



iPhone 14では独立したイヤホンジャックがなく、充電/同期用のLightning端子のみですよね。そのため、有線のイヤホンのユーザーは「充電しながら、有線のイヤホンで音楽も聞きたい」という場面で少し困った状況となることもしばしば…。
というわけで今回は、Lightningケーブルと有線イヤホンの同時接続が可能となる、iPhone 14用のイヤホン変換アダプタのおすすめ製品を紹介したいと思います。
目次
iPhone 14用イヤホン変換アダプタの選び方
それでは早速、iPhone 14用イヤホン変換アダプタを選ぶポイントを見ていきましょう。
形状で選ぶ(サイズ感・ケーブルの取り回しなど)
変換アダプタの形状には、以下のようにいくつかのタイプがあります。特に、ケーブルの有無やイヤホンとの接続部のサイズ感などは使い勝手に大きく影響するので、自分が使用するシーンを思い浮かべながら検討しましょう。
ケーブル+イヤホン・電源接続部のユニット
出典:www.amazon.co.jp
ケーブルの端にLightning端子があり、もう一方の端にLightningポート/3.5㎜ミニジャックのあるイヤホン・電源接続部があるタイプ。構造がシンプルで、最も一般的な形状なので、「イヤホン変換アダプタ」と聞くとこのタイプを思い浮かべる人が多いかもしれません。
ただし、この形状の製品は全体のサイズが大きくなりがちです。また、ケーブルの劣化などによる断線の心配もあります。
ケーブルなしのタイプ
出典:www.amazon.co.jp
ケーブルがなく、Lightning端子とイヤホン・電源接続部が一体になったタイプ。左右にあるLightningポート/3.5㎜ミニジャックに、充電用と音楽用のケーブルを接続して使用します。ケーブルがない分コンパクトサイズとなっています。
ただし、接続したイヤホンと充電ケーブルが反対方向に伸びるので、ケーブルの取り回しは面倒になりがちです(端子部分が90°になったL型ケーブルを使用すると良いかも)。
2股ケーブルのタイプ
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ケーブルの端にLightning端子があり、もう一方が2股になっていて、それぞれの端にLightningポート/3.5㎜ミニジャックがあるタイプ。充電ケーブルとイヤホンケーブルがそれぞれ延長されるので、可動範囲が広がります。
ただし、2股ケーブルなので、耐久性に心配があるかもです。
ポートの種類で選ぶ(Lightningポート/3.5㎜ミニジャック)
出典:www.amazon.co.jp
出典:www.amazon.co.jp
変換アダプタには、Lightningポート+3.5㎜ミニジャックが搭載されているものと、Lightningポート×2基が搭載されているものがあります。なので、使用するイヤホンが3.5㎜ミニプラグなのかLightning端子なのかで、どちらの製品にするかを決めましょう。
高音質への対応で選ぶ(24bit/48kHz)
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変換アダプタによって充電と音楽鑑賞が同時にできるようになっても、アダプタ経由のために音質が低下してしまっては残念ですよね。音質にこだわるなら、24bit/48kHzの高音質に対応した製品にすると幸せになれますよ。
急速充電への対応で選ぶ(2.0A以上)
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変換アダプタによっては、接続によって電気的な抵抗が増すことで充電速度が遅くなってしまうものもあります。これだと、少し使いにくいですよね。こうした状況にならないためには、2.0A以上の急速充電に対応したモデルを選ぶと良いでしょう。
リモコン操作・通話・データ転送などへの対応で選ぶ
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変換アダプタには、接続してもリモンコン操作、通話、データ転送が可能なものと、そうでないものがあります。そのため、リモンコン操作と通話への対応が必要なのかを考えて、製品を選びましょう。
また、USBポート(USB On-The-Go〔OTG〕に対応)を搭載し、マウス、キーボード、USBメモリなどを接続できる製品もあるので、この点も選ぶポイントになります。
これは、USB機器同士を接続して使うための規格です。
従来規格では、PCが“ホスト”で、USB機器が“クライアント”という関係になって、PCからUSB機器の操作を行っていました。つまり、USB機器を使用するには、PCが必須だったということです。
