5000mAhモバイルバッテリーおすすめ11選／コンパクト スマホ1台分

出典：www.amazon.co.jp

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　勤務先や学校などでスマホなどのバッテリー切れを起こさないために便利なのが、モバイルバッテリーですね。そんな日常使いにちょうど良いのが、5,000mAhの小型モバイルバッテリーです。

　そこで今回は、5,000mAhの小型モバイルバッテリーを選ぶ際のポイントをいくつか説明してから、おすすめの製品をいくつか紹介したいと思います。

そもそも「5,000mAh」って、どれくらいなの？

　選び方の前に、まずは「5,000mAh」がどれくらいのものなのかについて見ていきます。
 

5,000mAhはスマホを約1回充電できて日常使いに最適

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　バッテリーの容量を表す単位は「mAh（ミリアンペアアワー、ミリアンペア時）」。この「Ah」は「電流（A）×時間（h）」という意味で、5,000mAhのバッテリーなら「5,000mAの電流を1時間流せる」ということになります。

　そして、バッテリーの容量と、スマホに充電できる回数の目安は、次のようになります（使用状況等により、実際の充電回数は異なります）。

　このように、5,000mAhのモバイルバッテリーは、スマホに約1回の充電をすることができます。なので、常にカバンの中に入れておいて、もしスマホの充電が切れた場合にそのモバイルバッテリーで充電する、という感じで使うことができます。
 

5,000mAhは小さく、軽く、薄いので持ち運びやすい

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　モバイルバッテリーは、容量が大きくなれば外形寸法も大きくなり、重量も増えています。もちろん、容量が大きい方がいざというときの安心感はあるかもしれませんが、そのためにいつも大きくて重いモバイルバッテリーを持ち歩くのは、やはりしんどいですね…。

　その点、5,000mAhのモバイルバッテリーは小さく、軽く、薄いものが多いので、そこまで邪魔にならず、重さも苦になりません。なので、常にカバンの隅に入れておくという使い方ができます。

 

5000mAh程度の小型モバイルバッテリーの選び方

　ここからは、5,000mAhの小型モバイルバッテリーを選ぶ際のポイントを見ていきます。
 

USB-Cポート搭載 & USB PD対応の製品がおすすめ

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　モバイルバッテリーに搭載されているUSBポートの種類には、USB Type-A（USB-A）、USB Type-C（USB-C）、microUSB（USB micro B）があります。

■USB-A
　最も一般的で、「USB」と言うとこのUSB-Aを示す場合もあります。

■microUSB
　既に廃れつつあります（搭載している製品もありますが、ほぼ互換性のため）。なので、microUSBにこだわる必要はありません。

■USB-C
　比較的新しい規格で、既に一般的になっていますね。また、モバイルバッテリーに搭載されているUSB-Cの多くはUSB PD（USB Power Delivery）に対応し、18Wや20Wなどの高出力によって従来よりも速い充電が可能です（出力W数は製品によって異なります。詳しくは後述）。

　なので、これから購入するならUSB-Cポートが搭載されている製品が良いでしょう。ただし、少し古い製品の中には「USB-Cは搭載しているが、USB PDには対応していない」というものもあるので、この点は要確認です。

　なお、USB-Cポートが搭載されているモバイルバッテリーは「基本的にUSB-Aポートが搭載されていて、さらにUSB-Cポートも搭載されている」という仕様となっています。なので、USB-AポートとUSB-Cポートの両方を使えば、2つのデバイスを同時に充電することができます。

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出力W（ワット）が大きいほど速い充電が可能

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　バッテリーの出力を表す単位は「W（ワット、仕事量）」で、製品によって18W、20Wなどと違っています。そして、この数値が大きいものほど速く充電できるので、充電時間を短縮したいなら、なるべく出力W（ワット）の大きいモデルを選びましょう。

