キューブ型PCケースおすすめ15選【サイズ/拡張性などメーカー別で比較】2018年版

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 キューブ型PCケースは、その名のとおり(ほぼ)「立方体」の形状をしたPCケース。タワー型と比べて高さが抑えられ、圧迫感がなく省スペースなので、設置する場所の選択肢が広がります。ただ多くの製品があって選ぶのが難しかったり、小さいために拡張性に不安があったりしますよね。

 そこで今回は、キューブ型PCケースを選ぶ際に確認しておきたいポイントなどを説明しつつ、価格や機能などで比較したうえでのおすすめ製品を紹介していきたいと思います。参考にしてくださいね。

キューブ型PCケースの選び方

CoolerMaster Mini-ITXキューブ型PCケース Elite 110 Cube (型番:RC-110-KKN2-JP)
出典:www.amazon.co.jp
 それでは早速、キューブ型PCケースを選ぶ際のチェックポイントを説明していきます。

搭載できるマザーボードは基本的にMicro-ATX・Mini-ITX・Mini-DTX、一部はE-ATXにも対応

MSI Intel H110搭載 第6世代Core(LGA1151)対応 ITX マザーボード MB3580 H110I PRO
出典:www.amazon.co.jp
 最も一般的なマザーボードの規格はATXで、305mm×244mmという大きさ(PCIスロット×7、メモリスロット×4)。しかし通常、ATXだとキューブ型PCケースには収まらないため、次のようなサイズの小さいマザーボードを使うことになります。

Micro-ATX……244mm×244mm。ATXをやや小型化したもの。PCIスロット数がATXより少なく、×4程度(メモリスロットはATXと同じ×4)。

Mini-ITX……170mm×170 mm。上記よりさらに小型のため、PCIスロットは×1程度、メモリスロットは×2。

Mini-DTX……170mm×203mm。PCIスロットは×2程度。拡張スロットが2つあるMini-ITXケースに組み込みが可能。

 サイズのより小さいMini-ITXのマザーボード専用のキューブ型PCケースを選べば、かなりコンパクトなPCを組み上げることができますね。

 ただしキューブ型PCケースの中には、以下のようなE-ATXのマザーボードに対応した大型の製品もあるので、コンパクトさではなく、「キューブ」という形状と拡張性を求めるなら、これを選択するものアリです。

E-ATX(Extended ATX)……305mm×330mm。基板上の回路が多いマルチプロセッサーに対応したサーバやワークステーション用のマザーボードでよく利用される。

ASUS NCL-D INTEL E7520 Dual Socket-604 XEON DDR2 Extended ATX Server Motherboard with Onboard Video/Dual GIGALAN
出典:www.amazon.co.jp

サイドがアクリル/強化ガラスウインドウの製品に、LEDパーツを組み込む

写真
出典:www.amazon.co.jp
 最近のPCケースで定番となっている、サイドがアクリル/強化ガラスになっている仕様。キューブ型PCケースにも、もちろんそうした製品があります。内部にLED付きのパーツを組み込んでイルミネーションを楽しみたいなら、サイドのアクリル/強化ガラスを採用したキューブ型PCケースにしましょう。

組み込むCPUクーラー・グラフィックボード・電源ユニットのサイズを確認

CoolerMaster Intel CPU専用 トップフロー型スリムCPUク―ラー Vortex 211Q (型番:RR-V211-15FK-R2)
出典:www.amazon.co.jp
MSI オリジナルクーリングシステム TWINFROZR VI 搭載 GeForce GTX 1070グラフィックボード GeForce GTX 1070 GAMING X 8G
出典:www.amazon.co.jp
玄人志向 NEXTシリーズ 80 PLUS Bronze 500W ATX電源 KRPW-N500W/85+
出典:www.amazon.co.jp
 キューブ型PCケースの「コンパクト」というメリットは、裏を返せば、対応するパーツのサイズが制限されるというデメリットでもあります。これが直接的に影響するのが、CPUクーラーの高さ、グラフィックボードの長さ、電源ユニットの長さ。なので、これらのサイズを事前に確認して、ケース内に収まるようしっかり計画しましょう。