しかし、たとえば「スマホでマウスを使いたい」というように、USB機器同士での接続へのニーズが大きくなってきました。そこで登場したのが、USB OTG(On-The-Go)です。この規格の登場により、PCがなくても、USB機器同士を接続して使用することができるようになり、上記のような「スマホでマウスを使用する」といった状況が可能となりました。
【ケーブル+イヤホン・電源接続部のユニット】イヤホン変換アダプタ おすすめ製品
それではここから、iPhone 14用イヤホン変換アダプタのおすすめ製品を紹介していきたいと思います。
まずは、「ケーブル+イヤホン・電源接続部のユニット」のおすすめ製品を紹介し、次に「ケーブルなしタイプ」のおすすめ製品、「2股ケーブルタイプ」のおすすめ製品と続きます。
TOMPOL イヤホン変換アダプタ
799円(税込)
Lightningポート+3.5㎜ミニジャック、高音質と急速充電に対応
出典:www.amazon.co.jp
形状はケーブル+イヤホン・電源接続部のユニットで、Lightningポート+3.5㎜ミニジャックを搭載した製品。高音質(24bit/48kHz)と急速充電に対応しています。
ただし、リモコン操作と通話には対応していないため、それらが必要ないユーザーに適応します。
KPG iPhoneイヤホン 変換アダプタ
854円(税込)
Lightningポート×2基、多機能で使いやすい製品
出典:www.amazon.co.jp
形状はケーブル+イヤホン・電源接続部のユニットで、Lightningポート×2基を搭載した製品。高音質(24bit/48kHz)、急速充電(2.1A)、リモコン操作、通話に対応した、多機能な変換アダプタとなっています。
ただし、データ転送には対応していません。
HOYULLI iPhone イヤホン変換アダプタ 3in1
1,299円(税込)
3.5㎜ミニジャックのイヤホンとLightningのイヤホンの両方に対応、高音質でリモコン操作と通話に対応
出典:www.amazon.co.jp
形状はケーブル+イヤホン・電源接続部のユニットで、Lightningポート(充電用)+3.5㎜ミニジャック+Lightningポート(イヤホン用)を搭載した製品。なので、3.5㎜ミニジャックのイヤホンと、Lightningのイヤホンの両方が使えるということになります。両方のイヤホンを持っているユーザーには、便利な仕様ですね。そして、高音質で、リモコン操作と通話に対応しています。
ただし、急速充電とデータ転送には対応していません。それから、イヤホン用のポートが2つあるので、外形寸法がやや大きくなりますね。
UWECAN iPhone 変換アダプタ 3in1 OTG対応
1,999円(税込)
USB-Aポートを搭載、USBメモリやマウスなども使用可能
出典:www.amazon.co.jp
形状はケーブル+イヤホン・電源接続部のユニットで、Lightningポート+3.5㎜ミニジャックを搭載した製品。最大の特徴は、見てのとおりUSB-Aポート(USB On-The-Go〔OTG〕に対応)があることですね。これがあれば、USB機器(マウス、キーボード、USBメモリなど)を使用することが可能になります。
ただし、USB-Aポートがある分、外形寸法なサイズが少し大きいですね。この点を気にしないのであれば、導入してみてもよいのではないでしょうか。
SVYHUOK iPhone イヤホン変換アダプタ
1,099円(税込)
Lightningポート+3.5㎜ミニジャック、L型のLightning端子を採用、コンパクト収納、高音質再生に対応
出典:www.amazon.co.jp
形状はケーブル+イヤホン・電源接続部のユニットで、Lightningポート+3.5㎜ミニジャックを搭載した製品。Lightning端子の部分がL型となっているので、iPhoneに接続したときにケーブルが邪魔になりにくくなっています。また、Lightning端子を本体自身Lightningポートに指すことで、コンパクトに収納することができます。
機能的には高音質(24bit/48kHz)、急速充電(2.1A)に対応。リモコン操作と通話、データ転送には対応していません。
紹介しているのはブラックで、他のカラーバリエーションとしてシルバーもあります。また、同シリーズでLightningポートが2基のモデルもあります(以下は、シルバーのLightningポート2基のモデルです)。
