用しているため、そこまで神経質になる必要はない)。高さがあるため、一部のミドルタワーやスリムPCケースには取り付けられない場合がある。

トップフローはマザーボードに対してファンが水平、そのメリットとデメリットは

Cooler Master 風神スリム トップフローCPUク―ラー 120mm大型PWMファン搭載 Intel/AMD両対応 FN730 RR-GMM4-16PK-J1
出典:www.amazon.co.jp
 トップフローは、マザーボードに対してファンが水平に位置するタイプです。メリット・デメリットとしては、次のような点があげられます。

メリット……CPUだけでなく、マザーボード上のチップセットやメモリ、グラフィックボードなども冷却できる。高さの低い製品を選べば、スリムPCケースにも取り付けられる。

デメリット……ケース内の「フロントファン(吸気)→リアファン(排気)」という基本的なエアフローを乱してしまう。マザーボードを覆ってしまい、メンテナンス性が低くなる。

 上記のようなメリットとデメリットを踏まえて、サイドフローとトップフローのどちらにするかを検討しましょう。

使用しているマザーボードのソケットに合う製品を選ぶ

ASUSTeK Intel Z270搭載 マザーボード LGA1151対応 ROG STRIX Z270I GAMING 【Mini-ITX】
出典:www.amazon.co.jp
 多くのCPUクーラーは、複数のCPUソケットで使用できるマルチソケット対応になっていますが、製品によってどれに対応するかが違っていますし、非対応のソケットもあります。ですので、使用しているマザーボードのCPUソケットを確認して、それに合う製品を選びましょう。

固定方式を確認

Cooler Master Hyper TX3 EVO サイドフローCPUクーラー Intel/AMD両対応 日本正規代理店品 RR-TX3E-28PK-J1
出典:www.amazon.co.jp
Cooler Master Hyper TX3 EVO サイドフローCPUクーラー Intel/AMD両対応 日本正規代理店品 RR-TX3E-28PK-J1
出典:www.amazon.co.jp
サイズ オリジナルCPUクーラー 虎徹 Mark II
出典:www.amazon.co.jp
 CPUの固定方式には、プッシュピン式(写真上)、フック式(写真中)、バックプレート式(写真下)があります。

 プッシュピン式とフック式は、工具が不要で着脱が可能。しかし、ピンやフックを引っ掛けるツメが破損しやすく、取り付けの圧力でマザーボードが反りやすいというデメリットがあります。

 バックプレート式は、取り付けに工具が必要となりますが、マザーボード裏面からプレートで支えるため大型で重いCPUクーラーも確実に固定でき、マザーボードも反りにくいと言えます。

 その他に、シンプルにネジによって固定する製品もあります。

冷却効率の良いヒートパイプを採用した製品に

Cooler Master Vortex Plus トップフローCPUク―ラー Intel/AMD両対応 日本正規代理店品 RR-VTPS-28PK-R2
出典:www.amazon.co.jp
 上の写真の銅のパイプが「ヒートパイプ」で、中には作動液(揮発性の液体)が入っています。作動液はCPUを冷却して、同時に温められて気化し、放熱フィン & 冷却ファンのある方に送られて、そこで冷却されて液化し、再びCPUのところに戻る、というように循環します。こうすることで、CPUの熱を大型の放熱フィン全体に伝えて、効率良く冷却できます。

 ですので、効率的な冷却を実現するために、ヒートパイプを採用した製品を選ぶと良いでしょう。

PCケースに収まる高さの製品にする

ENERMAX CPUクーラー 9cm サイドフロータイプ ETS-N30R-HE
出典:www.amazon.co.jp
 先に少し触れましたが、サイドフローの製品は高さがあるため、一部のミドルタワーやスリムPCケースには取り付けられない場合があります。ですので、取り付けるPCケースのサイズを確認し、そこに収まる高さのサイドフローの製品、またはトップフローの製品にしましょう。

