



iPhone14で音楽を聴くときなどには、完全ワイヤレスイヤホン(左右のイヤホンもケーブルで繋がっていないタイプ)が便利ですが、たくさんの製品があって選ぶのが難しいですよね。
というわけで今回は、iPhone14対応の完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ際に確認しておきたい点について解説しつつ、コスパに優れた1万円以下の製品のおすすめを紹介していきたいと思います。
1万円以下 iPhone14用「AAC」完全ワイヤレスイヤホンの選び方
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それでは早速、iPhone14用の完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ際のポイントを説明していきたいと思います。
iPhone用のコーデック「AAC」の製品にする
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完全ワイヤレスイヤホンは、スマホやオーディオプレイヤーなどとBluetoothで接続するのですが、音楽データはそれなりの量があるため、圧縮する必要があります。このデータ圧縮の方式が「コーデック」です。コーデックには、以下のようにいくつも種類があります。
種類 | 特徴 | 情報量 |
---|---|---|
SBC (SubBand Codec) |
Bluetoothイヤホンが基本として対応する標準コーデック。故に、対応する機器が多い。ただし、以下のようなデメリットがある。
・送信時にタイムラグが発生し、音の遅延がある。
・高音域がカットされ、音質が低下する。
・無音時にノイズが発生する。
|
48kHz/16bit 192kbps(328kbpsのものもあり) |
AAC (Advanced Audio Coding) |
主にiPhoneシリーズで採用されている。 SBCより低遅延で高音質。 |
48kHz/16bit 非公開(256kbps程度) |
aptX | Androidスマホの一部で採用されている。 SBCより低遅延で高音質。 |
48kHz/16bit 384kbps |
aptX LL | Androidスマホの一部で採用されている。 aptXと同音質で、より低遅延(Low Latency) aptXの製品と互換性あり。 |
48kHz/16bit 384kbps |
aptX HD | Androidスマホの一部で採用されている。 aptXと同じく低遅延で、より高音質(ハイレゾ対応)。 aptXの製品と互換性あり。 |
48kHz/24bit 576kbps |
aptX Adaptive | Androidスマホの一部で採用されている。 電波環境に応じて、音質や遅延性能を自動で可変(Adaptive)。 aptX HDよりも、さらに高音質(ハイレゾ対応)。 aptX、aptX HDの製品と互換性あり(aptX LLとは互換性なし。aptX LLの方がより低遅延)。 |
96kHz/24bit 最大420kbps(最新チップでは最大620kbps) |
LDAC | SONYの独自規格で、最新のXperiaシリーズで採用されている。 高音質(ハイレゾ対応)。 |
96kHz/24bit 990kbps |
もし、高音質なコーデックに対応している完全ワイヤレスイヤホンを購入しても、自分のスマホが対応していなければ「SBC」で接続されてしまい、宝の持ち腐れに…。そのため、iPhone14の場合は「AAC」に対応した製品を選びましょう。
音質をチェックする際のポイントを把握しよう
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これはイヤホン全般に言えることですが、やはり音質が最も気になるところではないでしょうか。「何となくこれが気に入った」というのもアリなのですが、ポイントを抑えて聴くと、また違った印象になることもあります。なので参考として、音質チェックのポイントを以下にいくつかあげてみます。
なお、他の人がどんなに“良い”と言ったとしても、最終的には個人の好みで決まるので、気に入ったものを選んでくださいね。

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イヤホンのスペックに「ドライバーユニット」という項目がありますよね。これは、送信された電気信号を、磁石とコイルを用いて振動に変換し、振動板を揺らして音を再現する構成部品(ユニット)のことです。一般的に、イヤホンに採用されてるものには、「ダイナミック型」と「BA(バランスド・アーマチュア)型」があります。
「ダイナミック型」は、サイズと低域が比例して、大きい方がより低域に迫力のある音になると言われています。
「BA(バランスド・アーマチュア)型」はコンパクトサイズで、中~高域を繊細でクリアに表現するのに長けています(元々は補聴器などで使用されていたもの)。その分、低域の迫力は少し弱めとなる傾向が…。なので、「ダイナミック型」と組み合わせて、低域を補っているものもあります。
形状は「カナル型」が遮音性が高い
イヤホンの形状には、大きく「カナル型」と「インナーイヤー型(オープンタイプ)」の2つがあります。
