![GRAUGEAR 3.5''インチベイ対応 PCマルチフロントパネルに搭載 3ポートハブ USB 3.2 Gen2 Type-C USB-Cポート、USB 3.0コンピューター用 3.5インチコンピューターシャーシのフロントブラケットに適合[G-MP01]](https://i0.wp.com/m.media-amazon.com/images/I/61yp2bwxmnL._AC_SL1500_.jpg?w=680&ssl=1)
![GRAUGEAR 3.5''インチベイ対応 PCマルチフロントパネルに搭載、4ポートハブ 2 USB-C 10Gbpsと2 USB 3.2 Gen2ポート、コンピューター用、3.5インチコンピューターシャーシのフロントブラケットに適合 [G-MP02]](https://i1.wp.com/m.media-amazon.com/images/I/611B53gkdkL._AC_SL1500_.jpg?w=680&ssl=1)
デスクトップPCでUSBデバイスを頻繁に使う場合、背面のUSBポートだと抜き差しが大変。そんなときに導入したいのが、フロントにUSBポートを増やせる、USBフロントパネルです。
というわけで今回は、USBフロントパネルの選び方について説明したうえで、ECサイトで購入できるおすすめ製品を紹介してみたいと思います。
USBフロントパネルの選び方
![GRAUGEAR 3.5''インチベイ対応 PCマルチフロントパネルに搭載、4ポートハブ 2 USB-C 10Gbpsと2 USB 3.2 Gen2ポート、USB 3.2 Gen 2コンピューター用、3.5インチコンピューターシャーシのフロントブラケットに適合 [G-MP02]](https://i1.wp.com/m.media-amazon.com/images/I/71mO2wpTsqL._AC_SL1500_.jpg?w=680&ssl=1)
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そもそも、USBフロントパネルとは、デスクトップPCの5.25/3.5インチベイに搭載することで、PC前面にUSBポートを増設することのできるパーツになります。
それでは以下に、USBフロントパネルの選び方を見ていきましょう。
搭載するベイのサイズ（3.5インチ/5.25インチ）で選ぶ
USBフロントパネルには大きく3.5インチベイに搭載するものと、5.25インチベイに搭載するものがあります（上の写真が3.5インチベイ用、下の写真が5.25インチベイ用）。なので、PCの空いているベイの大きさを確認して、そこに合った製品を選びましょう。
なお、3.5インチベイ用のものは、以下のような変換マウンタを使用することで、5.25インチベイにも搭載できるようになります。
USBのバージョンとマザーボードのコネクタを確認
USBのバージョンは基本的に3.2 Gen1、高速転送が必要なら3.2 Gen2
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現在市販されているUSBフロントパネルのポートのバージョンは、基本的には3.2 Gen1（信号速度5Gbps、データ転送速度500MB/s。理論値、以下同）となっています。ただし、中にはUSB 3.2 Gen2（信号速度10Gbps、データ転送速度1,000MB/s）に対応しているものもあります。
なので、USBポートに、たとえば外付けケースに入れたM.2 SSD（PCIe3.0×4/NVMeのものはリード3,400MB/s・ライト3,000MB/sなど、PCIe4.0×4/NVMeのものはリード7,000MB/s・ライト5,000MB/sなど、PCIe5.0×4/NVMeはリード12,400MB/s・ライト11,800MB/sなど）を接続して使用するなど、かなりの転送速度が求められる場合には、USB 3.2 Gen2に対応したUSB増設カードにするのが良いですね。
現在、一般的に使用されているUSBのバージョンには、2.0、3.0、3.1、3.2があり、3.1と3.2にはGen1とGen2があって、さらに名称変更だけされて転送速度は変わらないなど、非常にややこしいのですが、まとめると次のようになります。
| USB 2.0 | |||||
| USB 3.0 | USB 3.1 Gen1 | USB 3.2 Gen1 | |||
| USB 3.1 Gen2 | USB 3.2 Gen2 | ||||
| USB 3.2 Gen2×2 |
マザーボードのコネクタはUSB 3.2 Gen1は19ピン、USB 3.2 Gen2はKey A
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USBフロントパネルのケーブルのコネクタは、USB 3.2 Gen1は19ピン、USB 3.2 Gen2はKey Aとなっています。なので、搭載予定のPCのマザーボードに、対応するコネクタがあるかどうかを確認しましょう。
なお、最近のマザーボードではUSB 3.2 Gen2のKey Aコネクタが搭載されていますが、少し前のマザーボードだとUSB 3.2 Gen1の19ピンしかないものもあります。