SSDとHDDに加えて、5.25インチ光学ドライブも搭載するかで選択

ASUSTek Windows10対応 M-DISC対応 最大24倍速書込 SATA接続 DVD/CDライティングソフト付き DRW-24D5MT
出典:www.amazon.co.jp
 キューブ型PCケースには基本的に、起動ディスクのSSD(2.5インチ)とデータ保存用のHDD(3.5インチ)を搭載できるドライブベイはあります。ただし、拡張用のドライブベイは多くないので、その製品にどれくらいのドライブベイがあるのかを確認しましょう。

 またキューブ型PCケースの中には、5.25インチ光学ドライブを搭載するベイがないものもあるので、ここも製品を選ぶポイントになります。

内部の熱を放出するエアフローの設計で選ぶ

Cooler Master Elite 120 Cube PCケース CS4740 RC-120A-KKN1-JP
出典:www.amazon.co.jp
 コンパクトなキューブ型PCケースの内部は、パーツが隙間なくギュッと詰まりがちになり、したがって熱も篭りやすくなると言えます。そこで各社、内部のSSDやHDDの配置、冷却ファンの数、排気口のレイアウトなどに工夫を凝らして、PCを冷却できるよう配慮しています。ですので、そうしたエアフローの設計にも注目して製品を選びましょう。

 また、ケース内部を熱源ごとに仕切って、それぞれでエアフローを設計するデュアルチャンバー構造の製品もあるので、そこも選ぶ際のポイントのひとつです(チャンバー〔chamber〕は「小さな部屋、室」という意味)。

外形寸法を確認して、配置スペースに収まる製品に

Cooler Master Elite 130 Cube PCケース CS4742 RC-130-KKN1-JP
出典:www.amazon.co.jp
 キューブ型PCケースはいずれも(ほぼ)立方体ですが、外形寸法(縦×横×高さ)は製品によって違っています。なので、基本的なことですが、製品の外形寸法と設置するスペースを確認しておきましょう。

◇ ◇ ◇


 それではここから、キューブ型PCケースのおすすめ製品を、メーカー別に紹介していきたいと思います(メーカーは順不同)。

※価格は2018年5月24日時点のものであり、変更されている場合があります。

Fractal Design(フラクタルデザイン) おすすめ製品

Fractal Design Core 500

  • 対応マザー:Mini-ITX
  • 5.25インチベイ:×1
  • 3.5インチベイ:×3
  • 2.5インチベイ:×3
  • CPUクーラー高:170mmまで
  • グラフィックボード長:310mmまで
  • 電源ユニット長:170mmまで
  • ファン:標準でリア140mm×1(搭載可能:リア140/120mm×1、トップ140/120mm×2)
  • 外形寸法:W250×H213×D380mm

小さめサイズで、大きめのパーツを組み込みことが可能

Fractal Design Core 500 内部
出典:www.amazon.co.jp
 水冷ラジエーターを、ケーストップに280/240/140/120mmサイズのものが、リアに120mmサイズのものが取り付け可能。ボディの素材は艶消しブラックのアルミニウムで、シンプルで洗練されたフラクタルデザインらしい外観です。

 CPUクーラーは高さ170mmまで、グラフィックボードは長さ310mmまで対応なので、外形寸法の割には大きめのパーツを組み込みことができるキューブ型PCケースです。

Fractal Design Node 804

  • 対応マザー:Micro-ATX、Mini-ITX
  • 5.25インチベイ:-
  • 3.5インチベイ:×8
  • 3.5/2.5インチベイ:×2
  • 2.5インチベイ:×2
  • スリムドライブベイ:×1
  • CPUクーラー高:160mmまで
  • グラフィックボード長:320mmまで
  • 電源ユニット長:260mmまで
  • ファン:標準でフロント120mm×1、リア140mm×1+120mm×1(搭載可能:フロント120mm×4、リア140/120mm×1+120mm×1、トップ140/120mm×4)
  • 外形寸法:W344×H307×D389mm

デュアルチャンバー構造、280mmの水冷ラジエーターに対応、ファンコントローラー搭載など

Fractal Design Node 804 内部
出典:www.ask-corp.jp
 左右セパレートのデュアルチャンバー構造を採用し、280/240/120mmサイズの水冷ラジエーターにも対応しているので、冷却性能はかなり高いでしょう。3つのファンを制御できるコントローラーも搭載しています。