カナル型:遮音性が高く、音漏れしにくい
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シリコンなどでできたイヤーピースを、耳の中に挿入して使用するタイプです。メリットとしては、遮音性が高い(周囲の騒音をより遮断し、音漏れが少ない)、低音に迫力が増す、繊細な音の表現に優れる、などがあります。ただし、デメリットとして、閉塞感があります(これを不快に感じるかは、人によります)。
インナーイヤー型(オープンタイプ):音漏れしやすい
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耳介(外に張り出している部分)に挟んで使用するタイプです。「オープンタイプ」ともいいます。メリットとしては、空気感の表現に優れる(特にアコースティック)、カナル型のような閉塞感がない、などがあります。ただし、デメリットとして、やや低音に弱く、音漏れが多くなります。
このように、どちらもメリット/デメリットがありますが、使用時に周囲に迷惑をかけないよう、遮音性の高い「カナル型」をおすすめしようと思います。それに、カナル型の製品が圧倒的に多いですからね。
騒音を打ち消す「アクティブノイズキャンセリング機能」が秀逸
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「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」とは、搭載されたマイクで周囲の騒音を拾い、それと逆位相の音を発生させることで騒音を打ち消す機能で、音楽再生時に効果があります。電車やバスの中など騒音に囲まれたシーンでイヤホンを使うときには、この機能があると便利です。
また、アクティブノイズキャンセリング機能が搭載している製品には、基本的に、駅のアナウンスや他の人の声などの外音を取り込む機能も備えています。
こちらは、イヤホンを耳栓のような形状にして、物理的に遮音性を高めるものです。前述した「カナル型」は、この「パッシブノイズキャンセリング」に当たります。
「CVCノイズキャンセリング」や「ENCノイズキャンセリング」は通話用!!
製品説明にある「CVCノイズキャンセリング(CVC:Clear Voice Capture)」や「ENCノイズキャンセリング(ENC:Environment Noise Cancellation)」というのは、通話用のノイズキャンセリング機能です。つまり、音楽用ではありません。ここを勘違いしないようにしましょう。
ちなみに、「CVCノイズキャンセリング」の上位技術が、「ENCノイズキャンセリング」です。
防塵・防水仕様の製品なら、安心して気軽に使える
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製品のスペックにある「IP64」といった表記で示しているのが、防塵・防水の等級。「IP」に続く次の数字が防塵の等級で、その次の数字が防水の等級です。「IP64」では、防塵等級が6級、防水等級が4級、ということになります。
防塵テストは未実施で、防水等級の4級だけの場合は「IPX4」というように、「X」を入れて表記します。
そして、多くの製品が「IPX4」(いわゆる「生活防水」)となっているので、これが製品を選ぶ際のひとつの基準になるかと思います。
防水・防塵の等級がより高い製品は、埃の多い場所や、急に雨が降ってきた場合などでも安心なので、神経質にならずに気軽に使うことができますね。
各等級の種類と概要は、IEC(国際電気標準会議)とJIS(日本工業規格)によって、次のように定められています。
防塵等級 保護等級 種類 概要 6 耐塵形 粉塵が内部に侵入しない。 5 防塵形 粉塵が内部に侵入することを防止する。少量の粉塵が侵入しても、動作に支障をきたさない。 4 1.0㎜より大きい固形物に対する保護 直径または厚さが1.0㎜を超える固形物が内部に侵入しない。 3 2.5㎜より大きい固形物に対する保護 直径または厚さが2.5㎜を超える固形物が内部に侵入しない。 2 12.5㎜より大きい固形物に対する保護 直径12.5㎜を超える固形物や人体の指先、または80㎜以下の体の一部などが内部に侵入しない。 1 50㎜より大きい固形物に対する保護 50㎜を超える固形物や人体の手足などが内部に侵入しない。 0 無保護 特に保護はされていない状態。
防水等級 保護等級 種類 概要 8 水没に対する保護 連続的に水中に置いても有害な影響がない。水没の条件については製造者が規定する。原則的に密閉構造であること。 7 水中への浸漬に対する保護 一定の水圧で一定時間(30分間)水中に浸かっても有害な影響がない。 6 波浪に対する保護 波浪、またはすべての方向から強いいきおいの水流を受けても有害な影響がない。 5 噴流水に対する保護 すべての方向からいきおいのある水流を直接当てても有害な影響がない。 4 飛沫に対する保護 すべての方向からの水の飛沫を受けても有害な影響がない。 3 噴霧水に対する保護 鉛直から60°以内の範囲で水滴が噴霧状に落下しても有害な影響がない。 2 15°傾斜したときに落下する水に対する保護 対象物が正常な取り付け位置から15°以内の向きで傾いているとき、鉛直に落下する水滴を受けても有害な影響がない。 1 滴下する水に対する保護 鉛直(重力の働く方向)に落下する水滴を受けても、有害な影響がない。 0 無保護 特に保護はされていない状態。