USB-Cポートが搭載されているものが◎
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製品の中には、コネクタが新しい形状となったUSB Type-C（USB-C）ポートを採用しているものもあります（上の写真では、一番右にあるのがUSB-Cポート）。USB-Cを採用した周辺機器は既に一般的になっていますので、USB増設カードもやはりUSB-Cに対応したものにするのが良いですね。
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左がUSB-A、右がUSB-C
USB-Cのコネクタは、従来のUSB Type-A（USB-A）よりもサイズが小さくなっています。また、USB-Cは上下左右が対照の形状であるため、向きを気にせずに接続できます（USB-Aでは「向きが逆で差し直し」ということがよくありましたが、USB-Cでは解消！）。
搭載しているUSBポートの数を確認
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搭載しているUSBポートの数は、USBフロントパネルによってもちろん異なっていて、少ないものだと2ポート、多いものだと8ポートあるものもあります。なので、自分の用途からしてUSBポートがどれくらい必要なのかを考慮して製品を選びましょう。
付加機能（SDカードリーダー、オーディオ用ポートなど）も考慮しよう
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USBフロントパネルの中には、USBポートだけでなく、SDカードリーダーやオーディオ出力ポート・マイク入力ポートを搭載しているものもあります。なので、こうした機能も必要なのかを考慮して製品を選びましょう。
![Doaemunp USB 3.0 2ポート 3.5インチフロントパネルUSBハブ（HDオーディオ出力ポート1個／マイク入力ポート1個／USB 3.1 Type Cポート1個）デスクトップ用 [ 20ピンコネクタ＆オーディオコネクタ＆60cmアダプタケーブル]](https://i0.wp.com/m.media-amazon.com/images/I/510AmDVHI7L._AC_SL480_.jpg?w=680&ssl=1)
【3.5インチベイ用】USBフロントパネルおすすめ製品
それではここから、USBフロントパネルのおすすめ製品を紹介していきたいと思います。まずは、3.5インチベイ用の製品を紹介し、その次に5.25インチベイ用の製品を紹介していきます。
なお、前述のように、3.5インチベイ用のものは、以下のような変換マウンタを使用することで、5.25インチベイにも搭載できるようになります。
アイネックス 3.5-5インチ変換マウンタ HDM-07C
1,375円（税込）
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GRAUGEAR G-MP01
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【USB 3.2 Gen1、USB-A×2、USB-C×1】過不足のないスペックで間違いのない製品
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USBのバージョンは3.2 Gen2（10Gbps）でケーブルのピンコネクタはKey A、搭載されているUSBポートはUSB-A×2、USB-C×1という製品（USBポートのうちUSB-Cが3.2 Gen2）。USB 3.2 Gen2でこのスペックなら、USB-AポートとUSB-Cポートの両方があるので、この製品を入手すれば間違いなし、という感じですね。
GRAUGEAR G-MP02
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【USB 3.2 Gen1、USB-A×2、USB-C×2】4つのUSBポートの全てがUSB 3.2 Gen2（10Gbps）に対応
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USBのバージョンは3.2 Gen2（10Gbps）、搭載されているUSBポートはUSB-A×2、USB-C×2です。この4つのUSBポートの全てがUSB 3.2 Gen2に対応しています。「とにかく遅いのは嫌だ！ USB 3.2 Gen2（10Gbps）でないと無理！」という速度至上主義のユーザーなら要注目です。
それから、電源供給はペリフェラル4ピンで、電源供給用のSATA 15ピン to ペリフェラル4ピン変換ケーブルが付属しています。
ULYRIS 多機能フロントパネル（912UL728198）
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【USB 3.2 Gen1、USB-A×2、USB-C×1】SD/micoSDカードリーダーを内蔵
