写真や動画の撮影をしていると、PCにデータがどんどん溜まっていって、保存場所に困ることがありますよね。そんな人の強い味方が、複数台のドライブを束ねて容量を拡大するなどのRAID機能に対応した外付けケースです。
というわけで今回は、RAIDとは何なのかや、対応する外付けケースを選ぶ際のポイントを説明したうえで、ECサイトなどで販売されている中から選んだおすすめのRAIDケースを紹介したいと思います。
目次
そもそもRAID(レイド)とは?

出典:www.amazon.co.jp
RAIDとは、複数台のドライブを束ねることで、大容量化、高速化、信頼性の確保などを実現する技術です。これには以下のように、用途に応じたいくつかの種類があります。
RAID 0
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■分散書き込みによる高速化。「ストライピング」とも言う。
■構成ドライブ数:2台以上
■最大容量:100%
例1)HDD 2TB×2台で、計4TBが使用可能。
例2)HDD 2TB+HDD 1TBで、計2TBが使用可能(小さい容量の方に合わせて設定される)。
なお、同じ容量でそろえるのが一般的。
■信頼性:△
構成ドライブのうち1台でも故障すると、データが失われてしまう。
■速度:◎◎
RAID 1
出典:www.logitec.co.jp
■データの二重化による信頼性の確保。
■構成ドライブ数:2台
■最大容量:50%
例)HDD 2TB×2台で、計2TBが使用可能。
■信頼性:◎
構成ドライブ2台のうち1台が故障しても、データは失われない。
■速度:△
RAID 3
出典:www.logitec.co.jp
■分散書き込みによる高速化と、パリティ(冗長コード)による信頼性の確保。
3台以上のドライブを使用し、うち2台にデータが書き込まれ、1台にパリティが書き込まれる。データ用ドライブのうち1台が故障した場合、それを交換して、残りの正常なデータ用ドライブとパリティによってデータの復元が可能(ドライブを交換するまでは使用できない)。
■構成ドライブ数:3台以上
■最大容量:(N-1)×D
例)HDD 2TB×3台で、計4TBが使用可能。
■信頼性:◯
構成ドライブのうち1台が故障しても、データは失われない。
■速度:◯
RAID 4
RAID 3の改良版。RAID 3では、パリティをビット単位、もしくはバイト単位でデータを分割するのに対し、RAID 4ではブロック単位で分割する。これにより、データ保存や読み込みの際の効率を向上させている。
RAID 5
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■分散書き込みによる高速化と、パリティ(冗長コード)による信頼性の確保。
3台以上のドライブを使用し、すべてのドライブに分散してパリティが書き込まれる。うち1台が故障した場合、それを交換して、残りの正常なドライブとパリティによってデータの復元が可能(ドライブを交換せずに使用し続けることができる。ただし、非推奨)。
■構成ドライブ数:3台以上
■最大容量:(N-1)×D
例)HDD 2TB×3台で、計4TBが使用可能。
■信頼性:◯
構成ドライブのうち1台が故障しても、データは失われない。
■速度:◯
RAID 10
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■分散書き込みによる高速化と、データの二重化による信頼性の確保。
4台以上のドライブを使用し、RAID 0とRAID 1を組み合わせたもので、高速化と信頼性の確保が同時に実現できる。
■構成ドライブ数:4台以上
■最大容量:50%
例)HDD 2TB×4台で、計4TBが使用可能。
■信頼性:◎
構成ドライブのうち1台が故障しても、データは失われない。
■速度:◎
JBOD(ジェイボド)
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これは、正確にはRAIDではありませんが、RAIDケースは通常、「JBOD(ジェイボド)」という機能にも対応しています(製品によっては、「スパニング(SPAN)」や「コンバイン」と表記しているものもあり)。
■連結による大容量化。
■構成ドライブ数:2台以上
■最大容量:100%
例)HDD 2TBとHDD 1TBの組み合わせで、計3TBが使用可能。
■信頼性:△
構成ドライブのうち1台でも故障すると、データが失われてしまう。
■速度:△
RAIDケースの選び方
ここからは、RAIDケースの選び方を見ていきましょう。
組み込むドライブのサイズ(3.5インチ、2.5インチ、M.2)で選ぶ
RAIDケースは組み込むことのできるドライブのサイズによって、3.5インチ、2.5インチ、M.2の3つに分類できます。これらはサイズの大きい順に、3.5インチ→2.5インチ→M.2となります。
3.5/2.5インチ HDD/SSD用
![Yottamaster HDDケース 3.5インチ USB3.0接続 5Bay ハードディスクケース SATA3.0対応 18TB×5台搭載可能 中小企業向け 大容量 外付けハードドライブエンクロージャ アルミ グレー[FS5U3]](https://i0.wp.com/m.media-amazon.com/images/I/61U5Vqfk4EL._AC_SL480_.jpg?w=680&ssl=1)
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3.5インチHDDを組み込むなら、上の写真のような3.5インチ対応のRAIDケースを選ぶことになります。3.5インチHDDには10TBや12TBなど超大容量のものがあるので、たくさんのムービーデータなどの保存用としたい場合に適しているでしょう。また、変換マウンタを使用して、2.5インチSSDを組み込むこともできます(製品によっては、そのまま2.5インチSSDに対応しているものもあります)。
ただし、2.5インチ専用またはM.2専用のケースと比べると外形寸法が大きくなるので、予め設置場所を考えておいたほうが良さそうです。
2.5インチ SSD/HDD用

