PCやゲーム機など複数のデバイスで1台のモニターを共有する場合、デバイスを変更する度に、いちいちケーブルを抜き差しするのは面倒ですよね。そんなときに便利なのが、HDMI切替器です。
というわけで今回は、HDMI切替器を選ぶ際のポイントについて説明してから、ECサイトなどで販売されている中からおすすめの製品を紹介してみたいと思います。
HDMI切替器の選び方
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HDMI切替器を使えば、1台のモニターに複数のデバイスを接続して、表示を簡単に切り替えることができます。
それでは以下に、HDMI切替器の選び方を見ていきましょう。
HDMI入力ポートの数で選ぶ
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HDMI切替器に搭載されているHDMI入力ポートの数は、少ないものだと2基で(上の写真)、多いものだと5基などとなっています(下の写真)。
HDMI入力ポートの数が多いと、本体の外形寸法が大きくなったり、価格も高くなったりします。なので、(今後、導入予定のものも含めて)接続するデバイスの数に応じたHDMI入力ポートを備えた製品を選びましょう。
HDMIポート(HDMIケーブル)のレイアウトで選ぶ
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HDMI切替器の多くは、入力ポートの反対側に出力ポートがレイアウトされています(上の写真)。この場合、HDMIケーブルを接続するために前後のスペースが必要となり、思った以上に場所を取ることがあります。
もちろん、スペースが取れる場合は良いのですが、そうでないなら、全てのHDMIポートが同じ側面にレイアウトされた製品もあるので(下の写真)、こうした製品を選ぶとよいでしょう。
自動切替機能の有無で選ぶ
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HDMI切替器の「自動切替機能」とは、接続したデバイスを起動した際に、その起動したデバイスの映像に自動的に切り替わる機能です。たとえば、普段はPCの画面を表示しておいて、気分転換のためゲーム機の電源をオンにすると、自動的にゲームの画面に切り替わる、というようになります。これなら、切り替えボタンの操作をする手間が省けますよね。
ただし、たとえばバックグラウンドで別のPCが起動・動作するような環境の場合、同機能によって意図せず画面が切り替わってしまうことがあります。これだと、使用中のPCの画面が途切れてしまって、かえってストレスになってしまいます。
なので、上記のような「自動切替機能」の特徴を踏まえて、この機能の有無で製品を選びましょう。なお、製品によっては同機能を搭載しつつも、これを無効にすることのできるものもあります。
リモコン付きかどうかで選ぶ
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製品の中には(特に、HDMI入力ポート数の多い製品は)、リモコンが付属していて、そのボタンを操作することで接続したデバイスを切り替えができるものもあります。これは、たとえば「リビングのソファに座りながら、(少し離れたところにある)映像デバイスの切り替えをする」といった場合に便利ですね。
ただし、PCで使用しているなど、自分に近い位置にモニターがある場合は、リモコンではなく、切替器本体のボタンを押した方が、正直手っ取り早いです。
なので、モニターが自分とどれくらいの距離にあるのかを考慮して、リモコン付きの製品にするかどうかを検討しましょう。
8Kに対応しているかどうかで選ぶ
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現在、市販されているHDMI切替器は基本的に、4K・60Hzの映像に対応しています。これくらいの性能があれば、通常は画質的に問題となることはないでしょう。
ただし、製品の中には8K・60Hzまで対応しているものも。なので、現在8K・60Hzの映像機器を所有している、あるいは今後購入する予定があるというユーザーは、HDMI切替器もそれに対応したものにするのが良いですね。
【入力ポート ×2】HDMI切替器 おすすめランキング
それではここから、HDMI切替器のおすすめ製品をランキング形式で紹介していきたいと思います。まずは、入力ポートが2ポートの製品を紹介し、その次に3ポートの製品、5ポートの製品と続きます。
入力ポートが2基の製品は、「PCが2台」や「PCとゲーム機」といった比較的シンプルな環境で使うことになりますね。
第1位:サンワサプライ SW-HDR21BD
【入力ポート×2、手動切替】セレクトスイッチのLEDで視認性が高い