ファンの風量、回転数、ノイズレベルをチェック

GELID 静音ファン Silent PWM 120mm ハイドロダイナミックベアリング採用静音FAN Silent12 PWMGELID Silent12 PWM
出典:www.amazon.co.jp
 CPUに付属しているファンの性能については、以下の点をチェックしましょう。

風量……単位はCFM(Cubic Feet per Minute)で、1分間に送れる気体の体積(立方フィート)を示しています。CFMの大きいファンは、冷却性能が優れているということになります。

回転数……単位はrpm(Revolution Per Minute)で、1分間に何回転するかを示しています。回転数が多ければ、CFMは大きくなりますが、その分ノイズレベルも上がります。

ノイズレベル……単位はdB(A)(デシベル)です。この「A」は、A補正という聴感補正のことで、人の可聴範囲の周波数帯をピックアップしているという意味。つまり、dB(A)は「人の耳での“うるささ”の程度」ということです。

 そして、ファンは直径と厚みが大きければ、同じCFMでもrpmを抑えることができて、dB(A)が小さくなります。

流体軸受けのファンを搭載した製品も
Deepcool AS500 アドレサブルRGB LED
出典:www.amazon.co.jp
 製品によっては「流体軸受け」のファンを採用しているものもあります。流体軸受けは、モーターの回転軸を流体(油や空気など)によって受ける方式で、摩擦が少なく、回転がより滑らかになります。これにより、耐久性と静音性が向上するので、この点も要チェックです。

【サイドフロー】CPUクーラー おすすめランキング

 ここからは、おすすめ製品をランキング形式で発表していきたいと思います。

 まずは、サイドフローのおすすめ製品のランキングを発表し、その後にトップフローのおすすめ製品のランキング発表と続きます。

※価格は2021年7月18日時点のものであり、変更されている場合があります。

第1位:サイズ 虎徹 Mark II

  • タイプ:サイドフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA 2011/2011-v3/1366/1156/1155/1151/1150/775 AMD AM4/FM2+/FM1/AM3+/AM2+
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×4本、ニッケルメッキ処理
  • ファン外形寸法:120×120×27㎜
  • 回転数:300(±200)~1,200rpm(±10%)
  • ノイズレベル:4.0~24.9dB(A)
  • 風量:16.6~51.17CFM
  • 外形寸法:H154×W130×D83㎜

効率よくエアを吸い込む形状の異なるフィンの組み合わせを採用、静音仕様のファン「KAZE FLEX」を搭載

SCYTHE 虎徹 Mark II ベースプレート
SCYTHE 虎徹 Mark II スプリング付きのネジ
SCYTHE 虎徹 Mark II 付属品
出典:www.amazon.co.jp
 2枚の形状の異なるフィンの組み合わせたM.A.P.S(Multiple Airflow Pass-through Structure)を採用した製品。これにより、エアを効率良く吸い込んで、PCケース内により強いエアフローを生み出すことができます。

 付属の120㎜ファン(製品名「KAZE FLEX」)は最大回転数1,200rpm(±10%)という静音仕様で、さらに振動を吸収する防振ラバーが装着されているので、防振性にも優れています。ファンの固定は、取っ手付きワイヤークリップで行うため、メンテナンスや換装が容易にできますね。

 ベースプレート部分に渡すブリッジはスプリング付きのネジで留める仕様になっており、締め切ったときに最適な固定圧が得られます。どれくらいの強さで締めたら良いかはけっこう難しいので、この仕様なら安心感がもてます。

 ちなみに、ヒートシンクが大きく、ヒートパイプが6本になって、冷却性能がアップしたモデルもあります。

サイズ オリジナル CPUクーラー 無限五 Scythe Mugen 5 Rev.B SCMG-5100
4,991円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

第2位:ディープクール Gammaxx GT BK

  • タイプ:サイドフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA 2066/2011-v3/2011/1200/1151/1150/1155 AMD AM4/AM3+/AM3/AM2+/AM2/FM2+/FM2/FM1
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×4本、銅製
  • ファン外形寸法:120×120×25㎜
  • 回転数:500~1,600rpm(±10%)
  • ノイズレベル:27dB(A)
  • 風量:56.5CFM
  • 外形寸法:H156×W135×D85㎜