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2.5インチSSDを組み込むなら、上の写真のような2.5インチ対応のRAIDケースになります。最大容量としては、2.5インチSSDは4TB程度で、ここまでの容量になると、いずれもかなり高価。それに最大容量は、前述の3.5インチHDDの方が大きくなります。
ですので、2.5インチの「外形寸法が小さい」というメリットを活かして、省スペースで運用したいなら、2.5インチ対応の製品が適しているでしょう。
M.2 SSD用

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M.2 SSDを組み込むなら、上の写真のようなM.2対応のRAIDケースになります。外形寸法がかなりコンパクトなので、持ち運ぶ場合などには最適ですね。
また、M.2 SSDにはNVNe接続のものとSATA3.0接続のものがあり、前者の方が転送速度に優れます。シーケンシャル(連続)で、前者の製品は読み出し3,400MB/s・書き込み2,300MB/sなどで、後者の製品は読み出し560MB/s・書き込み 510MB/sなど。速度にこだわるユーザーなら断然、NVNeですよね。
なお、RAIDケースの中にはNVNeかSATA3.0のどちらか一方にしか対応していないものがあるので、この点をよく確認しましょう。

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写真左が「M key」、右が「B & M key」
M.2 SSDの端子には、欠き切りが1つの「M key」(写真左)と、欠き切りが2つの「B & M key」(写真右)があります。
そして、RAIDケースのM.2スロット側も、欠き切りに対応する凸のある形状になっています(中には、凸がないものもあります)。なので、「B & M key」のみに対応するスロット(凸が2つ)には、欠き切りが1つの「M key」端子は物理的に入りません。ですので、M.2 SSDの端子は、要確認です。
なお、M.2 SSDの製品が出始めの頃は、NVNe接続のものは「M key」、SATA3.0接続のものは「B & M key」というように、ほぼ完全に区別されていました。しかし、最近では完全には区別されておらず、NVNe接続で「B & M key」のものも出てきています。
USBのバージョンと形状を確認
USBのバージョンは基本的にUSB 3.2 Gen2(中にはUSB 3.2 Gen1のものも)
![Yottamaster HDDケース 3.5インチ USB3.0接続 5Bay ハードディスクケース SATA3.0対応 18TB×5台搭載可能 中小企業向け 大容量 外付けハードドライブエンクロージャ アルミ グレー[FS5U3]](https://i2.wp.com/m.media-amazon.com/images/I/61f3mY4PvcL._AC_SL480_.jpg?w=680&ssl=1)
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現在市販されているRAIDケースは、基本的にUSB 3.2 Gen2(信号速度10Gbps、データ転送速度1,000MB/s)対応です。
ただし、中にはUSB 3.2 Gen1(5Gbps、500MB/s)にしか対応していないものもあるので、この点は要確認です。
現在、一般的に使用されているUSBのバージョンには、2.0、3.0、3.1、3.2があり、3.1と3.2にはGen1とGen2があって、さらに名称変更だけされて転送速度は変わらないなど、非常にややこしいのですが、まとめると次のようになります。
| USB 2.0 | |||||
| USB 3.0 | USB 3.1 Gen1 | USB 3.2 Gen1 | |||
| USB 3.1 Gen2 | USB 3.2 Gen2 | ||||
| USB 3.2 Gen2×2 |
USB Type-Cを採用した製品も(小さくて、向きを気にせず接続できる)