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HDMI入力ポート数は2つ、手動切替(自動切替機能はなし)、リモコンの付いていない製品。HDMIの切り替えは、本体のセレクトスイッチを押して行います。特徴は、そのセレクトスイッチにLEDが付いていて、1番ポートではグリーン、2番ポートではブルーというように点灯すること。これなら視認性が高く、パッと見でどちらが選択されているのかが分かりやすいですね。
ただし、0.5mのHDMIケーブルが本体に直付けされている点には注意が必要。このままだと、自分の好きな長さのHDMIケーブルを使用することはできないので、より長さが必要な場合には、別途HDMI延長ケーブルを用意しなければなりません。
なお、映像機器は1台で、2台のモニターを切り替えるという使い方も可能です(下の写真)。
第2位:NIERBO-ColorfulLife JP-HS12
899円(税込)
【入力ポート×2、手動切替】シンプル機能でコンパクトサイズ、低価格でコスパは◎
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HDMI入力ポート数は2つで、手動切替(自動切替機能はなし)、リモコンの付いていない、シンプルかつコンパクトな製品。HDMIの切り替えは、本体のボタンを押して行います。こうした限定的な性能のため価格もかなり抑えられていて、入手しやすい製品と言えるでしょう。
ちなみに、映像機器は1台で、2台のモニターを切り替えるという使い方も可能です(下の写真)。
第3位:GANA HDMIセレクター
【入力ポート×2、手動切替】高解像度の8K・60Hzに対応、4Kは高フレームレート144Hzに対応で滑らかな
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HDMI入力ポート数は2つで、手動切替(自動切替機能はなし)、リモコンの付いていない製品。HDMIの切り替えは、本体のボタンを押して行います。特徴は、高解像度の8K・60Hzに対応していることです。また、4K・120Hzという高フレームレートにも対応しているので、ゲームをプレイする際に映像の滑らかさを損なわずに済みます。ただ、こうした高いスペックのため、価格もそれなりに高くなっていますね…。
ちなみに、映像機器は1台で、2台のモニターを切り替えるという使い方も可能です(下の写真)。
第4位:サンワダイレクト 400-SW040
【入力ポート×2、手動切替と自動切替を選択可能】高解像度の8K・60Hzに対応、4Kも高フレームレートの120Hzに対応で滑らか表示
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HDMI入力ポート数は2つ、手動切替モードと自動切替モードを選択することのできる2WAY方式で、リモコンの付いていない製品。2つのモードは、セレクトスイッチを約3秒長押しすることで変更できます。そして、高解像度の8K・60Hzに対応し、さらに高フレームレートの4K・120Hzにも対応で、ゲーム画面の滑らかな表示を損なわずに済みます。
また、安定動作のための給電用のmicroUSBポートがあり、95cmのmicroUSBケーブルも付属しています(USB電源アダプターは別途用意する必要あり)。ただし、こうした機能のために、価格はけっこうお高めとなっています。
第5位:エレコム DH-SW21BK/E
1,685円(税込)
【入力ポート×2、自動切替機能アリ】同一側面に全てのHDMIポートをレイアウト、金メッキHDMIポート、金メッキHDMIケーブル付属
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HDMI入力ポート数は2つ、自動切替機能アリで、リモコンの付いていない製品。もちろん本体のボタンで切り替えることもできますが、自動切替機能はオフにはできないことに注意が必要です。
そして、金メッキ処理が施されてたHDMIポートは全て同じ側面にレイアウトされているので、スッキリと配線することができるでしょう。ただし、その分、横幅が大きくなることに留意してください。また、プラグが金メッキのHDMIケーブルが1本付属しています。さらに、安定動作のための電源を確保するため、側面に外部電源ポート(microUSB)が設けられています(USBケーブルとUSB電源アダプターは別売り)。音質面では、DTS DigitalとDolby Digitalに対応しています。
ただし、(少し古い製品のため)対応解像度が1080p(フルHD、1920×1080)またはWUXGA(1920×1200)と、他の製品と比べると劣ります。
【入力ポート ×3】HDMI切替器 おすすめランキング
続きまして、入力ポートが3ポートの製品のおすすめ製品をランキング形式で紹介していきたいと思います。
出力3ポートは、入力ポートも合わせると4ポートとなり、ケーブルの取り回しが少し大変になってくるので、そのことも考慮しながら配置場所を検討してくださいね。