ファンとフィンの上部にはARGB LEDを搭載

ディープクール Gammaxx GT BK
出典:www.amazon.co.jp
 ファンとフィンの上部にはARGB(アドレレサブルRGB) LEDを搭載した製品。発光は、付属のワイヤコントローラーで制御するか、または、やはり付属のコネクターケーブルで接続してマザーボード側で制御することもできます。お手軽にイルミネーションを楽しみたいユーザーに適していますね。

 また、付属のファンは流体軸受けとなっているため、耐久性と静音性に優れています。

 そして、コスパがかなり良いので、自作PC初心者でも購入しやすいと言えるでしょう。

第3位:クーラーマスター Hyper H412R

  • タイプ:サイドフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA 2066/2011-v3/2011/1200/1151/1155/1156/1366/1150/775 AMD AM4/AM3+/AM3/AM2+/FM2+/FM2/FM1
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×4本、銅製
  • ファン外形寸法:92×92×25㎜
  • 回転数:600~2,000rpm(±10%)
  • ノイズレベル:29.4dB(A)
  • 風量:34.1CFM
  • 外形寸法:H136×W102×D83.4㎜

ダイレクトコンタクトヒートパイプ採用、高さ136㎜のコンパクトデザイン

Cooler Master Hyper H412R ダイレクトコンタクトヒートパイプ
出典:www.amazon.co.jp
 4本の銅製ヒートパイプは、CPU の表面と直に接する「ダイレクトコンタクトヒートパイプ」なので、CPU の表面から効率良く熱を放熱フィンに移動させてくれます。

 また、世界トップクラス技術(メーカー)により、ヒートシンクのフィンは最適な間隔でデザインされ、その結果、高度な冷却性能と高さ136㎜(92㎜ファン搭載)のコンパクトサイズを実現しているとのことです。

第4位:ディープクール AS500

  • タイプ:サイドフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA 2066/2011-v3/2011/1200/1151/1150/1155 AMD AM4/AM3+/AM3/AM2+/AM2/FM2+/FM2/FM1
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×5本、ニッケルメッキ処理
  • ファン外形寸法:140×140×25㎜
  • 回転数:500~1,200rpm(±10%)
  • ノイズレベル:24.2dB(A)
  • 風量:70.81CFM
  • 外形寸法:H164×W142×D98㎜

フィンの上部にARGB LEDを搭載、大型の140㎜流体軸受けファンを採用

Deepcool AS500 アドレサブルRGB LED
出典:www.amazon.co.jp
 フィンの上部にはARGB(アドレレサブルRGB) LEDを搭載し、付属のワイヤコントローラー、または、やはり付属のコネクターケーブルで接続してマザーボード側で発光を制御することができます。

 また、付属のファンは140㎜と大型。なので、かなりのエアフローが期待できます。さらに、このファンは流体軸受けとなっているため、耐久性と静音性に優れています。

第5位:サーマルテイク Contac Silent 12

  • タイプ:サイドフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA775/1366/1156/1155/1150/1151 AMD AM2/AM2+/AM3/AM3+/AM4/FM1/FM2
  • 固定方式:プッシュピン & フック式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×4本、銅製
  • ファン外形寸法:120×120㎜
  • 回転数:500~1,500rpm(LNC使用時:400~1,100rpm)
  • ノイズレベル:28.8dB(A)(LNC使用時:22.1dB(A)
  • 風量:最大74.33CFM
  • 外形寸法:W127×D75.3×H153㎜

LNC(Low Noise cable)が付属、ダイレクトコンタクトヒートパイプを採用、コスパの良い製品

Thermaltake FN1072 CL-P039-AL12BL-A ダイレクトコンタクトヒートパイプ
Thermaltake FN1072 CL-P039-AL12BL-A 付属品
出典:www.amazon.co.jp
 この製品にはLNC(Low Noise cable)が付属していて、これをファンの電源ケーブルに接続することで、ファンの回転を27%抑え、ノイズを24%小さくできます。さほど高い性能のCPUを使用していない場合などには、これを接続してファンの最高回転数とノイズの最大レベルを落とすのもアリですね。