出典:www.ratocsystems.com
左がUSB-A、右がUSB-C
RAIDケースのUSBポートは、USB Type-C(USB-C)を採用したものが多くなっています。USB-Cのコネクタは、従来のUSB Type-A(USB-A)よりもサイズが小さくなっています。
また、USB-Cは上下左右が対照の形状であるため、向きを気にせずに接続できます(USB-Aでは「向きが逆で差し直し」ということがよくありましたが、USB-Cでは解消!)。
UASP対応の製品で、さらなる高速体験を

出典:www.photo-ac.com
UASP(USB Attached SCSI Protocol)はUSBの拡張仕様のひとつで、ストレージ(SSDやHDDなど)とのデータ転送を効率化し、実効速度を高める技術です。利用するには、OSとUSB機器の両方が対応している必要があります。
OSについては、Windowsは8以降、Macは10.8以降でサポートされています。なので、最近のPCとMacなら、対応するUSB機器を用意すれば利用可能に。ですので、UASP対応の製品にして、高速転送を体験してみるのも良いでしょう。
省電力機能を確認

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RAIDケースを使用する度に電源スイッチをONにしたり、PCをシャットダウンした際にいちいち電源スイッチをOFFにしたりするのは手間ですよね。かと言って、ずっと電源を入れっぱなしにはしたくないし…。
そうしたニーズに対応するため、RAIDケースには省電力機能(PCとの電源連動、一定時間経過するとHDDの回転が停止するモードなど)が搭載されています。ただし、製品によって機能の詳細が異なるので、この点を確認しておきたいですね。
放熱性を考慮するなら、金属ボディ・冷却ファン採用のケースに

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製品の中には、組み込んだSSDやHDDから発せられる熱を効率よく放出できるよう、ボディ面に金属素材を採用したり、冷却ファンを搭載している製品もあります。
ですので、長時間連続での使用や、通気性の悪い場所での使用などを想定していて、SSDやHDDの発熱が気になる場合は、上記のような製品を選ぶと良いでしょう。
【2ベイ】3.5/2.5インチ対応RAIDケース おすすめランキング
それではここから、おすすめ製品をランキング形式で紹介していきたいと思います。まずは、2ベイで3.5/2.5インチに対応している製品を紹介します。その後に、4または5ベイで3.5/2.5インチに対応している製品、2.5インチ専用の製品、M.2 SSD専用の製品の紹介と続きます。
第1位:ラトックシステム RS-EC32-R10G HDD2台
3.5インチHDD×2台、USB 3.1 Gen2(10Gbps)とUSB-Cに対応

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3.5インチHDDを2台搭載することができ、RAID 0、RAID 1、JBOD(SPAN)の構築が可能です。USBのバージョンはUSB 3.2 Gen2(10Gbps)で、USBポートはType-Cを採用しています。メーカーによると、2台のSeagate ST24000NT002(24TB)を組み込んでRAID 0を構築し、シーケンシャルリードで535.5MB/sという速度を計測しているそうです。
ボディの素材には放熱性の高いアルミを採用し、通気スリットも設けられています。さらに、背面に冷却ファンが搭載されているので、内部の列を効率よく排出してくれます。省電力機能(5分間アクセスしないとHDDの回転がストップ)も搭載しています。
第2位:ロジテック LHR-2BRHU3 2Bay RAID
3.5インチHDD×2台、洗練された高級感のある製品