第1位:avedio links HDMI Switch 3 ports
【入力ポート×3、手動切替】高級感のあるアルミニウム合金製のボディ、2mのHDMIケーブルが付属
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HDMI入力ポート数は3つ、手動切替(自動切替機能はなし)で、リモコンの付いていない製品。HDMIの切り替えは、本体のボタンを押して行います。特徴としては、ボディの素材にアルミニウム合金を採用した高級感のある仕上がりとなっていることがあげられます。ボディにプリントされた文字もなかなか良いデザインですよね。また、2mのHDMIケーブルが付属しています。
ただ、ボタンとインジケーターの位置が少し特殊で、いずれもHDMI出力ポート側にレイアウトされています。なので、(もちろん置く場所にもよりますが)本体の後ろに手を回してボタンを押したり、本体を少し持ち上げて角度を変えてインジケーターを確認する、といった動作が必要となりますね。ここを受け入れられるかどうかという観点で、この製品を検討すると良いでしょう。
第2位:GANA HDMI分配器
【入力ポート×3、手動切替】コスパが優秀
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HDMI入力ポート数は3つ、手動切替(自動切替機能はなし)で、リモコンの付いていない製品。HDMIの切り替えは、本体のボタンを押して行います。そして何より、この価格が魅力的ですよね。
ただし、さほど長くないケーブルが本体に直付けされているタイプなので、よりケーブル長が必要な場合には、別途HDMI延長ケーブルを用意する必要があります。また、最大解像度は4K・30Hzで、フレームレートが他の製品より少し劣ります。
2,099円(税込)
【入力ポート×3、手動切替と自動切替を選択可能、リモコン付き】リモコン受信機のレイアウトが自由、HDMIポートは金メッキ
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HDMI入力ポート数は3つ、手動切替モードと自動切替モードを選択できて、リモコンが付属している製品。切替モードの選択は、セレクトスイッチを5秒長押しすることで可能です。リモコン受信機は、ケーブルで接続するタイプなので、配置の自由度が高くなっています。たとえば本体を目立たないところに配置して、リモコン受信機だけをモニターの近くに置いておく、というような感じですね。
また、HDMIポートはすべてが金メッキ加工されていて、腐食に強く、接触不良による映像の乱れなどを防いでくれるでしょう。より安定動作を求める場合は外部電源を取ることも可能で、そのためのUSBケーブルが付属しています(USB電源アダプターは別売り)。
第4位:バッファロー BSAK302
【入力ポート×3、手動切替、リモコン付き】独立したリモコン受信機、HDMIポートは全て同一方向で取り回しがしやすい
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HDMI入力ポート数は3つ、手動切替(自動切替機能はなし)で、リモコン付きの製品。大きな特徴は、リモコン受信機が1.2mのケーブルで接続するタイプなことと、切替器本体をTVの背面に設置できることです。なので、リモコン受信機さえ出しておけば、本体を目にすることなく切り替えることができます。また、金メッキ処理が施されてたHDMIポートは全て同一方向なので、取り回しが簡単です。
ただし、対応解像度が1080p(フルHD、1920×1080)までとなっています。この製品は(見た目からしても)多少古いものなので、他と比較すると劣りますね。
第5位:UGREEN 15604
【入力ポート×3、手動切替、リモコン付き】高解像度の8K・60Hzに対応、4Kでは120Hzに対応で滑らかな表示
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HDMI入力ポート数は3つ、手動切替(自動切替機能はなし)で、リモコン付きの製品。特徴は最大解像度の8K・60Hzに対応していること。さらに、4Kでは高フレームレートの120Hzに対応し、ゲームなどでの滑らかな表示を損なうことなく表示することが可能となっています。
また、複数デバイスを接続した際に動作が不安定とならないよう、USB-C電源ケーブルが付属し、本体への電源供給ができるようになっています。ただし、こうした高いスペックのため、価格もお高めとなっています。
第6位:UGREEN 80125
【入力ポート×3、手動切替、リモコン付き】リモコン受信機はケーブル差し込み式で配置の自由度が高い