 そして、4本の銅製ヒートパイプは、CPU の表面と直に接する「ダイレクトコンタクトヒートパイプ」なので、CPU の熱を効率良く移動させることができます。また、ファンはクリップで固定されているので、取り外し/取り付けが容易。掃除などのメンテナンスもやりやすいでしょう。

 こうした性能でこの価格ですから、かなりコスパは良いですね。

 ちなみに、ファンのサイズが92㎜のモデルもあります。

Thermaltake Contac 9 サイドフロー型CPUファン [Intel/AMD両対応] FN1191 CL-P049-AL09BL-A
1,611円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

第6位:サイズ 白虎弐 SCBYK-2000I

  • タイプ:サイドフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA775/1366/1156/1155/1150/1151
  • 固定方式:プッシュピン式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×3本、ニッケルメッキ処理
  • ファン外形寸法:92×92×26㎜
  • 回転数:300(±200)rpm~2,300rpm(±10%)
  • ノイズレベル:7.3~28.83dB(A)
  • 風量:6.75~48.878CFM
  • 外形寸法:W111.5×D84×H130㎜

全高130㎜設計、Intelプッシュピン専用モデル

SCYTHE SCBYK-2000I
SCYTHE SCBYK-2000I
出典:www.scythe.co.jp
 サイドフローでありながら、高さを130㎜にまで抑えた製品。このサイズなら、Mini-ITXなどの小型PCケースへの互換性が高いですし、取り付け作業もやりやすいですね。

 そして、対応するソケットはIntelのみ(一部は非対応)として、部品点数を減らした潔いモデルでもあります。Intelの一部のCPUを使用するユーザーの場合、Intel専用モデルの方がお手軽ですね。

 また、120㎜ファンには取っ手付きワイヤークリップが採用されていて、ホコリの掃除やファンの交換が容易にできる、ユーザーに優しい設計になっています。

第7位:エナーマックスETS-F40-BK-ARGB

  • タイプ:サイドフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA 2066/2011-v3/2011/1366/1200/1156/1155/1151/1150 AMD AM4/AM3+/AM3/AM2+/AM2/FM2+/FM2/FM1
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×4本、銅製
  • ファン外形寸法:140×140×25.5㎜
  • 回転数:300~1,200rpm(±10%)
  • ノイズレベル:10~23dB(A)
  • 風量:18.11~74.33CFM
  • 外形寸法:H158×W140×D93㎜

ファンとトップカバーにARGB LEDを搭載、風が当たる表面積の大きいフィン、独自の冷却技術を採用

ENERMAX ETS-F40-BK-ARGB 独自の冷却技術
出典:www.amazon.co.jp
 この製品は、ファンが生み出す風が効率よく当たるよう、アルミニウムフィンの横幅を140mmに拡大して表面積を増やしています。また、ファンとトップカバーにはPCと同期可能なARGB(アドレレサブルRGB) LEDを搭載し、イルミネーションを楽しむこともできます。

 さらに、フィンには、ヒートパイプ背面にエアを取り込む「VGF(Vortex generator Flow) technology」、周囲のエアをより多くヒートシンク内に取り込む「VEF(Vacuum Effect Flow)」という加工が施されています。冷却性能のさらなる向上を目指す、メーカーの高い意欲を感じますね。

 紹介しているのはブラックで、他のカラーバリエーションとしてホワイトがあります。

 また、ARGB LEDを非搭載とし、コスパを優先させたモデルもあります。

ENERMAX CPUクーラー 140mm 空冷 サイドフロータイプ TDP200W ETS-F40-FS
3,980円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