　なお、一部では、W（ワット）ではなく「A（アンペア）」で示している場合もあります。「電圧（V）×電流（A）＝電力（W）」なので、たとえば5V×2.4A＝12Wということです。
 

 

入力W数（モバイルバッテリーへの充電性能）も重要

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　出力と同じくらい重要なのが、バッテリー本体への充電（入力）速度です。こちらも出力と同様に、「W（ワット、仕事量）」の大きさで決まります。

　入力W（ワット）が大きいと充電が早く終わるので、たとえば何か別のことをしている間に「あっ、もう終わってる」という感じになって、モバイルバッテリーをすぐに使えるようになります。やはり使いたいときに使えるというのは、余計なストレスがなくなって快適になるので、この点は要チェックですね。
 

 

薄型タイプ・スティックタイプなども考慮しよう

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　モバイルバッテリーの中には、携帯性を考慮して、薄型タイプやスティックタイプなどの製品が出ています。なので、自分がよく利用するシーン（たとえば「パンツのポケットに入れる」、「カバンの隙間に書類と重ねて入れる」など）を思い出して、それに適したタイプのものを選びましょう。

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USBケーブル・コンセントプラグ・LEDライトなどを内蔵している製品も考慮しよう

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　モバイルバッテリーには、USBケーブルやコンセントプラグ、LEDライトなど、付加的な機能を有しているものがあります。こうした機能を有した製品なら、その機能のためのデバイスを別途携帯しなくても済むので、利便性が高まりますね。

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【シンプル機能】5,000mAhモバイルバッテリー おすすめ

　ここからは、5,000mAhモバイルバッテリーのおすすめ製品を紹介していきたいと思います。

　まずは、付加機能のないシンプルな製品を紹介し、その後に付加機能のある製品と続きます。

 

第1位：CIO SMARTCOBY SLIM 20W

 

【USB-Cポート×2、USB PD対応、最大出力20W、最大入力18W】薄くて軽い、パススルーに対応、LEDで残量表示

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　外形寸法がカードと同じくらいの約88×60.8×12.11㎜という製品。スマホと重ね持ちしやすいサイズ感となっています。そして、USB-Cポートを2基搭載し、USB PD（最大出力20W、最大入力18W）にも対応しています。

　残量はLEDで％表示してくるので、使い勝手がよさそう。また、パススルー充電（バッテリー本体の充電をしながら、他のデバイスの充電も行う）にも対応しています。
 

第2位：Xiaomi 20W Ultra Slim

 

【USB-Cポート×2、USB PD対応、最大出力20W、最大入力18W】カードスタイル、滑らかでメタリックな光沢

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　ユニークなカードスタイルの製品で、外形寸法は113×53×10㎜となっています。また、NCVM表面処理によって、滑らかでメタリックな光沢が洗練された印象です。

そして、USB-Cポートを2基搭載し、USB PD（最大出力20W、最大入力18W）にも対応しています。Xiaomi 14 Ultraの急速充電に対応していて、わずか30分間で最大37％の充電をすることができます。本製品への満充電は、最短1.75時間で可能です。
 

第3位：CREPHA モバイルバッテリー

 

【USB-Cポート×1、USB-Aポート×1、USB PD対応、最大出力20W、最大入力18W】残量をLEDで％表示、コンパクトなサイズ感

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　スティックに近い形状のモバイルバッテリーで、外形寸法は79×25×38㎜です。この形とサイズ感なら、カバンの隙間などに入れて持ち運びやすいですね。残量はLEDで％表示してくれるのが分かりやすいです。

　USBポートはUSB-CとUSB-Aを搭載しています。USB-CはPD対応で、最大出力20W、最大入力18W。そして、USB-Aもあるので、従来のUSBケーブルも活かせます。

　紹介しているのはピンクで、他のカラーバリエーションとしてグリーン、パープルもあります。
 

第4位：MOTTERU MOT-MB5001-ECAM

 