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HDMI入力ポート数は3つ、手動切替(自動切替機能はなし)で、リモコン付きの製品。リモコン受信機はケーブル差し込み式なので、配置の自由度が高くなっています。
そして、複数のデバイスを接続すると、電力不足によって動作が不安定になることがあるので、その場合に給電するためのポートが本体にあり、給電用のマイクロUSBケーブルも付属しています。それから、丸みを帯びたデザインがなかなか良いですよね。ただし、最大解像度は4K・30Hzで、他より少し劣ります。
【入力ポート ×5】HDMI切替器 おすすめランキング
最後に、入力ポートが5基のHDMI切替器のおすすめ製品をランキング形式で紹介していきたいと思います。
入力ポートが5基の製品は、出力ポート1基と合わせて計6基のポートがあり、そこからHDMIケーブルが伸びるので、配置するにはそれなりのスペースが必要になります。なので、配置できるスペースがあるかどうかもイメージしながら選ぶと良いでしょう。
第1位:UGREEN 90512
【入力ポート×5、手動切替、リモコン付き】切り替えボタンも5つ、5基の入力ポートが同じ側面にレイアウト
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HDMI入力ポート数は5つ、手動切替(自動切替機能はなし)で、リモコン付きの製品。本体の切り替えボタンも5つあるので、ボタン操作でも必要なポートにすぐに切り替えることができます。また、電源供給用のUSBケーブルが付属し、デバイスを複数接続した場合に不安定にならないよう、外部から電源を取ることができます(USB電源アダプターは別売り)。
そして、5基の入力ポートが同じ側面にレイアウトされているので(出力ポートだけは別の側面)、ケーブルの取り回しは比較的やりやすいでしょう。ただ、その分、横幅は127㎜となかなかの大きさとなっています。
第2位:GANA 003
【入力ポート×5、手動切替、リモコン付き】リモコン受信機はケーブル接続式で配置の自由度が高い、HDMIポートは全て金メッキ
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HDMI入力ポート数は5つ、手動切替(自動切替機能はなし)で、リモコン付きの製品。リモコン受信機はケーブル接続式なので、本体をモニターの背面などに隠した状態でも、リモコンによる切り替えが可能です。また、microUSB給電ケーブルが付属し、外部から電源を取ることで、複数台のデバイスを接続した場合でも安定した動作が期待できます。HDMIポートは全てに金メッキ処理が施されていて、サビに強く、信号劣化を防いでくれるでしょう。
ただし、最大解像度は4K・30Hzで、フレームレートの数値が他と比較して少し小さいですね。
【入力ポート×5、手動切替と自動切替を選択可能、リモコン付き】全てのHDMIポートが同じ側面にレイアウト
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HDMI入力ポート数は5つ、手動切替モードと自動切替モードを選択できて、リモコン付きの製品。切替モードの選択は、セレクトスイッチを5秒長押しすることで行います。そして、5基の入力ポートと1基の出力ポートの全てが同じ側面にレイアウトされているので、HDMIケーブルの取り回しはしやすいですね。ただしその分、幅が159㎜あるので、設置スペースはそれなりに必要となります。
また、複数のデバイスを接続した場合でも、電力不足とならないよう、外部給電ポートとUSBケーブルが付属しています(USB電源アダプターは別売り)。
第4位:GANA HDMIセレクター 5入力1出力
【入力ポート×5、自動切替機能アリ、リモコン付き】ユーザーに向ける面にポートはなし、洗練されたデザイン
出典:www.amazon.co.jp
HDMI入力ポート数は5つ、自動切替機能アリで、リモコン付きの製品。入力ポートのうち4基は同じ側面にレイアウトされていて、そのサイドにもう1基、反対側のサイドに出力ポートと外部電源用のmicroUSBポートがあります。アクティブHDMIポートのインジケーター、切替スイッチ、リモコン受光部のある側面にはポートはないので、スッキリした印象となります。
ビジュアル的には洗練されたデザインで、インテリア性が高いと言えるでしょう。ただし、電源用のUSBケーブルは付属していますが、USB電源アダプターは別売りとなります。
おわりに
今回は、HDMI切替器のおすすめ製品を、入力ポート数で分けて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
たとえば、仕事や学習用のPCとゲーム機で切り替える場合などにHDMI切替器が便利なわけですが、それは気分の切り替えにもなりますよね。なので、上記を参考にしてHDMI切替器を導入し、HDMIの入力信号と一緒に、仕事と遊びのモードも上手く切り替えてくださいね。