第8位:クーラーマスター MasterAir MA624 Stealth

  • タイプ:サイドフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA 2066/2011-v3/2011/1366/1200/1156/1155/1151/1150 AMD AM4/AM3+/AM3/AM2+/AM2/FM2+/FM2/FM1
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:◯ 6本、銅製
  • ファン外形寸法:140×140×25㎜、120×120×25㎜
  • 回転数:140㎜ファン 650~1400rpm(±5%)、120㎜ファン 650~1800rpm(±5%)
  • ノイズレベル:140㎜ファン 10~27dB(A)、120㎜ファン 8~27dB(A)
  • 風量:140㎜ファン67CFM(MAX)、120㎜ファン62CFM(MAX)
  • 外形寸法:H160×W144.9×D153.2㎜(サイドに140㎜ファン装着時はH173.9㎜)

デュアルタワーヒートシンクを搭載、付属の冷却ファンは計3基、高性能・ハイエンドクーラー

Cooler Master MasterAir MA624 Stealth デュアルファン 横から見たところ
出典:www.amazon.co.jp
 2つのヒートシンクの組み合わせたデュアルタワーヒートシンクにより、表面積を2倍にして冷却性能を引き上げた製品。ファンは3基が付属し、ヒートシンクの間に挟まれた140㎜のものに加えて、サイドに140㎜または120㎜のものを取り付けることができます。これにより、メモリとのクリアランスに応じたセッティングが可能となっています。

 そして、このビジュアル的には、ヒートシンクやヒートパイプ、ファンをブラックで統一、トップカバーにヘアライン加工のアルミプレートを採用しているなど、なかなかクールで高級感があるのではないでしょうか。

 ただし、外形寸法がH160×W144.9×D153.2㎜(サイドに140㎜ファン装着時はH173.9㎜)とかなり大きめなので、取り付けるケースを選びます(ミドルタワーPCケースでも、小さめのものだと収まらないかも)。また、価格はかなり高いですね…。スペックに妥協することを知らない、ハイエンドマシンを自作したいユーザー向けの製品と言えます。

 ちなみに、ヒートシンクが1つ、ファンは120㎜のものが2基で、外形寸法がH158×W112.2×D129㎜と少しコンパクトになった製品もあります。それでも、かなりの冷却性能ですけどね。

CoolerMaster MasterAir MA612 Stealth デュアルファン 空冷CPUクーラー MAP-T6PS-218PK-R1 FN1532
10,149円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

【トップフロー】CPUクーラー おすすめランキング

 続きまして、トップフローのおすすめ製品のランキングを発表していきたいと思います。トップフローの製品は、高さのあるサイドフロータイプを取り付けられない一部のミドルタワーやスリムPCケースのユーザーが導入する場合が多いと思われますので、その“高さ”に注目して見てみてください。

※価格は2021年7月18日時点のものであり、変更されている場合があります。

第1位:サイズ BIG SHURIKEN3 大手裏剣3

  • タイプ:トップフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA 2066/2011-v3/2011/1366/1156/1155/1150/1151/755  AMD AM4/AM3+/AM3/AM2+/AM2/FM2+/FM2/FM1
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×5本、ニッケルメッキ処理
  • ファン外形寸法:120×120×15㎜(防振ラバーパッド込みでは17㎜)
  • 回転数:300(±200)~1,800rpm(±10%)
  • ノイズレベル:4.0~24.9dB(A)
  • 風量:8.28~50.79CFM
  • 外形寸法:H69×W122×D122㎜

【高さ69㎜】静音仕様のファンを搭載、より厚みのあるファンへの換装も可能

SCYTHE BIG SHURIKEN3 取り付け例
出典:www.amazon.co.jp
 付属の120㎜ファン(製品名「KAZE FLEX」)は最大1,800rpmという静音仕様。かつ、ファンは防振ゴムラバーも搭載しているので、静寂性に優れています。

 また、付属のファンは15㎜厚(防振ラバーパッド込みでは17㎜厚)ですが、より強いエアフローを得たい場合は、25㎜厚(防振ラバーパッド込みでは27㎜厚)のものに変更できるよう、換装用のネジも付属しています。この仕様なら、使用するPCケースの大きさに合わせてファンを交換し、最適なエアフローを構築できますね。