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3.5インチHDDを2台搭載することができ、それによってRAID 0、RAID 1、JBOD(SPAN)を構築することが可能です。ボディには放熱性に優れたアルミ素材を採用し、また背面には冷却ファンを搭載。省電力機能としては、PCとの電源連動に加えて、省エネモード(設定した時間でHDDの回転停止)に対応しています。また、専用ソフトを使用することで、RAID の構築、HDDの状態監視、省エネモードの時間と障害発生時のメール通知機能の設定が可能です。
フロントにLEDがあり、これでHDDの状態を確認できます。全体的には、高級感あるブラックがキレイな、洗練されたデザインの製品となっています。
第3位:センチュリー 裸族のテラスハウス RAID CRTS35U32C_FP
3.5インチHDD×2台、USB 3.2 Gen2(10Gbps)とUSB-Cに対応、USB-C to USB-Aの変換アダプタが付属


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2台の3.5インチHDDで、RAID 0、RAID 1、JBOD(SPAN)を構築することのできる製品。ドライブの取り付けは、前面のドアから差し込んで閉じるだけと容易です。USBポートはType-Cで、バージョンは高速なUSB 3.2 Gen2(10Gbps)に対応。メーカーによると、2台のSeagate ST16000VN001(16TB)を組み込んでRAID 0を構築し、シーケンシャルリードで470MB/sという速度を計測しているそうです。
付属のケーブルはUSB-C to USB-Aで、USB-C to USB-Aの変換アダプタも付属しているので、USB-C to USB-Cケーブルとしても使うことが可能。冷却性能としては、アルミ製のボディと背面に搭載された冷却ファンにより、HDDの熱を効率的に発散してくれます。
第4位:FFF MAL-352C3R
3.5インチHDD×2台、USB 3.2 Gen2(10Gbps)とUSB-Cに対応、本製品だけで2.5インチにも対応

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2台の3.5インチHDDで、RAID 0、RAID 1、JBOD(SPAN)を構築することができます。USBポートはType-Cで、バージョンは高速なUSB 3.2 Gen2(10Gbps)に対応。メーカーによると、2台のSSDを組み込んでRAID 0を構築し、シーケンシャルリードで785MB/sという速度を計測しているそうです。また、別途マウントアダプタがなくても、2.5インチSSDを設置することができるので(2.5インチでは付属のネジを使用)、この点も好評価です。
背面には冷却ファンが搭載され、内部のドライブが発する熱を逃してクールダウンしくれます。そして、PCの電源をOFFにするとHDDの回転が停止する(ケースの主電源は切れない)「PC 電源連動機能」も搭載しています。
【4/5ベイ】3.5/2.5インチ対応RAIDケース おすすめランキング
次は、4または5ベイで3.5/2.5インチに対応している製品のおすすめをランキング形式で紹介していきたいと思います。こちらは基本的にRAID 3、RAID 5、RAID 10の設定も可能なので、より多様なニーズに対応することができますね。
第1位:Yottamaster PS400RC3
3.5インチHDD×4台、USB-Cに対応、付属トレイは2.5インチも可

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4台の3.5インチHDDで、RAID 0、RAID 1、RAID 3、RAID 5、RAID 10、JBOD(SPAN)を構築することのできる製品。ドライブの取り付けトレイには、変換マウンタを別途用意しなくても、2.5インチのSSDもネジ留めすることができるようになっています。USBポートはType-Cです。
冷却のための機構としては、アルミ製のボディ、背面に搭載された80mmの静音ファン、前面のハニカム型放熱穴、背面のメッシュを搭載。これらによって、内部のドライブを効率的に冷却してくれます。省電力機能としては、一定時間後に自動的にオフになる「オートスリープ機能」を搭載しています。
第2位:ORICO 9848RU3
3.5インチHDD×4台、CLONE(ディスク クローン バックアップ)も、トレイは2.5インチドライブにも対応