【USB-Cポート、USB-Aポート、USB PD対応、最大出力20W、最大入力20W】低電流モード搭載、USB-C to USB-Aケーブルとオリジナルポーチ付属

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　コロンとして持ちやすいデザインで、重量は「食パン4枚切り1枚分の軽さ」の約98g（メーカー）という製品です。USB-CポートとUSB-Aポートを搭載し、前者はPD対応で最大出力20W／最大入力18W、後者は最大出力18Wです。本体と同色のUSB-C to USB-Aケーブルと、オリジナルポーチが付属します。

　また、Bluetoothイヤホンなど充電電流の小さいデバイスを最適な電流で充電することができる低電流モードを搭載しています（ボタンを5秒以上長押しで、低電流モードになります）。

　紹介しているのはアーモンドミルクで、他のカラーバリエーションとして、シェルピンク、パウダーブルー、ピスタチオ、ペールアイリス、ラテグレージュもあります。
 

 

第5位：エレコム DE-C17L-5000BK

 

【USB-Cポート、USB PD対応、最大出力18W、最大入力15W】低電流モードを搭載、キズが付きにくい凹凸加工

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　USB PDに対応した製品で、USB-Cポートから最大18Wで出力し、同ポートで最大15Wの入力ができます（15WのUSB PD充電器を用いた場合、約1時間30分でモバイルバッテリー本体への充電が完了します）。

　そして、Bluetoothイヤホンなど充電電流の小さいデバイスを最適な電流で充電することができる低電流モードを搭載しています（ボタンを3秒以上長押しで、低電流モードになります）。また、表面はキズが付きにくい凹凸加工となっています。
 

第6位：オウルテック OEC-LPB5018-BK

 

【USB-Cポート、USB PD対応、最大出力20W、最大入力18W】丸みが特徴の外観、手触りの良いラバーコーティング、パススルー充電にも対応

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　外観としては、コロッとした丸みが特徴です。全体にラバーコーティングが施されているので、べたつかないサラサラ感で、手触りが良くなっています。そして、USB PDに対応し、USB-Cポートから最大20Wで出力し（iPhone 15のバッテリーの最大50％を30分で充電可能）、同ポートで最大18Wの入力ができます。

　また、パススルー充電（バッテリー本体の充電をしながら、他のデバイスの充電も行う）にも対応しているので、時間がないときなどに便利ですね。

　紹介しているのはブラックで、他のカラーバリエーションとしてホワイト、オーロラ、オーロラピンクもあります。

 

【付加機能あり】5,000mAhモバイルバッテリー おすすめ

　続きまして、5,000mAhモバイルバッテリーで付加機能のある製品のおすすめを紹介していきたいと思います。

 

第1位：Anker Nano Power Bank

 

【USB-C一体型（折りたたみ式）、USB-Cポート、USB PD対応、最大出力22.5Wまたは18W、最大入力18W 】USB-Cプラグ一体型でケーブルレス充電、パススルー機能搭載

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　折りたたみ式のUSB-Cプラグが一体型になった製品。なのでケーブルレスでの充電が可能です。USB-Cプラグは、根元が少し長い形状となっているので、スマホにケースを着けたままでも充電をすることができます。USB PDに対応し、最大18W（Huaweiの一部のモデルでは最大22.5W）で出力し、最大18Wの入力ができます

　また、パススルー充電（バッテリー本体の充電をしながら、他のデバイスの充電も行う）にも対応しています（パススルー時の最大出力は15W）。

　紹介しているのはブラックで、他のカラーバリエーションとしてグリーン、グレイッシュブルー、パープル、ピンク、ブルー、ホワイトもあります。
 

第2位：UGREEN PB506

 

【USB-Cケーブル直付け、USB-Cポート、USB PD対応、最大出力22.5Wまたは20W、最大入力20W】プラグ直付け・ストラップのようにも使える、LEDディスプレイ残量表示、低電流モード