シーンに応じたバッテリー持続時間(連続再生時間)の製品に
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完全ワイヤレスイヤホンは、内蔵されたバッテリーから電源を取ることで使用できるようになります。バッテリーの持続時間は製品によって異なり、おおまかには充電時間が2時間で、5~8時間くらいは連続再生できます。
ですので充電のタイミングと、たとえば通勤電車の中で使用するのか、ランニングのときに使用するのか、そしてその時間はどれ位なのか、といったシーンと時間を想定して製品を選ぶと良いでしょう。
また、製品の中には、たとえば「15分の充電で3時間再生可能」といった機能(メーカによって「Fast Fuel機能」や「クイックチャージ」といった名称)に対応しているものもあるので、この点も要チェックです。
1万円以下 iPhone14用【AAC】完全ワイヤレスイヤホン おすすめランキング
それではここから、iPhone14用のコーデック「AAC」に対応した完全ワイヤレスイヤホンのおすすめ製品を、ランキング形式で発表していきたいと思います。
紹介する製品の中には、コーデックが「aptX Adaptive」や「aptX HD」、「LDAC」にも対応しているものがあるので、Androidスマホと2台持ちしている場合などには、この点も考慮すると良いですね。
前述のように、「SBC」はBluetoothイヤホンが基本として対応する標準コーデック。ですので、以下に紹介する製品のすべてが「SBC」に対応しています。
第1位:Anker Soundcore Life P3
8,990円(税込)
【AAC】3モードのウルトラノイズキャンセリング、外音取込みも可能、ゲーミングモードも搭載、「イヤホンを探す」機能に対応
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環境に合わせてノイズキャンセリングを以下の3つのモードから選べるという「ウルトラノイズキャンセリング」に対応した製品。3つのモードは、「交通機関モード」(乗り物のエンジン音を最小限に抑える)、「屋外モード」(車の走行音や風の音を低減)、「屋内モード」(周囲の会話や足音などの騒音を低減)となっています。外音を取り込むことも可能。
また、「ゲーミングモード」も搭載し、ゲームプレイにおけるサウンドを臨場感あふれるものにしてくれます。これらは、同社の「Soundcoreアプリ」によって簡単に設定を変更できるので、使い勝手がよいですね。
マイクの性能も高く、ノイズリダクション機能を搭載したマイクを片側に3つ(両方で計6つ)採用しているので、電話やWEB会議などでの通話の音声をよりクリアなものにしてくれます。
付属するイヤーチップのサイズはXS、S、M、L、XLと多いので、より自分の耳に合うものを選ぶことができますね。
紹介しているのはブラックで、他のカラーバリエーションとしてオフホワイト、コーラルレッド、ネイビー、ライトブルーがあります(以下は、オフホワイトのモデルです)。
Anker Soundcore Life P3(ワイヤレス イヤホン Bluetooth 5.0)【完全ワイヤレスイヤホン / Bluetooth5.0対応 / ワイヤレス充電対応/ウルトラノイズキャンセリング/外音取り込み / IPX5防水規格 / 最大35時間音楽再生 / ゲーミングモード/専用アプリ対応/通話ノイズリダクション/PSE技術基準適合】オフホワイト
9,990円(税込)
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第2位:Anker Soundcore Life P2 Mini
4,490円(税込)
【AAC】コンパクト・軽量でも大型の10㎜ドライバー搭載で、3つのイコライザーモードから選べる
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この製品はコンパクトな軽量モデルなのですが、大型の10㎜ドライバーを搭載していることが特徴。これにより、パワフルなサウンドを実現しています。そして、イコライザーモードを3つ搭載し、バランスの取れた「通常モード」、低音を増幅させた「低音モード」、音声をクリアに強調する「ボーカルモード」の切り替えができます。
付属するイヤーチップのサイズは前出の同社製品と同様にXS、S、M、L、XLで、多くのユーザーに適合します。
紹介しているのはブラックで、他のカラーバリエーションとしてオフホワイト、ネイビー、ピンク、ミントグリーンがあります。
Anker Soundcore Life P2 Mini(ワイヤレス イヤホン Bluetooth 5.2)【完全ワイヤレスイヤホン / Bluetooth5.2対応 / IPX5防水規格 / 最大32時間音楽再生】ピンク
4,990円(税込)
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第3位:KAYOWINE T9
3,880円(税込)