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USBのバージョンは3.2 Gen1（5Gbps）、搭載されているUSBポートはUSB-A×2、USB-C×1という製品。そして、SD/micoSDカードリーダーを内蔵しているのが特徴です。なので別途、同カードリーダーを用意する必要がなくなります。SD/micoSDカードリーダーもそれなりの価格なので、それを内蔵しているこの製品はコスパが良いと言えます。
それから、電源供給はSATA 15ピンで、そのためのペリフェラル4ピン to SATA 15ピン変換ケーブルが付属しています。
Cablecc U3-096
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【USB 3.2 Gen1、USB-A×4】USBポートが4つのシンプルな製品、コスパ優先ならコレ！
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USBのバージョンは3.2 Gen1（5Gbps）、搭載されているUSBポートはUSB-A×4という製品。とてもシンプルな機能のみで、その分価格が抑えられているので、「とりあえずフロントにUSBポートが欲しい」といった場合に適応しますね。
それから、電源供給はペリフェラル4ピンで、電源供給用のSATA 15ピン to ペリフェラル4ピン変換ケーブルが付属しています。
Richer-R USBフロントパネル 2ポート
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【USB 3.2 Gen1、USB-A×2】2ポートのみでフロントスッキリ、電源は19ピンからで内部配線も必要最低限
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USBのバージョンは3.2 Gen1（5Gbps）、搭載されているUSBポートはUSB-A×2という製品。USB-Aが2ポートのみなので、この製品でUSBを増設した場合でも、PCのフロントをスッキリさせることができます。
そして、電源供給はUSBを接続する19ピンから行う仕様で、別途電源ケーブルは必要ありません。なので、PCケース内部の配線もスッキリさせることができますね。
BlueFire CW51-BF-2-JP-123
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【USB 3.2 Gen1、USB-A×2】HDオーディオコネクタを搭載
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USBのバージョンは3.2 Gen1（5Gbps）、搭載されているUSBポートはUSB-A×2という製品。そして、大きな特徴としてHDオーディオコネクタを搭載していることがあげられます。ヘッドホンやスピーカー、マイクを頻繁に抜き差しするユーザーの場合、これらのポートがフロントにあるとかなり便利になりますね。
それから、電源供給はUSBを接続する19ピンから行う仕様で、別途電源ケーブルは不要となっています。
【5.25インチベイ用】USBフロントパネルおすすめ製品
続きまして、5.25インチベイ用のUSBフロントパネルのおすすめ製品を紹介していきたいと思います。
5.25インチベイ用なので、製品の外形寸法が大きく、前面の面積が多いので、たくさんのポートを搭載したものがありますよ。
Dovhmoh 513699
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4,165円（税込）
【USB 3.2 Gen2・USB 3.2 Gen1・USB 2.0、USB-A×4、USB-C×1】USB-Cポートが1つとUSB-Aポートは4つ（USB 2.0ポートもあり）
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USBのバージョンは3.2 Gen2（10Gbps）と3.2 Gen1（5Gbps）と2.0（480Mbps）、搭載されているUSBポートはUSB-A×4、USB-C×という製品。USB-Cポートは3.2 Gen2で、USB-Aポートのうち2つは3.2 Gen1で残り2つが2.0になります（マザーボードに接続するケーブルは3本で、ピンコネクタはそれぞれKey A、19ピン、9ピン）。
USB 2.0は速度が遅いですが、マウスやキーボード、スキャナー、プリンターなど転送速度が求められないデバイスを接続するには問題ありません。なので、使用するUSBデバイスを踏まえて、この製品を選ぶの良いですね。
それから、電源供給はUSBを接続するそれぞれのケーブルから行う仕様なので、別途電源ケーブルは必要ありません。
VBESTLIFE 多機能 PCフロントパネル
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【USB 3.2 Gen1、USB-A×4、USB-C×1】多種多様なカードリーダーを内蔵、eSATAポートも搭載