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　USB-Cポートに加えて、USB-Cケーブルが直付けされた製品です。このUSB-Cケーブルが秀逸で、本体の溝にはめ込むことで、USB-Cプラグ直付けのようにして、スマホにピッタリくっつけながら充電することができます。このとき、ケーブルはストラップのような感じになるので、持ちやすくもなります。

USB PDに対応し、出力は最大20W（Huaweiの一部のモデルでは最大22.5W）、入力も最大20Wです。パススルー充電（バッテリー本体の充電をしながら、他のデバイスの充電も行う）にも対応し、残量はLEDディスプレイで％表示してくれます。
 

第3位：Anker Power Bank（Fusion 30W）

 

【USB-Cケーブル直付け、USB-Cポート、最大出力22.5Wまたは20W、最大入力10.5W】コンセントプラグ（折りたたみ式）一体型でUSB充電器（30W）としても使える、LEDで残量表示

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　コンセントプラグ（折りたたみ式）一体型で、USB充電器（30W）としても使える製品です。また、USB-Cケーブルが直付けされていて、これがストラップのようになるので、手に持ちやすいでしょう。USB PDに対応し、出力は最大20W（Huaweiの一部のモデルでは最大22.5W）、入力は最大10.5Wとなっています。
　外形寸法は約83×50×31㎜（コンセントプラグ部を除く）という小型デザインなので、ポーチやミニバッグなどにもすっぽり収まります。また、LEDディスプレイが搭載されていて、残量を％で表示してくます。

　紹介しているのはブラックで、他のカラーバリエーションとしてグリーン、パープル、ピンク、ブルー、ホワイトもあります。
 

第4位：エレコム NESTOUT

 

【USB-C 最大出力15W、最大入力12W】アウトドアに適した防塵・防水機能IP67、低電流モードに対応、USB-Aポートも

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　防水・防塵タイプのモバイルバッテリーで、IP67（粉塵が内部に侵入しない。一定の水圧で一定時間〔30分間〕水中に浸かっても有害な影響がない）に対応した製品。耐衝撃設計にもなっているので、キャンプなどのアウトドアに持ち出して使うのに適しています。また、底部にはカメラネジ規格の1/4インチねじ穴があり、三脚などの取り付けもできます。

　USBポートはUSB-CとUSB-Aの2つがあり、出力はそれぞれ最大15Wと12W（2ポート合計で15W）です。低電流モードにも対応し、充電電流の小さいデバイスでも最適な電流で充電することができます。

　紹介しているのはブラックで、他のカラーバリエーションとしてオリーブ、グレー、サンドベージュ、マスタードもあります。
 

第5位：エレコム DE-C35L-5000BK

 

【USB-C、最大出力12W、最大入力12W】カラビナ一体型、防塵・防水機能はIP44、コネクターキャップが付属

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　カラビナ一体型のモバイルバッテリーで、バッグやベルトなどに掛けて使うと便利そうです。防水・防塵性能もあり、IP44（直径または厚さが1.0㎜を超える固形物が内部に侵入しない。すべての方向からの水の飛沫を受けても有害な影響がない）となっていて、シリコンクッションで衝撃を吸収するので、アウトドアでも活用できそう。USBケーブルの端子を守る、コネクターキャップも付属しています。

　USBポートはUSB-Cで、最大出力12W、最大入力も12Wとなっています。ただし、USB PDには非対応です。

　紹介しているのはブラックで、他のカラーバリエーションとしてベージュ、ライトグレーもあります。

 

おわりに

　今回は5,000mAhのモバイルバッテリーのおすすめ製品を、付加機能の“あり”“なし”別で紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？

　スマホのバッテリーが切れたときのあの孤独感・絶望感は、本当につらいものがあります。それを二度と味わいたくない人は、上記を参考にして5,000mAhのモバイルバッテリーを入手し、そっとカバンの隅に入れておいてくださいね。