【AAC】充電ケースの充電状況を%表示、10㎜の大型ドライバーを採用、防塵・防水等級はIPX7、コスパの良い製品
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一目で分かる特徴は、充電ケースのバッテリー残量を%で表示できること。確実に残量を把握しながら使えるので、「使いたいときにバッテリーがない!!」という事態を防ぐことができますね。
搭載しているドライバーは10㎜と大型で、クリアで自然な広がりの音を届けてくれるでしょう。また、防塵・防水等級はIPX7(一定の水圧で一定時間〔30分間〕水中に浸かっても有害な影響がない)という、防水性能のかなり高い製品です。
ただし、アクティブノイズキャンセリングには対応していませんし、その他のイコライザー的な機能もありません。その分、価格が抑えられているので、コスパ重視なら選んでみたい製品ではないでしょうか。
第4位:Anker Soundcore Liberty Neo 2
5,990円(税込)
【AAC】3層構造の8㎜ドライバー搭載、再生時間は最大40時間(充電ケース使用時)、IPX7の完全防水
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高音・低音それぞれの出力を強化した3層構造の8㎜ドライバーを搭載し、迫力あるサウンドを実現した製品。そして、充電ケース使用時の再生時間が最大40時間とかなり長いので、少し遠出したときなどでも安心感がもてます。
さらに、防塵・防水等級はIPX7(一定の水圧で一定時間〔30分間〕水中に浸かっても有害な影響がない)という、防水性能のかなり高い製品です。付属するイヤーチップのサイズは前出の同社製品と同様にXS、S、M、L、XLとなっています。
紹介しているのはブラックで、他のカラーバリエーションとしてオフホワイト、ネイビーもあります(以下は、ネイビーのモデルです)。
Anker Soundcore Liberty Neo 2(ワイヤレス イヤホン Bluetooth 5.2)【完全ワイヤレスイヤホン/ワイヤレス充電対応 / IPX7防水規格 / 最大40時間音楽再生 / 専用アプリ対応/PSE技術基準適合】ネイビー
6,490円(税込)
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第5位:Hamcoc 耳掛け式 Bluetooth イヤホン
3,118円(税込)
【AAC】落下しにくい耳掛け式イヤホン、10㎜の大型ドライバーを採用、制振ABSのハウジング、充電ケースの充電状況を%表示、防塵・防水等級はIPX7
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耳掛け式のワイヤレスイヤホン。耳掛け部分はしっかりとフィットするソフトで柔軟性のある素材を採用しているので、激しい運動をしても外れにくくなっています。ジョギングやランニング、縄跳びなどをする際には適していますね。
ドライバーは10㎜と大きく、重底音かなりしっかり響いてくれるでしょう。また、ハウジング(筐体)には制振ABSを採用し、邪魔な振動を抑えて解像度の高い高音質を実現しています。
また、充電ケースのバッテリー残量は%表示となっていて、一目で残りを把握することができるのも嬉しいですね。さらに、イヤホンのバッテリー残量も充電ケースでメモリ表示してくれます。防塵・防水等級はIPX7(一定の水圧で一定時間〔30分間〕水中に浸かっても有害な影響がない)となっています。
第6位:Anker Soundcore Life A3i
6,990円(税込)
【AAC】耳にぴったりと収まるフィット感、大型の10mmのドライバーを搭載、アクティブノイズキャンセリングに対応
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耳にぴったりと収まるフィット感を実現した、コンパクトで軽量な製品。それでも、大型の10mmドライバー搭載し、パワフルなサウンドを実現しています。
アクティブノイズキャンセリングに対応し、周囲のエンジン音などの低周波ノイズを除去してくれます。もちろん、外音を取り込むことも可能。また、ノイズリダクション機能を搭載したマイクを片側に2つ(両方で計4つ)搭載しているので、通話音声もクリアです。
紹介しているのはブラックで、他のカラーバリエーションとしてオフホワイトもあります。
Anker Soundcore Life A3i (ワイヤレスイヤホン Bluetooth 5.2)【完全ワイヤレスイヤホン / アクティブノイズキャンセリング / 最大36時間音楽再生 / 外音取り込み / 専用アプリ対応 / IPX5防水規格】オフホワイト
6,990円(税込)
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第7位:SOUNDPEATS Air3
5,380円(税込)
【AAC、aptX Adaptive、aptX】振動板に植物由来の「バイオセルロース」を採用、ブランド史上最小・最コンパクトの製品