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USBのバージョンは3.2 Gen1（5Gbps）、搭載されているUSBポートはUSB-A×3、USB-C×1という製品。そして、SD/microSD、MS、CF、XDカードリーダー（USB 2.0接続）を内蔵し、さらにeSATAポートまで搭載しています（USBポートのケーブルのピンコネクタは19ピンで、カードリーダーはUSB 2.0の9ピン。eSATAのケーブルは、マザーボードのSATAポートに接続）。電源供給は、それぞれのケーブルから行う仕様です。
これだけの機能が盛り込まれていれば、誰がどんなメディアを持ってきても一通り対応できそうですね。いざという時に役立つ製品と言えるでしょう。
JSER USB 3.0ハブ4ポートフロントパネル
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【USB 3.2 Gen1、USB-A×4】USB-Aポートが4つのシンプルな製品、コスパ優先で選ぶ
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USBのバージョンは3.1 Gen1（5Gbps）、搭載されているUSBポートはUSB-A×4という製品。電源供給はペリフェラル4ピンで、電源供給用のSATA 15ピン to ペリフェラル4ピン変換ケーブルが付属しています。
USBフロントパネルとしての基本的な機能のみを備えた、とてもシンプルな製品で、それが価格にも反映されているので、コスパ重視の場合に選びたいですね。
SimlugUSBフロントパネル 8ポート
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【USB 3.2 Gen1、USB-A×8】5.25インチベイの大きさを活かしてUSB-Aが8ポートも！
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USBのバージョンは3.2 Gen1（5Gbps）、搭載されているUSBポートはUSB-A×8という製品。5.25インチベイの大きさを活かし、USB-Aポートを8基も搭載しているので、「とにかくUSBデバイスをたくさん接続したい」というニーズに対応します。
そして、電源供給はペリフェラル4ピンで、電源供給用のSATA 15ピン to ペリフェラル4ピン変換ケーブルが付属しています。
Acouto USB 3.0フロントパネル HDオーディオ
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【USB 3.2 Gen1・2.0、USB-A×4】HDオーディオコネクタを搭載
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USBのバージョンは3.2 Gen1（5Gbps）と2.0（480Mbps）、搭載されているUSBポートはUSB-A×4という製品。USB-Aポートのうち2つは3.2 Gen1で残り2つが2.0になります（マザーボードに接続するケーブルは2本で、ピンコネクタはそれぞれ19ピン、9ピン）。USB 2.0はマウスやキーボード、スキャナー、プリンターなど、速度が遅くても構わないデバイス向けです。
そして、HDオーディオコネクタを搭載しているのが特徴です。ヘッドホンやマイクなどを使用するケースが多いなら、そのためのポートはフロントに欲しいですよね。
それから、電源供給のためのペリフェラル4ピンのメスが基板上にあります。ここに、電源ユニットからペリフェラル4ピンの電源ケーブルを接続することになります。
Wisoqu USBフロントパネル 5.25インチ3.5インチ
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3,156円（税込）
【USB 3.2 Gen1、USB-A×3、USB-C×1】5.25インチ変換マウンタとのセット
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USBのバージョンは3.2 Gen1（5Gbps）、搭載されているUSBポートはUSB-A×3、USB-C×1という製品。製品自体は3.5インチ用で、5.25インチへの変換マウンタがセットになっています。PCのパーツ構成に合わせて変換マウンタを使ったり、使わなかったりして、フレキシブルに使い回しができますね。
電源供給はSATA 15ピンで、電源供給用のペリフェラル4ピン to SATA 15ピン変換ケーブルが付属しています。
おわりに
今回は、PCの3.5/5.25インチベイに搭載するUSBフロントパネルのおすすめ製品を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？
PCを長く使っていると、USBデバイスが増えていきがちですが、これがなかなか捨てられないこともありますよね。そんなときには、本記事を参考にしてUSBフロントパネルを導入し、手持ちのUSBデバイスを存分に活かしてくださいね。