 3.5インチと2.5インチのベイも豊富で、最大12台まで取り付け可能。これなら、ドライブの取り付けに困ることは当分ないですね。

 外観はシンプルで、つや消しアルミニウムを採用したボディが落ち着いた雰囲気の、フラクタルデザインらしい洗練されたデザインとなっています。

SilverStone(シルバーストーン) おすすめ製品

SilverStone SST-SG13B-Q

  • 対応マザー:Mini-ITX、Mini-DTX
  • 5.25インチベイ:-
  • 3.5インチベイ:×1(または2.5インチ×2)
  • 2.5インチベイ:×1
  • CPUクーラー高:61mmまで
  • グラフィックボード長:267mmまで
  • 電源ユニット長:150mmまで(140mm推奨)
  • ファン:標準はなし(搭載可能:フロント140/120mm×1)
  • 外形寸法:W222×H181×D285mm

超小型のキューブ型PCケース

SilverStone SST-SG13B-Q 背面
出典:www.amazon.co.jp
 外形寸法がW222×H181×D285mmという、超小型の製品。そのため、CPUクーラーは高さ61mmまで、グラフィックボードは長さ267mmまで、電源ユニットは長さ150mmまで(140mm推奨)で、冷却ファンもフロントのみと、かなりパーツに制限が出てしまっています。

 なので、PCの性能を抑え気味にしても可で、省スペース優先のユーザーに適用する製品と言えます。

SilverStone SST-SG13B

  • 対応マザー:Mini-ITX、Mini-DTX
  • 5.25インチベイ:-
  • 3.5インチベイ:×1(または2.5インチ×2)
  • 2.5インチベイ:×1
  • CPUクーラー高:61mmまで
  • グラフィックボード長:267mmまで
  • 電源ユニット長:150mmまで(140mm推奨)
  • ファン:標準はなし(搭載可能:フロント140/120mm×1)
  • 外形寸法:W222×H181×D285mm

超小型のキューブ型PCケース、メッシュフロントパネル仕様

SilverStone SST-SG13B メッシュフロントパネル
出典:www.amazon.co.jp
 上記の「SilverStone SST-SG13B-Q ブラック」のフロントパネルがメッシュになったバージョン。それ以外は、上記と同様のスペックになります。

SilverStone SST-SG11B

  • 対応マザー:Micro-ATX、Mini-ITX、Mini-DTX
  • 5.25インチベイ:×1
  • 3.5/2.5インチベイ:×3
  • 2.5インチベイ:×9
  • CPUクーラー高:82mmまで
  • グラフィックボード長:368mmまで
  • 電源ユニット長:370mmまで(5.25インチベイに光学ドライブ設置時)
  • ファン:標準で右サイド120mm×1(搭載可能:リア80mm×1、トップ80mm×1、右サイド120mm×1)
  • 外形寸法:W270×H212×D393mm

このサイズで、2.5インチベイを9基も搭載

SilverStone SST-SG11B 内部
出典:www.amazon.co.jp
 内部レイアウトを工夫し、パーツと外側パネルの隙間を上手く活用することにより、W270×H212×D393mmというサイズながら、2.5インチベイを9基も搭載できる製品。最近では大容量のSSDも手の届く価格で出てきているので、これで小型のファイルサーバーを構築するのも良いかもしれませんね。

 ただし小型のため、CPUクーラーは高さ82mmまでで、搭載できるファンも多くはありません。

SilverStone SST-SG08B-LITE

  • 対応マザー:Mini-ITX、Mini-DTX
  • 5.25インチベイ:-
  • 3.5/2.5インチベイ:×1
  • 2.5インチベイ:×2
  • スリムドライブベイ:×1
  • CPUクーラー高:147mmまで
  • グラフィックボード長:310mmまで
  • 電源ユニット長:160mmまで
  • ファン:標準はなし(搭載可能:トップ180/140/120mm×1)
  • 外形寸法:W222×H190×D351mm

フロントパネルに10mm厚のアルミニウムを採用

SilverStone SST-SG08B-LITE 内部
出典:www.amazon.co.jp
 10mmというかなり厚みのあるアルミニウムがフロントパネルに採用されており、シンプルかつ重厚な印象のあるデザインになっています。サイズもコンパクトで、特に高さが190mmと低いので、圧迫感はさほど感じないでしょう。