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4台の3.5インチHDDで、RAID 0、RAID 1、RAID 3、RAID 5、RAID 10、JBOD(SPAN)を構築することが可能で、さらにCLONE(ディスク クローン バックアップ)も搭載した製品です(ノーマルも含めて8つのモード)。トレイには、2.5インチSSDもそのままネジ留めすることができます。
冷却性能としては、アルミ製のボディ、背面に搭載された80mmの冷却ファンが搭載されています。また、10分間アクセスしないとスリープする「スマートスリープ」にも対応しています。
第3位:Yottamaster FS5RU3
3.5インチHDD×5台、トレイは2.5インチドライブにも対応、自動スリープへの導入時間は変更可

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5台の3.5インチHDDで、RAID 0、RAID 1、RAID 3、RAID 5、RAID 10、JBOD(SPAN)を構築することのできる製品です。ドライブを取り付けるトレイは、そのまま2.5インチSSDにも対応します。
ボディには、放熱性に優れたアルミを採用。また、ケース前後はメッシュ構造、背面には80mmの静音冷却ファンを搭載しているなど、内部の熱を放出するための配慮がなされています。そして、10分間アクセスがない場合には、自動的にスリープする省エネ仕様。スリープに入る時間は変更が可能で、ユーザーのアクセスする頻度に合わせることができます。
第4位:TERRAMASTER D5-310
3.5インチHDD×5台、HDDを縦向きに格納で高さを抑える、背面に2基の冷却ファン

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5台の3.5インチHDDで、RAID 0、RAID 1、RAID 5、RAID 10を構築することのできる製品です。ユニークなのが、HDDを縦向きに収納するようになっていることで、これにより全体の高さを抑えることができています。
冷却機構としては、熱伝導率の高いアルミボディ、背面にある2つの冷却ファンにより、HDDの熱を最大限に発散してくれます。また、一定時間アクセスがない場合には、自動的にスリープする省エネ仕様となっています。
2.5インチ専用RAIDケース おすすめランキング
続きまして、2.5インチ専用RAIDケースのおすすめをランキング形式で紹介していきたいと思います。こちらの製品では、搭載できるドライブ数が基本的に2台となります。やはり、2.5インチはコンパクトなのがメリットなので、台数を増やして外形寸法が大きくなってしまうのは本末転倒ですよね。
そして、2.5インチの“コンパクト”というメリットを活かして、外付けRAIDケースを省スペースで運用しましょう。
第1位:ラトックシステム RS-EC22-U31RA
2.5インチSSD×2台、USB 3.2 Gen2(10Gbps)とUASPモードに対応、ポートはUSB-C

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2台の2.5インチSSDで、RAID 0、RAID 1、JBOD(SPAN)を構築することが可能な製品。USBのバージョンは高速なUSB 3.2 Gen2(10Gbps)に対応し、RAID 0での実測値で850MB/s超を実現しています(メーカー)。USBポートの形状はType-Cで、ケーブルはUSB-C to USB-Aのものと、USB-C to USB-Cのものの2本が付属しています。
冷却のために、ボディには放熱性に優れたアルミを採用。ただし、静音性を重視したファンレス設計となっているので、製品を配置する際には「狭いところに押し込めない」といった配慮が必要でしょう。そして、PCがスリープ・休止状態・電源OFFの場合に、内蔵したHDDの回転を止めて消費電力を抑える機能にも対応しています。
第2位:CHENQIAN K25272
2.5インチSSD×2台、UASPモード対応、アルミボディで放熱、独立した電源で安定動作

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2台の2.5インチSSDで、RAID 0、RAID 1、JBOD(SPAN)を構築することのできる製品です。UASPモードに対応しています。本体のUSBポートはMicro USB 3.0 Type-Bとなっています。
ボディはアルミ製で、フロントの排熱孔も設けられているのでね内部からの発熱を効率的に発散してくれます。また、電源用のMicro USBポートも装備していて、ここから電源を供給すれば、安定した運用が期待できそうです。
第3位:ORICO 8848RC3
12,511円(税込)
2.5インチSSD×4台、USB 3.2 Gen2(10Gbps)とUSB-Cに対応、スタイリッシュなデザイン