 なお、メーカーが変更できるファンとして挙げているのは、以下の製品になります。

サイズオリジナル設計高密度密閉型FDB採用 防振ラバー搭載 120mmファン KAZE FLEX PWM 300~1200rpm SU1225FD12M-RHP
937円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

 ちなみに、同シリーズの製品として、搭載ファンが92×92×16㎜で、外形寸法がH58×W94×D93㎜とコンパクトになったモデルもあります。

サイズ オリジナル設計 全高58mm 小型ロープロファイル トップフロークーラー 手裏剣弐 SCSK-2000
3,168円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

第2位:アイネックス CC-06B

  • タイプ:トップフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA 1200/1156/1155/1151/1150
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:-
  • ファン外形寸法:96×96×25㎜
  • 回転数:900(±300)~2,200rpm(±10%)
  • ノイズレベル:20dB(A)
  • 風量:45CFM
  • 外形寸法:H62×W96×D96㎜

【高さ75㎜】Intel LGA 1200/115x用のクーラー、銅製コアを採用、ファンにはブルーLEDを搭載

AINEX CC-06B 銅製コア、バックプレート
出典:www.amazon.co.jp
 Intel LGA 1200または115x用で(AMDには非対応)、ヒートシンクとファンという(ヒートパイプは不採用の)シンプルな構成のクーラー。それでも、ヒートシンクのCPUと接する部分には、熱伝導率の高い銅が採用されているので、効率的な冷却が期待できます。

 そして、ファンにはブルーLEDが搭載されているので、電源をONにしたときにイルミネーションを楽しむことができますね。

 なお、ブルーLEDを省いたモデルもあります。

アイネックス LGA115x用 CPUクーラー CC-06S
1,410円(税込)

出典:www.amazon.co.jp

第3位:アイネックス IS-40X

  • タイプ:トップフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA 1200/1156/1155/1151/1150 AMD AM4/AM3+/AM3/AM2+/AM2/FM2+/FM2/FM1
  • 固定方式:ネジどめ式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×4本、銅製
  • ファン外形寸法:92×92×15㎜
  • 回転数:700(±200)~2,500rpm(±10%)
  • ノイズレベル:14~33dB(A)
  • 風量:44.3CFM
  • 外形寸法:45×W93×D101㎜

【高さ45㎜】ヒートパイプ採用でもこの低さ、ダイレクトコンタクトヒートパイプを採用

AINEX IS-40X ダイレクトコンタクトヒートパイプ
出典:www.amazon.co.jp
 ヒートパイプを採用すると構造が複雑になるのですが、それでも高さ45㎜を実現した意欲的な製品。ヒートパイプは黒く塗装されているのですが、CPUと接触する部分は銅を露出させて「ダイレクトコンタクトヒートパイプ」とし、熱伝導の効率を高めています。

 固定方式はネジ留めで、バックプレートがない分、マザーボードの周辺部品との干渉がしにくくなっています。

 そして、全体の黒と白いファンのコントラストが、シックな雰囲気で良いのではないでしょうか。

第4位:クーラーマスター i50

  • タイプ:トップフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA 1200/1156/1155/1151/1150
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:-
  • ファン外形寸法:92×92×25㎜
  • 回転数:2,000rpm(±10%)
  • ノイズレベル:最大28dB(A)
  • 風量:最大34.1CFM(±10%)
  • 外形寸法:H60×W95×D95㎜

【高さ60㎜】Intel LGA 1200/115x用のクーラー、圧倒的なコスパの製品

Cooler Master i50 斜めから見たところ
出典:www.amazon.co.jp
 ヒートパイプはなしで、ヒートシンクにファンを組み合わせたシンプルなCPUクーラー。対応ソケットはIntel LGA 1200または115x用で、AMDには非対応となります。

 こうした思い切った仕様により、コスパが圧倒的に良いですね。初心者が「とりあえず、お試し」という感じで使いたい場合や、「PCをとにかく価格を抑えて作りたい」といったコアなユーザーのニーズに対応できる製品と言えます。