 ただし、ドライブベイの数は多くなく、ファンも1基だけしか搭載できません。なので、シンプルなパーツ構成のPCを組み上げるのに向いているでしょう。

Cooler Master(クーラーマスター) おすすめ製品

Cooler Master Elite 110 Cube

  • 対応マザー:Mini-ITX
  • 5.25インチベイ:-
  • 3.5インチベイ:×4
  • 2.5インチベイ:×3(3.5インチベイ×3と排他利用)
  • CPUクーラー高:76mmまで
  • グラフィックボード長:210mmまで
  • 電源ユニット長:180mmまで(十分な配線スペースを確保しない場合)、142mmまで(十分な配線スペースを確保する場合)
  • ファン:標準でフロント120mm×1(搭載可能:フロント140/120mm×1、左サイド80mm×2)
  • 外形寸法:W280×H208×D260mm

コンパクトサイズながら、電源ユニットは180mmまで対応

Cooler Master Elite 110 Cube パーツの組込例
出典:www.amazon.co.jp
 対応マザーはMini-ITXのみで(Micro-ATXは非対応)、寸法がW280×H208×D260mmというコンパクトサイズ。特に奥行き260mmというのはかなり小さいですね。にもかかわらず、内部レイアウトを工夫し、電源ユニットは本体の背面からはみ出させることで180mmまでの長さに対応しています。フロントパネルにはメッシュが採用されているので、エアフローが稼げるでしょう。

 ただし小さいサイズであるため、CPUクーラーは高さ76mmまで。なので、かなりCPUクーラーを選ぶ製品と言えます。グラフィックボードの長さも210mmまでに留まります。

Cooler Master Elite 130

  • 対応マザー:Mini-ITX
  • 5.25インチベイ:×1
  • 3.5インチベイ:×3(うち1つは 5.25インチベイと排他使用)
  • 2.5インチベイ:×5(うち2つは 5.25 インチベイと排他使用、2つは 3.5 インチベイ×2 と排他使用)
  • CPUクーラー高:65mmまで
  • グラフィックボード長:343mmまで
  • 電源ユニット長:180mmまで(十分な配線スペースを確保しない場合)、142mmまで(十分な配線スペースを確保する場合)
  • ファン:標準でフロント120mm×1、右サイド120mm×1(搭載可能:フロント120mm×1、右サイド120mm×1)
  • 外形寸法:W240×H207.4×D398.5mm

幅が240mmで省スペースに適したケース

Cooler Master Elite 130 パーツの組込例
出典:apac.coolermaster.com
 マザーボードはMini-ITXのみ対応で(Micro-ATXは非対応)、寸法はW240×H207.4×D398.5mmのコンパクトボディ。特に幅が240mmと小さいので、かなり省スペースです。ただし、そのためにCPUクーラーは高さ65mmまでの対応となるので、CPUクーラーを選ぶ際には注意が必要です。

 そして、上記の「CoolerMaster Elite 110 Cube」と同様に、フロントにはメッシュパネルが採用されています。

Cooler Master Elite 120

  • 対応マザー:Mini-ITX
  • 5.25インチベイ:×1
  • 3.5インチベイ:×3
  • 2.5インチベイ:×4(3.5インチベイ×2と排他利用)
  • CPUクーラー高:65mmまで
  • グラフィックボード長:343mmまで
  • 電源ユニット長:180mmまで
  • ファン:標準でフロント120mm×1、右サイド80mm×1(搭載可能:フロント120mm×1、右サイド80mm×1、3.5インチベイ部〔ケース中央〕120mm×1)
  • 外形寸法:W240×H207.4×D398.5mm

アルミニウム製のフロントパネル、3.5インチベイ裏部分(ケース中央)に120mmファン×1を搭載可能

Cooler Master Elite 120 パーツの組込例
出典:www.amazon.co.jp
 特徴は、フロントパネルの素材。アルミニウムが採用されており、スタイリッシュで高級感のある仕上がりとなっています。また、ケース中央の3.5インチベイ裏部分に120mmファン×1を搭載できるのも面白い仕様ですね。

 そして、上記の「Cooler Master Elite 130」と同様に、マザーボードはMini-ITXのみ対応で(Micro-ATXは非対応)、寸法はW240×H207.4×D398.5mmと幅が小さいため、CPUクーラーは高さ65mmまでの対応となります。


出典:www.amazon.co.jp

Thermaltake(サーマルテイク) おすすめ製品

Thermaltake Core V21

  • 対応マザー:Micro-ATX、Mini-ITX
  • 5.25インチベイ:-
  • 3.5/2.5インチベイ:×3
  • 2.5インチベイ:×3
  • CPUクーラー高:185mmまで
  • グラフィックボード長:350mmまで
  • 電源ユニット長:200mmまで
  • ファン:標準でフロント200mm×1(搭載可能:フロント200mm×1/140mm×2/120mm×2、リア140/120mm×1、トップ140mm×2/120mm×4、ボトム120mm×2、右サイド140/120mm×2、左サイド140/120mm×2)
  • 外形寸法:W320×H336×D424mm