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4台の2.5インチSSDで、RAID 0、RAID 1、RAID 3、RAID 5、RAID 10、JBOD(SPAN)を構築できる製品(クリア〔ノーマル〕を含めて7モード)。USBのバージョンは高速なUSB 3.2 Gen2(10Gbps)で、USBポートの形状はType-Cです。
そして、なんと言ってもこのスタイリッシュなデザインが目を引きますよね。MacBookと一緒に使いたくなるのではないでしょうか(きっと、それを意識してますね)。また、冷却のためにアルミボディを採用し、背面には冷却ファンが搭載されています。
M.2 SSD専用RAIDケース おすすめランキング
最後に、M.2 SSD専用のRAIDケースのおすすめをランキング形式で紹介していきます。こちらも、2.5インチと同様、いやそれ以上にコンパクトとなっています。
なお、前述のように、M.2 SSD用のRAIDケースの中にはNVNeかSATA3.0のどちらか一方にしか対応していないものがあるので、よく確認しましょう。
第1位:センチュリー CRBM2NU20G_FP
M.2 SSD×2台、USB3.2 Gen2×2(20Gbps)に対応、USB-Cポート、ヒートシンク形状のアルミボディ

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2台のM.2 SSD(NVNe or SATA接続 ※混在は不可)で、RAID 0、RAID 1を構築することのできる製品です。M.2 SSDの端子は、M-KeyとB & M-Keyに対応しています。USBポートはType-Cで、USBのバージョンは高速なUSB3.2 Gen2×2(20Gbps)に対応。メーカーのテストでは1992.76MB/sという速度を計測しています。
そして、ヒートシンク形状のアルミボディを採用しているので、M.2 SSDからの発熱を効率よく放出してくれます。
第2位:ラトックシステム RS-ECM2-R20G
M.2 SSD(NVNe接続)×2台、USB3.2 Gen2×2(20Gbps)に対応、USB-Cポート

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2台のM.2 SSD(NVNe)で、RAID 0、RAID 1、JBOD(SPAN)の構築が可能な製品。M.2 SSDの端子は、M-KeyとB & M-Keyに対応しています。USBポートはType-Cで、USBのバージョンは高速なUSB3.2 Gen2×2(20Gbps)に対応。メーカーのテストでは1600MB/sという速度を計測しています。
ボディは放熱性に優れたアルミ製で、裏面がヒートシンク形状となっているため、内部の熱をしっかりと放熱してくれます。
第3位:OWC USB4 Express 4M2
M.2 SSD(NVNe接続)×4台、3200MB/sを実現、USB4接続でポートはUSB-C(対応ケーブルが付属)

出典:www.amazon.co.jp
4台のM.2 SSD(NVNe接続)で、「OWC SoftRAID」によってRAID 0、RAID 1、RAID 4、RAID 5、RAID 10を構築できる製品です。これは「ソフトウェアRAID」(RAID用のコントローラーチップを使わずに、ソフトによってRAID機能を実現するもの)になりますが、近年の高いCPUパワーによって快適な動作が可能で、転送速度は3200MB/sを実現しています(メーカー)。
本体のポートはUSB-Cで、接続は高速なUSB4(Thunderbolt、40Gbps)に対応しています。USB-C 40Gbpsケーブルが付属しているので、別途用意する必要はありせん。
ただ、上記のような高い性能のために価格もそれになり高めです。速度にこだわるユーザー向けの製品と言えるでしょう。
おわりに
今回は、SSD/HDDを組み込んでRAIDを構築できるケースを、ドライブのサイズや搭載数などで分けて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
RAIDを組むためには、前述のようなRAIDの種類と特徴を理解し、複数のドライブを用意する必要があるなど少しハードルがありますが、本記事を参考にして是非とも導入し、ひとつ上のレベルでのPCライフを楽しんでみてください。





