SVYHUOK Lightning 変換アダプタ ジャック 充電 ケーブル 充電 イヤホン変換アダプター iphone 分岐ケーブル lightning 変換ケーブル コネクタ 二股接続 Lightning 充電 +Lightningオーディオライン ステレオ イヤホン・ヘッドホンアダプター アップル純正品素材やチップを採用. 全てのiosシステムを兼容できる 例えば:iPhone 11/11 Pro/Xs/Xs max/Xr/8/8plus/7/7plus/6/6plus/5 iPad mini/Air . 通話可能 音楽再生 急速充電 音楽調節 4in1 . (lightning変換lightning+ lightning) (シルバー-B)
1,099円(税込)
出典:www.amazon.co.jp
【ケーブルなしタイプ】イヤホン変換アダプタ おすすめ製品
続きまして、「ケーブルなしタイプ」のおすすめ製品を紹介していきたいと思います。
TOMPOL iPhone イヤホンジャック 2in1
1,199円(税込)
Lightningポート+3.5㎜ミニジャック、ミニマムサイズ
出典:www.amazon.co.jp
形状はケーブルなしのタイプで、イヤホン・電源接続部にLightningポート+3.5㎜ミニジャックを搭載した製品。デザインが洗練された印象で、iPhoneとマッチしそうですよね。
機能的には、高音質(24bit/48kHz)、急速充電は対応しています。リモコン操作、通話、データ転送には対応していません。
TOMPOL iPhone 変換アダプタ 2in1
699円(税込)
Lightningポート×2基、アルミ合金製のボディ、充実した機能の製品
出典:www.amazon.co.jp
形状はケーブルなしのタイプで、イヤホン・電源接続部にLightningポート×2基を搭載した製品。ボディはアルミ合金製で、デザインもシンプルなので、アップル製品と親和性が高いですね。
機能は充実していて、データ転送以外の高音質(24bit/48kHz)、急速充電(2.1A)、リモコン操作、通話に対応しています。
Generic iPhone イヤホン変換アダプタ 2in1
820円(税込)
Lightningポートが2基、コンパクトサイズ、コスパは最高
出典:www.amazon.co.jp
形状はケーブルなしのタイプで、イヤホン・電源接続部にLightningポート×2基を搭載した製品。なかなかのコンパクトサイズなので、ミニマルな製品を望んでいたユーザーに適していますね。
機能的には、リモコン操作と通話に対応しています。ただし、高音質、急速充電、データ転送には対応していません。それでも、コスパはかなり良いので、入手してみてもよいかもしれません。
【2股ケーブルタイプ】イヤホン変換アダプタ おすすめ製品
最後に、「2股ケーブルタイプ」のおすすめ製品を紹介していきたいと思います。
TOMPOL iPhone イヤホン変換 二股
988円(税込)
Lightningポート×2基、シンプルな形状の製品
出典:www.amazon.co.jp
形状は2股ケーブルのタイプで、ケーブルそれぞれにLightningポートを搭載した製品。かなりシンプルで、2本のケーブルが同じ形状しているので、見分けるためのマークは付いていますが、接続ミスに気をつける必要がありそう。
機能的には、急速充電、リモコン操作、通話に対応しているので、使い勝手は良さそう。ただし、高音質、データ転送には対応していません。
TOMPOL iPhone 変換アダプタ 二股ケーブル
899円(税込)
Lightningポート+3.5㎜ミニジャック、ケーブルは耐久例に優れたTPE素材
出典:www.amazon.co.jp
形状は2股ケーブルのタイプで、それぞれのケーブルにLightningポート+3.5㎜ミニジャックを搭載した製品。ケーブルは耐久例に優れたTPE素材を採用し、断線しにくくなっています。
機能的には、高音質(24bit/48kHz)と急速充電(2.1A)に対応。リモコン操作、通話、データ転送には対応していません。
おわりに
今回は、iPhone 14用イヤホン変換アダプタのおすすめ製品を、「ケーブル+イヤホン・電源接続部のユニット」、「ケーブルなしタイプ」、「2股ケーブルタイプ」で分けて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
iPhoneなどのモバイル機器は、バッテリーの残量が“生命線”とも言えますよね。なので、今回の記事を参考にして是非、イヤホン変換アダプタを導入し、バッテリーを気にすることなく、好きな音楽をいつまでも聞き続けてくださいね。