豊富な2.5/3.5インチ、多くの冷却ファンを取り付け可能

Thermaltake Core V21 パーツの組込例 メッシュ加工
出典:www.ask-corp.jp
 ケースの各所(フロント、リア、トップ、左右サイド)に120/140mmファン、または水冷ラジエーターを取り付けることが可能。そしてケースのパネルには、エアフローに優れたメッシュ加工が採用されているので、冷却性能はかなり優れていますね。CPUクーラーは高さ185mmまで対応しているので、ハイハイトCPUクーラーを搭載することも可能です。

 また、トップ・ボトム・サイドのパネルが容易に取り外せるようになっているので、メンテナンスもしやすいでしょう。

 それから、製品を2つ重ねて設置することも可能(2段スタック)。横置きも可で、その場合にはエンブレムも回転させて「横倒し」になっているように見せないという、細かな配慮が素晴らしいですね。

Thermaltake Core V1

  • 対応マザー:Mini-ITX
  • 5.25インチベイ:-
  • 3.5/2.5インチベイ:×2
  • 2.5インチベイ:×2
  • CPUクーラー高:140mmまで
  • グラフィックボード長:285mmまで
  • 電源ユニット長:200mmまで
  • ファン:標準でフロント200mm×1(搭載可能:フロント200×1/140×1/120mm×1、リア80mm×2)
  • 外形寸法:W260×H276×D316mm

Mini-ITXのみ対応でコンパクト、トップがアクリルパネル

Thermaltake Core V1 パーツの組込例
出典:www.amazon.co.jp
 対応マザーボードをMini-ITXのみ(Micro-ATXは非対応)とすることで、W260×H276×D316mmというコンパクトサイズを実現。そして、ケースのトップがアクリルウインドウとなっています。

 ただ、コンパクトであるが故に、CPUクーラー高は140mmまで、グラフィックボード長は285mmまでに留まり、ドライブベイの数も上記の「Thermaltake Core V21 Black」より劣ります。コンパクトさを優先するユーザー向けですね。

 それから上記の「Thermaltake Core V21 Black」と同様に、容易に取り外せるエアフローに優れたメッシュ加工のパネルを採用し、製品を2つ重ねる「2段スタック」にも対応しています。

Thermaltake Core X9

  • 対応マザー:E-ATX、ATX、Micro-ATX、Mini-ITX
  • 5.25インチベイ:×3
  • 3.5/2.5インチベイ:×6(サイドにファン・ラジエーターを使用する場合は取り外す)
  • 3.5インチベイ:×1
  • 2.5インチベイ:×2
  • CPUクーラー高:250mmまで
  • グラフィックボード長:590mmまで
  • 電源ユニット長:220mmまで
  • ファン:標準でフロント200mm×1、リア200mm×1(搭載可能:フロント200mm×2/140mm×2/120mm×3〔専用ブラケット使用〕、リア140/120mm×2、トップ200mm×2/140mm×6/120mm×8、ボトム120mm×6、サイド140mm×3/120mm×4〔HDDケージスタンド×2を使用〕)
  • 外形寸法:W380×H502×D640mm

E-ATXに対応し、拡張性の高い大型キューブ

Thermaltake Core X9 パーツの組込例
出典:www.ask-corp.jp
 キューブ型PCケースで、E-ATXにまで対応した製品。W380×H502×D640mmという大きさになりますが、その分、ドライブベイがかなり多く、ケースの各所に120/140mmファン、または水冷ラジエーターを取り付けることが可能、CPUクーラー高は250mmまで、グラフィックボード長は590mmまでなど、かなり拡張性が高くなっています。

 また上記と同様に、容易に取り外せるエアフローに優れたメッシュ加工のパネルを採用し、製品を2つ重ねる「2段スタック」にも対応しています。

Corsair(コルセア) おすすめ製品

Corsair Carbite Air 240

  • 対応マザー:Micro-ATX、Mini-ITX
  • 5.25インチベイ:-
  • 3.5/2.5インチベイ:×3
  • 2.5インチベイ:×3
  • CPUクーラー高:120mmまで
  • グラフィックボード長:290mmまで
  • 電源ユニット長:225mmまで
  • ファン:標準でフロント120mm×2、トップ120mm×1(搭載可能:フロント120mm×2、リア80mm×2、トップ120mm×2、ボトム120mm×2、サイド120mm×1)
  • 外形寸法:W260×H315×D400mm