第5位:ザルマン CNPS80G Rev.1

  • タイプ:トップフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA 1200/1156/1155/1151/1150/755 AMD AM4/AM3+/AM3
  • 固定方式:フック式
  • ヒートパイプ:-
  • ファン外形寸法:85㎜ ※厚みについては記載なし
  • 回転数:1,000~2,000rpm(±10%)
  • ノイズレベル:25.3dB(A)(±10%)
  • 風量:最大27.18CFM
  • 外形寸法:H50×W110×D102㎜

【高さ50㎜】放熱効率を高めるフラワーヒートシンク、最適化されたファンを搭載

ZALMAN CNPS80G Rev.1 CPUとの接触部
出典:www.amazon.co.jp
 メーカーの特許技術であるフラワーヒートシンク(FHS)を採用した製品。この形状により、放熱面積を確保し、エアーが立体的かつ放射状に流れて、冷却性能の効率化を図っています。

 また、フラワーヒートシンクに最適化された静音の85㎜ファンを搭載することで、高い冷却性能と低騒音を実現しています。

 それでいてこの低価格なので、一度は試してみたくなる製品ですよね。

第6位:サイズ 超天 CHOTEN

  • タイプ:トップフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA775/1150/1151/1155/1156/1366 AMD AM2/AM2+/AM3/AM3+/AM4/FM1/FM2/FM2+
  • 固定方式:Intelはプッシュピン式、AMDはフック式
  • ヒートパイプ:◯ 6㎜径×4本、ニッケルメッキ処理
  • ファン外形寸法:120×120×25㎜
  • 回転数:300(±300)~1,200rpm(±10%)
  • ノイズレベル:4.0~24.9dB(A)
  • 風量:16.6~51.17CFM
  • 外形寸法:W130×D130×H120㎜

【高さ120㎜】省スペースよりも、トップフローのメリットを享受したいユーザー向け

SCYTHE 超天 CHOTEN
出典:www.amazon.co.jp
 トップフロー版で前出の「サイズ 虎徹 Mark II」をトップフロータイプにした製品。搭載ファン(製品名「KAZE FLEX」)のスペックは共通で、最大回転数1,200rpm(±10%)の120㎜静音仕様ファン、防振ラバーを装着、取っ手付きワイヤークリップでの固定となっています。

 ただ、この製品は高さが120㎜あり、さほど背が低いわけではありません。そのため、スリムPCケースだと、取り付けた際のスペースに余裕がない場合もあり得ます。ですので、省スペースというより、トップフローのメリット(メモリやマザーボードのチップなども冷却できる)を享受したいユーザー向けと言えるでしょう。

第7位:アイネックス CC-01

  • タイプ:トップフロー
  • 対応ソケット:Intel LGA1150/1151/1155/1156
  • 固定方式:バックプレート式
  • ヒートパイプ:-
  • ファン外形寸法:96×96×17㎜
  • 回転数:700(±300)~2,700rpm(±10%)
  • ノイズレベル:12~33dB(A)
  • 風量:最大35CFM
  • 外形寸法:W96×D96×H32㎜

【高さ32㎜】Intel LGA115X用、銅製コアを採用

AINEX CC-01 銅製コア
AINEX CC-01 バックプレート
出典:www.ainex.jp
 高さがわずか32㎜しかない製品。この高さなら、Mini-ITX、HTPC(ホームシアターPC)、SFF(スモールフォームファクタ)などに組み込むのに最適でしょう。

 そして、ヒートシンクのCPUと接する部分に、熱伝導率の高い銅が採用されているので、効率的な冷却が期待できます。やはり、高さが32㎜しかなので、こうした工夫が大切になりますね。

おわりに

 今回はCPUクーラーを、サイドフローの製品とトップフローの製品で分けて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

 CPU(Central Processing Unit)は日本語で「中央処理装置」で、PCのまさに中心的なパーツであり、それを冷却するCPUクーラーの役割も重要です。今回紹介したランキングを参考にして、CPUクーラーを新規導入または交換し、CPUを効率良く冷却して、PC作業の処理の効率化も図ってくださいね。

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