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音質や遅延性能を自動的にリアルタイムで変化させる「aptX Adaptive」に対応した製品。ドライバーは14.2㎜と大きく、しかも振動板には植物由来の繊維から作られた「バイオセルロース」素材を採用しています。この素材は、硬さ、軽さ、不調和な振動の適度な吸収など、音質面での優位性を高めてくれます。
また、マスター/スレーブとして接続して、マスター側と反対側の信号をスレーブ側にミラーリングする「TrueWireless Mirroring」技術にも対応。これにより、左右同時接続、通信の安定化、低消費電力などのメリットを享受できます。
こうした性能を有していても、最新技術により筐体に詰め込んで、ブランド史上最小・最コンパクトなデザインを実現しています。なので、小柄な女性や子どもでも装着感が良く、ポケットなどに入れて持ち運ぶのに適していますね。
ただし、インナーイヤー型(オープンタイプ)なので、遮音性には期待できず、音漏れに心配があります。また、アクティブノイズキャンセリングには非対応で、防塵・防水仕様でもありません。
第8位:SOUNDPEATS Sonic
6,480円(税込)
【AAC、aptX Adaptive、aptX】日本人の聴覚特性に合わせたチューニング、同時接続技術の「TWS Mirroring」に対応、誤操作の少ない物理ボタンを採用
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音質や遅延性能を自動的にリアルタイムで変化させる「aptX Adaptive」に対応した製品。また、6mm径のドライバーは、音響エンジニアによって日本人の聴覚特性に合わせたチューニングがされています。
そして、「TrueWireless Mirroring」に対応している点にも要注目。これは、片側を “マスター” 、もう片方を“スレーブ”として接続し、マスター側と反対側の信号をスレーブ側にミラーリングするという技術で、左右同時接続、通信の安定化、低消費電力などのメリットがあります。
それから、タッチ操作の製品が多い中、この製品では物理ボタンを採用していることも特徴です。これにより、「ちょっと触れただけで反応してしまう」といった誤操作が防げるようになりますね。
第9位:Anker Soundcore Liberty Air 2
6,999円(税込)
【AAC、aptX】個人のプロファイルを作成するHearID機能を搭載
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この製品は、メーカーが無料で提供している「Soundcoreアプリ」で音の聞き取りやすさを測定し、自分だけのHearing Profileを作成してくれる「HearID」を搭載しているのが特徴です。
また、デフォルトで22種類のイコライザーが用意されているので、より好みに合う音質を選択することもできます。
紹介しているのはブラックで、他のカラーバリエーションとしてホワイト、ピンクもあります(以下は、ホワイトのモデルです)。
Anker Soundcore Liberty Air 2(ワイヤレス イヤホン Bluetooth 対応)【完全ワイヤレスイヤホン / Bluetooth5.0対応 / ワイヤレス充電対応 / IPX5防水規格 / 最大28時間音楽再生 / HearID機能/Qualcomm aptX™ / cVc8.0ノイズキャンセリング / PSE技術基準適合】ホワイト
8,980円(税込)
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第10位:Anker Soundcore Liberty 2 Pro【第2世代】
8,990円(税込)
【AAC、LDAC】独自の同軸音響構造 (A.C.A.A) による高音質、
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ハイレゾのLDACに対応した製品。バランスドアーマチュアドライバーとダイナミックドライバーを同軸上に配置したという、独自の同軸音響構造 (A.C.A.A)により、高音と低音が調和したサウンドを届けてくれます。
そして、前出の同メーカーの製品と同じく、「Soundcoreアプリ」によって自分だけのHearing Profileを作成してくれる「HearID 2.0」を搭載しています。また、外音取り込みモードに対応し、モードを切り替えて会話や公共施設のアナウンス等の外音を取り込むことができます。
付属のイヤーチップは、サイズがXS / S / M / M+ / L / L+ / XLの7種類もあり、さらにイヤーウィングはS / M / Lの3種類。この組み合わせの中から自分の耳の形に合うものを選べば、快適な装着感が得られるでしょう。
ただし、アクティブノイズキャンセリングには対応していないのが残念なところですね…。
おわりに
今回は、iPhone14に対応した、コーデックが「AAC」の完全ワイヤレスイヤホンのおすすめを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
従来のイヤホンはケーブルが伸びていて、煩わしさを感じることがありましたね。こうした呪縛は、完全ワイヤレスイヤホンならありません。上記のランキングを参考にして完全ワイヤレスイヤホンを入手し、より自由に大好きな音楽を満喫してくださいね。