左右セパレートのデュアルチャンバー構造で、熱源を分離

Corsair Carbite Air 240 背面
出典:www.links.co.jp
 ケース内部には、左右で仕切られたデュアルチャンバー構造を採用。CPUやGPUなどがあるサイドと、ストレージ(SSD、HDD)と電源ユニットのあるサイドで、別々にエアフローを設計することができます。水冷用ラジエーターは、フロントとボトムに240mmクラスのものを搭載可能で(マザーボードがMini-ITXの場合はフロントとボトム、Micro-ATXの場合はフロントのみ)、効果的な水冷が可能です。

 また、ゴム足を取り付ける位置を変更することで横置きにもできる、可変レイアウト設計となっています。

Corsair Carbite Air 240 パーツの組込例
出典:www.links.co.jp

Corsair Obsidian 250D

  • 対応マザー:Mini-ITX
  • 5.25インチベイ:×1
  • 3.5インチベイ:×2
  • 2.5インチベイ:×4(うち2つは3.5インチベイと排他的利用)
  • CPUクーラー高:130mmまで
  • グラフィックボード長:290mmまで
  • 電源ユニット長:200mmまで
  • ファン:標準でフロント140mm×1、サイド120mm×1(搭載可能:フロント200/140/120mm×1、リア80mm×2、サイド120mm×2)
  • 外形寸法:W280×H290×D345mm

5.25インチベイは取り外し可能、トップにアクリルウインドウ

Corsair Obsidian 250D 内部 光学ドライブ取り付け例
出典:www.links.co.jp
 対応するマザーボードはMini-ITXのみで(Micro-ATXは非対応)、寸法がW280×H290×D345mmというコンパクトな製品。5.25インチベイが1基ありますが、これは取り外しが可能で、取り外すことでフロントからのエアフローを稼ぐことができます。

 サイドには120mmファンを2基搭載できるスペースがあり、ここをCORSAIRの水冷一体型ユニット「H100i」などの大型ラジエーターにすることも可能です。

 そして、トップがアクリルウインドウとなっています。

Corsair Obsidian 250D 内部
出典:www.links.co.jp

Corsair Carbite Air 540

  • 対応マザー:E-ATX(304.8×266.7mmまで)、ATX、Micro ATX、Mini ITX
  • 5.25インチベイ:2
  • 3.5インチベイ:×2
  • 2.5インチベイ:×6(うち2つは3.5インチベイと排他的利用)
  • CPUクーラー高:170mmまで
  • グラフィックボード長:記載なし
  • 電源ユニット長:記載なし
  • ファン:標準でフロント140mm×2、リア140mm×1(搭載可能:フロント140mm×2/120mm×3、リア120mm×1、トップ140/120mm×2)
  • 外形寸法:W330×H460×D415mm

E-ATXに対応した大型キュープ、左右セパレートのデュアルチャンバー構造

Corsair Carbite Air 540 内部
出典:www.links.co.jp
 対応するマザーボードはE-ATX(304.8×266.7mmまで)という大型の製品。拡張スロットが8つもあるので、グラフィックボードを3基積んで3-wayマルチグラフィックスを構築することも可能です。5.25インチベイが2基などドライブベイも多く、拡張性はかなり高いですね。

 ケーストップに140/120mmファン×2、フロントに140mm×2/120mmファン×3を搭載できる十分に広いスペースがあり、ここにCORSAIRの水冷一体型ユニット「H110」や「H100i」など大型ラジエーターも搭載可能です。

 そして、上記の「Corsair Carbite Air 240 Black Edition」と同様、ケース内部を左右で仕切るデュアルチャンバー構造を採用しているので、左右それぞれでエアフローを設計することができます。

おわりに

 今回は、キューブ型PCケースのおすすめをメーカー別で計15製品紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

 キューブ型PCケースは小型のものが多いですが、内部レイアウトを工夫することで、多くのパーツを組み込めるようにした拡張性の高い製品や、大型の高性能パーツを組み込める製品もあります。上記のランキングを参考にして、キューブ型PCケースでも性能に妥協のない1台を組み上げてくださいね。

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